【高齢者向け】あいうべ―体操でお口から健康に!
高齢者施設やデイサービスでは体操レクをたくさんすると思いますが、あいうべー体操はあまり聞いたことがないのではないでしょうか。
あいうべ―体操はお口まわりの筋肉を動かす体操なんです。
舌の筋肉がきたえられて自然に鼻呼吸になるそうですよ。
鼻呼吸は心身のリラックス効果に最適。
また、加齢によるたるみの改善にもつながるそうなのでいいことづくめですよね。
さらに口腔内の状態も良くなるのでご飯を食べるのが楽しくなりそうです。
【高齢者向け】あいうべ―体操でお口から健康に!(1〜5)
あいうべ体操でインフルエンザ予防

インフルエンザの対策をおこなっている、高齢者施設は多いのではないでしょうか?
手洗い消毒の徹底やマスクの着用など入念な対応をしているかと思います。
インフルエンザ予防になる、高齢者の方にも簡単にできる「あいうえべ体操」をご紹介します。
口を大きく開き、口を横に広げて発声していきます。
「べー」のところでは舌を突き出して下に伸ばしますよ。
この口と舌の動きによって、息をするとき、口呼吸ではなく鼻呼吸ができる舌の位置になるそうです。
鼻呼吸にすることで、体内に異物が侵入することを防ぎ、加湿された空気を体内に取り入れられるそうです。
インフルエンザも防ぐことにつながりますよ。
あいうべ体操クラシック

風邪やインフルエンザの対策に行っている「あいうべ体操」に、クラシックの要素を加えてみましょう。
使用する曲は『ジムノペディ』のようなゆったりとしたメロディのものでもいいですし、高齢者の方がお好きなクラシックでもいいですね。
自分の好きなクラシックで体操ができると、高齢者の方も楽しめますね。
メロディーに合わせて「あ、い、う、べ」と口を大きくしたり、舌を突き出して下げますよ。
特に、秋や冬など空気が乾燥する季節にオススメしたい体操です。
ぜひ、取り組んでみてくださいね。
あいうべ体操にらめっこ

「あいうべ体操」に「にらめっこ」も加えた、笑いのある体操ですよ。
介護施設などでも、もちろん楽しめますし、ご家庭でもお孫さんたちと取り組めそうですね。
高齢者の方の中には、ほかの方と交流が少ない方もいらっしゃるかもしれませんね。
にらめっこの、あいうべ体操なら体操を通してほかの方とも交流や笑顔が生まれますよ。
ゲームとしてレクリエーションにも、簡単にできるのでオススメですよ。
楽しみながら、お口の体操をしていきましょう。
あいうべ体操きらきら星

お食事の前などに、口腔体操をする介護施設は多いですよね。
口腔体操をする目的に、ごえん防止や食べこぼしなど食べることや発音をよくするなどが挙げられますよね。
今回は童謡『きらきら星』のメロディに合わせた口腔体操をご紹介します。
童謡など、ご存じの高齢者の方が多い曲を利用すると体操に取り組みやすいですよ。
歌詞を「あいうべ」に変えて、発声することで舌や口周りの筋肉を鍛える効果が期待できます。
顔の表情の筋肉も鍛えられるので、表情のある会話もスムーズになりそうですね。
コミュニケーションにも役立つ体操なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
足踏みあいうべ体操

「あいうべ体操」をしながら「足踏み」もしていきましょう。
口を「あ」や「い」と動かす、あいうべ体操に慣れてきた高齢者の方にオススメしたい体操です。
足踏みを加えることで、足の付けにある「腸腰筋」や「腹筋群」も鍛えられますよ。
さらにお尻の筋肉もトレーニングできるそうです。
高齢者の方がバランスを保てることにつながり「転倒防止」にも役立ちます。
この体操でポイントなのは、発声するときに大きく口を動かしたり、舌を出すことですよ。
会話する時よりもできる範囲でオーバーにすることで、効果が期待できます。
ぜひ今回の体操をご活用くださいね。