高齢者の方の中には、ピアノを弾いてみたいという方もいるのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、初心者向けのピアノ曲です。
ピアノを始めるのが遅すぎるなんて決して思わないでください。
何歳からでも始められますし、高齢者の指先のリハビリにぴったりなんです。
高齢者施設でのレクリエーションにもオススメですし、趣味のひとつとしても役立ちますよ。
耳で音程をとり、指先で鍵盤から音色を奏でることで心身の活性化にもつながるでしょう。
この記事を読んで、高齢者向けのおすすめピアノ曲の参考にしてくださいね。
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【高齢者向け】初心者の方にオススメのピアノ曲(1〜10)
愛の喜びMartini

フランスの作曲家ジャン・ポール・マルティーニが作曲した歌曲であり、声楽やピアノ、バイオリンなどさまざまな形態で演奏されている名曲『愛の喜び』。
エルヴィス・プレスリーさんの『好きにならずにいられない』の原曲としても知られています。
穏やかなメロディーはピアノでも演奏しやすく、初めてピアノ演奏にチャレンジされる高齢者の方にピッタリ!
音をなめらかにつなげて美しいメロディーを奏でられるよう、指使いにも注目しながら練習できるとよいでしょう。
ノクターンFrederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した21曲のノクターンの中でも特に広く親しまれている『ノクターン第2番作品9-2』。
テレビや映画でもたびたび使用されているため、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?
美しいメロディーと柔らかな分散和音で構成されていますが、初めてチャレンジする場合は、和音を省いてしまうのも一つの手。
洗練されたメロディーと左手のベース音だけでも十分に原曲の世界観を味わえるので、まずはメロディーと左手のベース音を合わせる練習をし、慣れてきてから和音を足していくのもオススメです!
紅葉童謡

秋の歌といえば、この『紅葉』を思い浮べる方も多いはず!
「秋になるとレクリエーションの時間に必ず歌う」という施設も多いかもしれませんね。
長年口ずさんできて記憶に深く刻まれている歌は、ピアノでも再現しやすいので、ピアノ初挑戦の高齢者の方にもオススメの楽曲です!
歌いながら右手のメロディーを練習し、慣れてきたら1小節に1音ずつくらいで左手をプラスしていきましょう。
「ピアノで弾くと意外に難しいな」と思わせてしまわないよう、音の数を調節しながら進めてみてください!
別れの曲Frederic Chopin

フレデリック・ショパン自身が「こんな美しい曲は書いたことがない」と語ったというエピソードが残されているほど、非常に美しいメロディーと和声を持つ『別れの曲』。
ドラマやCM、映画などでたびたび使用されている穏やかな部分の間に、性格の異なる明るく快活な部分が挟まれています。
「別れの曲を弾けた!」といううれしさを実感できるのは、やはり有名な前半と後半のフレーズではないかと思います。
シンプルなアレンジの楽譜で、作曲者も自画自賛の美しい音楽を堪能してみてはいかがでしょうか?
タラのテーマMax Steiner

ベストセラーとなった長編時代小説を原作として1939年に製作されたアメリカ映画『風と共に去りぬ』のテーマ曲として有名な『タラのテーマ』。
映画を知らなくても、この曲の存在は知っているという方も多いのではないでしょうか。
シンプルな和声進行の中で、印象的で耳に残りやすいメロディーが繰り返されるため、スムーズにおぼえられピアノでの演奏もマスターしやすいはず!
映画を観たことのある方であれば、内容や当時のことを思い出しながらお話ししてくださるかもしれませんね。
愛の讃歌Marguerite Monnot

フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフさんの楽曲として知られる、マルグリット・モノーさん作曲の『愛の讃歌』。
日本では越路吹雪さんの歌唱で知られており、美空ひばりさんや本田美奈子.さんなどの著名なアーティストたちによってカバーされています。
メロディーはシンプルですが、和声の移り変わりがとてもおしゃれで美しいので、左手の伴奏をプラスできるとベスト!
楽曲の壮大な世界観を感じられるよう、連弾のサポート付きで演奏するのもオススメです。
エリーゼのためにLudwig van Beethoven

誰もが知っているピアノの名曲『エリーゼのために』。
交響曲やピアノ曲など、多くの作品を世に送り出したドイツロマン派を代表する作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの作品です。
もの悲しい冒頭のテーマを聴けば、誰もが曲名を思い浮べられるのではないでしょうか?
高齢者の中にも、弾いたことはなくても、記憶に残っているという方がいらっしゃるかもしれません。
名曲を自分の力で演奏できる喜びは、気持ちを前向きにしてくれるはず。
印象的なメロディーのみを取り出して練習してみるのもよいかもしれませんね。