みんなで声を重ね合わせる輪唱は、心が自然とひとつになる不思議な魅力がありますね。
高齢者の方にとって、懐かしいメロディを輪唱で歌う時間は、脳の活性化にもつながるすてきなひとときです。
「春の小川」や「もみじ」といった名曲は、シンプルなメロディだからこそ輪唱で歌いやすく、世代をこえてみんなで楽しめますよ。
そのほか懐かしい童謡や唱歌など、高齢者の方にも聞きなじみのある楽曲を多数取り入れました。
高齢者施設のレクリエーションにはもちろん、お孫さんとの交流の機会にもぴったりです。
心温まる歌声が響き合う空間で、懐かしい思い出話に花を咲かせてみませんか?
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【高齢者向け】心が温まる輪唱曲。懐かしい名曲で歌声を重ねよう(1〜10)
秋の歌NEW!作詞作曲:峯陽

秋の季節、子どもたちの成長とワクワクする気持ちが詰まった童謡といえばこの一曲。
峯陽さんが作詞と作曲を担当しており、秋ならではの服装や澄み渡る空、運動会やお祭りといった楽しい行事が歌詞にちりばめられていますね。
子どもたちの元気な姿が思い浮かび、聴いているだけで心が弾むような本作。
穏やかで親しみやすい旋律は、高齢者の方が集まるレクリエーションの時間にもぴったりですよ。
懐かしい秋の行事やお孫さんとの思い出話に花を咲かせながら、輪唱でハーモニーを響かせてみるのも素敵ですね。
季節の移ろいを肌で感じつつ、温かい空間を作ってみてくださいね。
荒城の月NEW!作詞:土井晩翠/作曲:瀧廉太郎

儚くも美しい旋律と、歴史の重みを感じさせる歌詞が心に染み入る名曲です。
土井晩翠さんが作詞、瀧廉太郎さんが作曲を手がけました。
かつての栄華や戦場の跡を、変わらず照らし続ける月の光が描かれており、無常観が漂う世界観が広がっています。
1901年に『中学唱歌』として刊行されて以来、長く親しまれてきました。
1925年に藤原義江さんがレコード録音を行ったほか、2017年公開の映画『ラ・ラ・ランド』の中でも使用されるなど、世代や国境を越えて愛されています。
昔の情景を思い浮かべながら、施設のお仲間とゆったりと歌ってみてくださいね。
レクリエーションの時間に、懐かしい思い出話に花を咲かせるきっかけをくれる、心を穏やかにする1曲です。
どんぐりころころNEW!作詞:青木存義/作曲:梁田貞

秋の野山を転がり落ちていく様子を描いた、誰もが口ずさめる童謡といえばこの名曲ですね。
作詞の青木存義さんが幼少期に過ごした松島での実体験が元になっており、池に落ちた主人公がどじょうと遊ぶも、やがて山を思って涙する物語が愛らしく表現されています。
本作は、日本の歌百選に選ばれているほか、JR青梅線奥多摩駅の発車メロディにも採用されました。
シンプルな旋律は輪唱にもぴったりで、追いかけるように歌声を重ねれば、自然と一体感が生まれるでしょう。
幼い頃の記憶をたどりながら、高齢者の方同士で手拍子を交えて楽しんでみてはいかがでしょうか。
心が温まるひとときになりますよ。
春だうれしいなNEW!作詞:山崎 巌/作曲:小宮路敏

あたたかな季節の到来を待ち望む気持ちが描かれた『春だうれしいな』。
山崎巌さんが作詞、玉川学園小学部で32年間教鞭をとった小宮路敏さんが作曲を担当しました。
春の陽気を感じさせる言葉づかいと、自然と心がおどるような明るいメロディーが特徴。
最初は全員で声を合わせて歌い、慣れてきたらグループに分かれて追いかけるように輪唱するのがコツ。
シンプルな構成なので、リズムに乗りながら自然にハーモニーを楽しめるのがオススメですよ。
草花や小鳥たちが喜んでいるような春の情景が思い浮かぶ童謡です。
高齢者の方が集まるレクリエーションの場で、皆さんの歌声が重なり合う心地よい時間を共有してみてくださいね。
春の小川NEW!作詞:高野辰之/作曲:岡野貞一

春の訪れとともに口ずさみたくなる、穏やかなメロディが印象的な唱歌です。
岸辺に咲くすみれやれんげ、水の中の生き物たちが描かれた歌詞は、高野辰之さんが当時暮らしていた代々木の河骨川をモデルにしたといわれています。
1912年12月に『尋常小学校唱歌 第四学年用』へ掲載された本作は、岡野貞一さんによる優しい旋律が特徴で、NHKの『みんなの童謡』といった番組でも長く親しまれてきました。
シンプルなメロディの繰り返しは輪唱にもぴったりで、高齢者の方同士で声を合わせれば、自然と一体感が生まれるすてきなひとときになりますよ。
穏やかな春の情景を思い浮かべながら、みなさんで楽しく歌声を重ねてみてはいかがでしょうか。
グーチョキパーでなにつくろうNEW!フランス民謡

左右の手でチョキやグーの形を作り、カニやカタツムリなどを表現しながら歌う手遊び歌として親しまれている本作。
原曲はフランス民謡の『フレール・ジャック』であり、1811年頃の歌集にはすでに旋律の記録が残されている歴史ある名曲です。
日本では2012年に発売されたアルバム『ドラえもんとあそぼう! こどものうたスペシャル』に収録されるなど、世代をこえて愛され続けています。
単純なメロディーを追いかける輪唱スタイルは、参加者全員の心をひとつにするのにぴったりですよ。
指先を動かすことは脳へのよい刺激にもなるため、日々のレクリエーションに取り入れてみてはいかがでしょうか。
お孫さんと一緒に歌いながら、笑顔あふれる温かいひとときを過ごすのもすてきですね。
鯉のぼりNEW!作詞:近藤宮子

端午の節句に欠かせない、雄大に空を泳ぐ魚たちの姿を描いた本作。
近藤宮子さんが作詞を手掛け、1931年12月発行の唱歌集に収録された楽曲です。
文化庁による『日本の歌百選』にも選ばれている名曲で、お父さんの真鯉と子供たちの緋鯉が仲良く泳ぐ歌詞は、家族の温かい絆を感じさせますね。
3拍子のゆったりとしたリズムに乗って、体を左右に揺らしながら歌うのがコツ。
後から追いかけるように輪唱で声を重ねれば、まるでたくさんの魚が広い空を泳いでいるような一体感が生まれますよ。
懐かしい節句の思い出話に花を咲かせながら、心温まるハーモニーを高齢者の方と一緒に響かせてみてくださいね。






