洋楽エレクトロポップ~シンセポップおすすめの名曲・人気曲
エレクトロポップやシンセポップといった音楽は、40年以上の歴史を持ったジャンルです。
いわゆるテクノ、ダンスミュージックとのつながりや、そもそもエレクトロポップとシンセポップとの違いなどを突き詰めていくとキリがありません。
今回はそういった歴史的な経緯はさておき、ポップなメロディを軸とした洋楽のエレクトロポップ、シンセポップの名曲たちを新旧問わずリサーチ、バラエティ豊かに集めてみました!
時代をこえたジャンルの結びつきにも気付けるかも?
興味を持たれた音楽ファンの皆さま、ぜひご一読を。
洋楽エレクトロポップ~シンセポップおすすめの名曲・人気曲(1〜10)
Take a WalkPassion Pit

2000年代後半にデビュー、シンセポップ~エレクトポップの代表的なバンドとして名高いパッション・ピット。
2020年現在は、中心人物のマイケル・アンジェラコスさんによるソロ・プロジェクトとして活動中です。
今回紹介している『Take a Walk』は、2012年にリリースされ本国アメリカでゴールドディスクを獲得したヒット・シングルです。
カラフルなサウンドに彩られ、せつないメロディに満ちた彼ららしい名曲ですが、歌詞はとてもシリアスなものです。
ぜひ、歌詞に込められた深い意味を読み取ってみてください。
Personal JesusDepeche Mode

70年代後半に勃発したニューウェーブ・シーンにおいて、大きな商業的成功を収めた代表的なバンドとして真っ先に名前が挙げられる筆頭といえば、デペッシュ・モードですよね。
1980年の結成以来、多くのトラブルに見舞われながらも、長きに渡り音楽シーンの第一線で活躍し続ける存在です。
そんな彼らが1989年にリリース、ヒットを記録した『Personal Jesus』は、奔放な電子音とブルースロック風のリフが巧みに融合しており、ストレートなエレクトロポップとは違った独自のセンスに思わずうなってしまう名曲。
後に、あのマリリン・マンソンが原曲にほぼ忠実なカバーを披露しています。
ぜひ、聴き比べてみてください!
ViennaUltravox

ウルトラヴォックスは主に80年代のイギリスにおいて、大きな成功を収めたバンドです。
結成は1975年と古く、初期はグループの創設者ジョン・フォックスさんを中心とした、ポスト・パンクやニューウェーブの先駆け的なサウンドを展開していました。
後に、後任のボーカリストとしてミッジ・ユーロさんが加入、バンドのサウンドもより分かりやすくコマーシャルな方向へと変化していきました。
今回紹介している楽曲は、彼らが1981年にリリースして出世作となったアルバム『ヴィエナ』の表題曲です。
洗練されたサウンドの先鋭性と、美しいメロディが融合した見事な名曲であり、バンドの代表曲となりました。
KingYears & Years

2010年代後半以降のエレクトロポップ~シンセポップ界に彗星の如く登場、一躍人気者となった英国出身のトリオ、イヤーズ&イヤーズ。
鮮やかなシンセの音色で彩られた美麗なエレクトロポップ~シンセポップを軸として、現代的なR&Bから90年代のハウス、ポップスなどの要素をたくみに融合させたサウンドで、2015年にリリースしたデビュー・アルバムは見事全英チャート1位を記録しています。
俳優としても活躍する美形のシンガー、オリー・アレクサンダーさんの存在感も人気の1つですよね。
そんな彼らが2015年にリリース、大ヒットを記録した『King』は、バンドの基本的な魅力が詰まったキャッチーな楽曲となっておりますから、入門編としてもオススメの1曲ですよ。
Such Great HeightsThe Postal Service

今やアメリカを代表するロック・バンドにまで成長したデス・キャブ・フォー・キューティーのフロントマン、ベン・ギバードさんがエレクトロニカ・アーティストのDntelさんと組んだユニットのザ・ポスタル・サーヴィスをご存知ですか?
2003年に『Give Up』というたった1枚のアルバムを残して短い活動を終えた彼らですが、本国アメリカではロングセラーとなり、リリース元の名門インディーズ・レーベルであるサブ・ポップにとっても久々のヒット作となりました。
リード・シングル『Such Great Heights』は、先進的なエレクトロニカ・サウンドとベンさんらしいナイーブでせつないメロディが絶妙なバランスで融合した名曲となっていますよ。