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【高齢者向け】冬の俳句。有名な俳人が詠む美しい名作をご紹介

俳句には、冬の季節ならではの味わい深さがありますよね。

寒月や初時雨、雪のふわりとした様子など、情景を豊かに詠み込んだ名句の数々。

特に高齢者の方にとって、懐かしい風景や思い出が詰まった俳句との出会いは、心を温かく潤してくれるものです。

今回は、松尾芭蕉や与謝蕪村など、日本を代表する俳人たちが詠んだ冬の俳句をご紹介します。

目を閉じれば、情景が浮かぶような美しい句を厳選しました。

面白い表現や言い回しにも注目しながら、ゆったりとした気持ちで俳句の世界に浸ってみませんか?

【高齢者向け】冬の俳句。有名な俳人が詠む美しい名作をご紹介(11〜20)

家買つて 今年は 庭の雪見かな正岡子規

家買つて 今年は 庭の雪見かな正岡子規

こちらの句は、体が弱く早くに亡くなった正岡子規が、家を買った年に詠んだ句です。

家を買うというと今でもマイホームの購入は憧れですが、この時代もきっとそうだったのでしょう。

自分の所有するに家から見る雪の風景はたまらないものだったに違いありません。

体調のすぐれない彼にとって、新しい家を買うということは前向きになれるひとつの要素だったのではないでしょうか。

そして家を買ってしまったという情報を俳句に入れるあたり、お茶目な人だったのかもしれませんね。

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    菊の香や 月夜ながらに 冬に入る正岡子規

    菊の香や 月夜ながらに 冬に入る正岡子規

    正岡子規が詠んだこの句は、菊の香りがする月夜だが、もうよく考えてみたら冬に入っているんだな、という意味です。

    実は3つの季語が使われている珍しい句で、月、菊は秋の季語で、秋のことを詠った内容なのに、最終的には冬のことを詠んでいます。

    季重ねといわれる手法だそうですが、不自然に感じさせないテクニックはすばらしいです。

    最終的には冬の句であることから、冬に入るが本当の主語といえるでしょう。

    いやらしくなくテクニックを使うのはすてきですね。

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      冬菊の まとふはおのが ひかりのみ水原秋桜子

      冬菊の まとふはおのが ひかりのみ水原秋桜子

      医学博士でもあった水原秋桜子が詠んだ冬の句がこちらです。

      彼は高浜虚子の弟子であり、ホトトギス派の代表的俳人として知られています。

      こちらの句は、他のものが枯れてしまった冬の庭に、白菊が咲いているが、自分自身の光輝く感じだけを身にまとい、神々しくそこにいる漢字を描写しています。

      植物そのものの美しさや、孤高な感じがよく表れている句ですよね。

      彼の詠んおうだ四季折々の句はどれもすばらしいので、ぜひ鑑賞してみてください。

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        大晦日 定めなき世の さだめかな井原西鶴

        大晦日 定めなき世の さだめかな井原西鶴

        「大晦日 定めなき世の さだめかな」。

        江戸時代に俳諧師として人気を博した井原西鶴はこの俳句のなかで、「この世の中に守るべき秩序はなくなってしまい、何が起こるか分からない毎日でも、毎年大晦日だけはきっちりやってくるんだよ」と詠みました。

        毎日を過ごすなかで、自分の思うようにいかないことは多くありますよね。

        うまくいかない日々が続いても、良くも悪くも大晦日という日はやってきます。

        今日という1日を、前向きに乗り越えていきたいものですね。

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          うまさうな 雪がふうはり ふわりかな小林一茶

          うまさうな 雪がふうはり ふわりかな小林一茶

          空から舞いながら降ってくる雪を見ていると、いろいろなものを想像することがありますよね。

          すぐに消えてしまう雪のはかなさや、子供なら雪がたくさんつもってほしい期待感とか。

          小林一茶の「うまさうな 雪がふうはり ふわりかな」からも冬の雪の様子を思い浮かべられる作品です。

          俳句の意味は、ふうわりふわりとうまそうな雪が舞っているという意味です。

          雪が降る様子をふうわりふうわりと表現することで、綿菓子を連想するように感じられます。

          高齢者の方にも、俳句は自分が思ったことを楽しく表現できるので、作っていただきたいですね。

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            いざ子ども はしりありかん 玉露松尾芭蕉

            いざ子ども はしりありかん 玉露松尾芭蕉

            松尾芭蕉が詠んだ「いざ子ども はしりありかん 玉露」からは、元気な子供たちの様子が伺えます。

            俳句の意味は、さあ子供たち、あられが降ってきた。

            元気に走り回ろう、元気が何よりだとなりますよ。

            俳句でも読まれている玉霰は、あられの美しさを玉にたとえた冬の季語です。

            かつての日本では、冬になるとあられや雪が降っても子供たちは外で元気で遊ぶ姿が見られました。

            最近ではあまり見なくなった光景ですね。

            高齢者の方も自分が子供のころに、寒さを忘れて遊んだ思い出も振り返れそうな俳句です。

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              【高齢者向け】冬の俳句。有名な俳人が詠む美しい名作をご紹介(21〜30)

              初午や 物種うりに 日の当たる与謝蕪村

              初午や 物種うりに 日の当たる与謝蕪村

              初午というのは二月の初めの午の日の事で、稲荷大神が鎮座した事から、全国の稲荷神社でお祭りがおこなわれる日として知られています。

              このお祭りは、五穀豊穣や商売繁盛を祈願するものですね。

              だからこの日の物種うりには、明るい日差しが当たっているのかもしれません。

              初午は春の季語でもあるので、寒い冬を越えた先にある、暖かくてにぎやかな春の雰囲気も伝わってくるのではないでしょうか。

              初午を使った有名な俳句ですので、よければ覚えておいてくださいね。

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