【高齢者向け】いつものパタカラ体操をアレンジしてみよう!
食事の前などに「パタカラ体操」を取り入れている高齢者施設は多いようです。
「パ、タ、カ、ラ」と、発声しながらおこなう口と舌を使った、高齢者の方にとって大切な口腔体操です。
「パタカラ体操」はお口周りのトレーニングによって誤嚥を防止したり、会話を楽しむことにつながります。
ですが、いつもと同じ体操の繰り返しだと、マンネリ感を感じてしまいますよね。
そこで、アレンジを加えた「パタカラ体操」に挑戦してみましょう!
今回は、手拍子を加えたり替え歌風にするなど、工夫を凝らしたものを集めました!
高齢者の方に口腔体操の時間も、楽しんでいただきたいですね。
【高齢者向け】いつものパタカラ体操をアレンジしてみよう!(31〜40)
パタカラ替え歌

滑舌や口の筋肉を鍛える「パタカラ体操」を歌に合わせておこなっていくレクリエーションです。
曲に合わせてパタカラ体操を進めることで、単純な体操に飽きてしまった人でも楽しく口を動かしてもらえますよ。
手順はとてもシンプルで、音程がわかりやすい曲をチョイスし、そのメロディーに「パタカラ」を当てはめて歌ってもらいます。
連続して同じ音を出すことで滑舌のスピード感が鍛えられますし、同じ口の形で音程を変えるのでのども鍛えていける内容ですね。
曲のチョイスや「パタカラ」の配置などを変えていって、どのような歌詞になるのかを考える要素を加えるのもオススメですよ。
いろんな動物で体操

食事の前などに、パタカラ体操を取り入れている高齢者施設は多いですよね。
「いつもと同じではなく、アレンジを加えたい」と思ったときやネタ切れのときに、オススメなパタカラ体操をご紹介します。
高齢者の方にパ、タ、カ、ラから始まる動物を挙げてもらいます。
例えばパなら「パンダ」やタなら「タヌキ」などありますよ。
挙げていただいたら、単語を数回言っていただきましょう。
単語は、動物以外にも身近にあるものでも大丈夫です。
口腔体操のネタを高齢者の方と一緒に考えることも楽しめますね。
単語を考えてもらうことも、脳トレにつながりますよ。
お玉じゃくしは蛙の子で体操

パタカラ体操を、童謡『おたまじゃくしは蛙の子』にアレンジして取り組んでみませんか?
「パ、タ、カ、ラ」がそれぞれに付くよう「植物」や「動物」に歌詞を変えていきます。
パ、タ、カ、ラが付く言葉は、クイズ形式で高齢者の方から挙げていただいてもいいですね。
挙げた言葉に合った文章を、歌詞にあてはめて歌っていきます。
『おたまじゃくしは蛙の子』は、高齢者の方も一度は歌ったことがある方が多いので、挑戦しやすいのではないでしょうか?
楽しみながら歌って、口や舌の筋肉や顔の筋肉を鍛えられますよ。
食事の食べこぼしや、誤嚥防止にぜひ挑戦してみてくださいね。
かえるのがっしょうの歌に合わせて体操

食事の前に口腔体操をする高齢者施設は多いですよね。
私たちは、食事の際に、口以外に首や肩の筋肉を使います。
今回の口腔体操では、童謡『かえるの合唱』の曲に合わせて、全てを動かしてトレーニングできますよ。
体を動かし歌詞をパタカラに変えて歌うなど、一曲の歌の中でたくさんの体操が可能です。
ユーモラスな雰囲気のある曲調の『かえるの合唱』なら、高齢者の方も和やかな気持ちで体操に取り組んでいただけるかもしれませんよ。
いつもの口腔体操にアレンジがきいた『かえるの合唱』の体操を取り入れて挑戦してみてくださいね。
サザエさんの曲に合わせて体操

この動画では、なじみのある歌にあわせて口腔体操をおこないます。
体操といっても、いきなり体を動かすのは禁物です。
ラジオ体操と同様に深呼吸から始まって首を前後左右に回したら肩の上げ下げ、そして舌や口周りの体操へと進めます。
舌を動かしたり頬や首をマッサージすることで唾液が出やすくなり、「噛む」「飲み込む」動作がスムーズになるので、誤嚥防止にもつながります。
今回、おなじみの歌として、放送開始から50年以上続くテレビアニメ『サザエさん』のオープニング曲を取り上げています。
知っている方が多いと思うので、取り組んでみてくださいね。