【高齢者向け】ピアノで弾きたい名曲。クラシック・童謡など弾きやすい曲まとめ
ピアノの鍵盤に指を置いた瞬間、懐かしいメロディーが心によみがえる。
高齢者の方がピアノに挑戦するとき、どんな曲を選べば楽しく演奏できるでしょうか?
幼いころに歌った童謡や唱歌、そしてクラシックの名曲まで、穏やかで美しいメロディーの楽曲たちをご紹介します。
音数が少なく弾きやすいものから、少しずつステップアップできるアレンジのヒントまで、演奏する喜びを感じていただけるアイデアが満載です。
指先から奏でられる音楽は、高齢者の方の心を豊かにしてくれるでしょう。
まずは片手から、ゆっくり穏やかな気持ちでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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【高齢者向け】ピアノで弾きたい名曲。クラシック・童謡など弾きやすい曲まとめ(1〜10)
アヴェ・マリアFranz Schubert

穏やかで美しい旋律が心に響く、シューベルトの作品をお届けします。
もともとドイツ語の歌曲として1825年に作曲され、翌年に出版された本作は、後にラテン語の祈りの言葉があてられたことで宗教曲として広く親しまれるようになりました。
ゆったりとした三拍子のリズムと、シンプルな和声進行で構成されているため、落ち着いてメロディを追うことができます。
左手の伴奏は規則的で穏やかな流れを作り、その上に右手で優美な旋律を重ねていく構成です。
音数が少なく、テンポもゆったりしているので、一音一音を丁寧に響かせながら演奏できますね。
祈りや安らぎをテーマにした楽曲ですから、結婚式や教会などの荘厳な場面でも演奏される機会が多く、1940年公開のディズニー映画『ファンタジア』でも効果的に使用されました。
静かな時間に、心を込めて奏でてみてはいかがでしょうか。
早春賦作詞:吉丸一昌/作曲:中田章

1913年2月に出版された吉丸一昌さん作詞、中田章さん作曲の唱歌です。
暦の上では春でも、まだ冬の寒さが残る信州の風景を繊細に描いた本作は、春を待ちわびるもどかしさと期待が交錯する心情を丁寧に表現しています。
穏やかな長調の旋律は音域も無理がなく、なだらかに上下する音の流れが自然で歌いやすいのが魅力です。
右手でメロディーをおぼえたら、左手は基本的な和音から始めて、少しずつ伴奏をつけていくとよいでしょう。
「日本の歌百選」にも選ばれ、由紀さおりさん・安田祥子さん姉妹をはじめ多くの歌手が録音してきました。
春の訪れを心待ちにする季節に、ピアノで奏でてみてはいかがでしょうか。
夏の思い出作詞:江間章子/作曲:中田喜直

尾瀬の情景を描いたこの作品は、戦後間もない1949年6月にNHKラジオ歌謡で放送され、静かな感動とともに広まりました。
作詞の江間章子さんは戦時中に訪れた尾瀬のミズバショウに心を動かされ、「夢と希望のある歌を」という依頼に応えて詩を綴りました。
作曲の中田喜直さんは一度母から「お粗末」と言われ作り直したというエピソードも残っています。
本作は1962年にNHK『みんなのうた』で紹介され、音楽教科書にも掲載されました。
懐かしい旋律が記憶を呼び覚まし、情景が目に浮かぶような歌詞に心が引き寄せられます。
ピアノで弾いてみると、シンプルな音の運びが心地よく、ゆったりとしたテンポで演奏を楽しめるでしょう。
おぼろ月夜作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

春の夕暮れの田園風景を描いた唱歌で、菜の花畑や霞む空、淡い月の光が情景豊かに表現されています。
高野辰之さんと岡野貞一さんのコンビが手がけ、1914年に『尋常小学唱歌 第六学年用』に掲載された作品です。
穏やかで覚えやすいメロディーは口ずさんできた方も多いはず。
記憶に深く刻まれている曲なら、ピアノでの再現も取り組みやすいでしょう。
右手でメロディーを弾きながら歌い、慣れてきたら左手を少しずつ加えていくのがオススメです。
昔を懐かしむ時間にもなるかもしれませんね。
アメイジング・グレイス讃美歌

「すばらしい恵み」を意味する讃美歌として、世界中で愛され続けてきた本作。
作詞者ジョン・ニュートンの波乱に満ちた人生と深い悔恨が、シンプルで美しい旋律に込められています。
1772年に作詞され、1835年にアメリカで現在の旋律と結びついて以来、黒人霊歌やゴスペル、フォークソングとしても歌い継がれてきました。
日本では本田美奈子.さんや白鳥英美子さん、中島美嘉さんらがカバーしました。
3拍子の穏やかな流れと限られた音域は、ピアノでゆっくりと弾くのにぴったり。
懐かしいメロディを指先でたどりながら、心静かなひとときを過ごしたい方にオススメの一曲です。



