【楽々!ペットボトルボーリング】高齢者向け
今回の記事は、「ペットボトルを使ったボーリングゲーム」をたくさんご紹介しますよ。
ボーリングはとても盛り上がるゲームですよね。
けれど、倒したピンを元に戻す作業に手間がかかるのが正直なところ。
そんな片付けを、楽々とできるアイデアをご紹介します。
他に、扇子を使うゲームや、ゲートボールのように転がす面白い取り組みもあります。
机を使いイスに座ったり、足で蹴ったり。
高齢者の方の状態に合わせて、選んでみてくださいね。
【楽々!ペットボトルボーリング】高齢者向け(1〜10)
吊るして使うボーリング

ボウリングが大流行していた昭和時代。
ボウリングで楽しんでいた高齢者の方も多いのではないでしょうか?
実際のボウリング場では、ボールを投げる前にピンが上から並んだ状態で下がってきますよね。
ペットボトルのピンにヒモを付けることで、リアルに再現できるんですよ。
10本のペットボトルそれぞれに、キャップの部分にヒモを付けます。
ゲームが終わったら、10本のヒモをまとめてピンの上で引っ張りましょう。
再びきれいに、10本のペットボトルが三角形に並ぶ仕組みです。
上でペットボトルをつるすヒモの位置を調整することがポイントですよ。
ボウリングの思い出も振り返っていただけそうですね。
キックボーリング

楽しみながら足の運動にもなる、キックボウリングのご紹介です。
年齢を重ねると体を動かす機会が少なくなってきます。
体を動かすことが少なくなると、体のバランスや歩行機能が低下し、転倒や骨折につながりますよ。
さらに、骨折から寝たきりの原因になることも。
水を入れたペットボトルに、足でボールを蹴って倒すキックボウリングで体を動かしてみましょう。
たくさんの高齢者の方と、楽しみながらボウリングで足を中心に体を動かせますよ。
手すりの代わりとして、ボールを蹴るときに椅子などを用意しておくと安全です。
ボールを蹴ることが難しい高齢者の方もいらっしゃるかと思います。
高齢者の方に合わせて工夫して、楽しんでくださいね。
イスの下をくぐるボーリング

ピンとボールを転がす間に障害物があったら、さらに面白いゲームになるかもしれませんよ。
ボウリングはピンをよく見て、倒れるようにコントロールしながらボールを転がしますよね。
今回は障害物に椅子を並べてみましょう!
四脚の椅子の間から見えるペットボトルのピンを目掛けてボールを転がします。
ピンがよく見えない状態でピンに当たると、いつものボウリング以上に達成感を感じていただけるかもしれませんね。
ピンに当たらず失敗しても、盛り上がりそうです。
ボールを転がすときも、椅子に座ってできるので高齢者の方も取り組みやすいのではないでしょうか。
工夫が詰まったボウリングなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【楽々!ペットボトルボーリング】高齢者向け(11〜20)
青空の下でおこなうボーリング

レクリエーションを楽しんでいる高齢者の方を見ていると、こちらまで嬉しい気持ちになってきます。
ですが、体操や運動など体を動かすレクリエーションは、参加していただける高齢者の方も限られてしまうことも。
そこで今回は体を動かすことが難しい高齢者の方に合わせた、ボウリングのアイデアです。
ボウリングは手でボールを持って、腕の力で転がしますよね。
腕や手を動かすことが難しい方なら段ボールで斜面を作り、そこにボールを置いて転がしてみてはいかがでしょうか?
斜面を利用してボールを転がす仕様なら、手や腕を動かすことが難しい方も、ボウリングに挑戦しやすくなりそうですね。
工夫次第で高齢者の方に楽しんでいただけますよ。
カラフルな飾りのボーリング

空のペットボトルをカラフルに装飾して、ボウリングのピンを作ってみましょう。
ペットボトルの中に、カラーテープや手芸用のポンポンなどを入れます。
小さい鈴も入れると倒れたときに、かわいい音がしますよ。
ペットボトルの本体には、顔のパーツのシールで1本ずつ違う顔のピンにしても楽しめます。
キャップにはマスキングテープやシールなどでデコレーションしましょう。
工作レクリエーションは指先を使うので、脳を刺激し活性化しますよ。
完成を想像して作り上げることも脳トレになり認知症予防に役立つそうです。
作っても楽しめ、ボウリングでも楽しめる作品ですね。
逆さに立てるボーリング

デイサービスや介護施設などのレクリエーションでボウリングを取り入れているところもありますよね。
ピンの代わりにペットボトルを使う事も多いかと思いますが、ボールが当たってもなかなか倒れないことはありませんか?
ボウリングでピンが倒れにくいと楽しみも半減してしまいますよね。
そこで、オススメな方法がペットボトルを逆さまに置く方法です。
ペットボトルの底を下にして置きますが、飲み口を下にして置いてみましょう。
たったこれだけで、ボールで倒れやすくなりますよ。
水を少しペットボトルに入れると、重りになって倒す難易度が上がります。
慣れてきたら徐々に難易度を上げて楽しんでみてはいかがでしょうか?
色々なルールのボーリング

ボウリングは通常10本のピンを倒して点数を競うゲームです。
いろいろなルールを作って、ボウリングを楽しんでみましょう。
例えばピンの数を減らしたり、ストライクやスペアの点数を変えるなどアレンジしてみてくださいね。
高齢者の方の中には、過去にボウリングを楽しんでいた時期がある方が多いようです。
本格的にスコア表も作って、倒れたピンを記入してみるのもオススメですよ。
ボウリングをしていた過去を思い出すきっかけにもつながります。
認知症の方なら、ボウリングで楽しみながら過去を思い出せそうですね。