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洋楽エレクトロポップ~シンセポップおすすめの名曲・人気曲

エレクトロポップやシンセポップといった音楽は、40年以上の歴史を持ったジャンルです。

いわゆるテクノ、ダンスミュージックとのつながりや、そもそもエレクトロポップとシンセポップとの違いなどを突き詰めていくとキリがありません。

今回はそういった歴史的な経緯はさておき、ポップなメロディを軸とした洋楽のエレクトロポップ、シンセポップの名曲たちを新旧問わずリサーチ、バラエティ豊かに集めてみました!

時代をこえたジャンルの結びつきにも気付けるかも?

興味を持たれた音楽ファンの皆さま、ぜひご一読を。

洋楽エレクトロポップ~シンセポップおすすめの名曲・人気曲(11〜15)

Whip ItDevo

Devo – Whip It (Official Music Video) | Warner Vault
Whip ItDevo

仮にディーヴォの音楽を聴いたことがなくても、黄色のつなぎとエナジードームと呼ばれる赤い帽子というお揃いの衣装のメンバーの姿は思い当たる方は結構いるのでは?

そんな特徴的な見た目でも知られる彼らは、アメリカが生んだニューウェーブ・バンドの代表的な存在。

海外はもとより日本でもデーヴォの影響を公言するアーティストは多く、YMOや電気グルーヴ、POLYSICSなどが有名です。

そんなディーヴォの代表曲にしてヒット・シングルが『Whip It』です。

1980年にリリースされたアルバム『欲望心理学』に収録されており、アルバム自体も高い評価を受けています。

エレクトロポップでありながらもギターがきっちり鳴り響き、シャープな音作りはポスト・パンクにも通じるものがありますね。

Body Back ft. Maia WrightGryffin

Gryffin – Body Back ft. Maia Wright (Official Music Video)
Body Back ft. Maia WrightGryffin

アメリカ出身のDJ兼プロデューサー、グリフィンさんとスウェーデンのシンガーソングライター、マイア・ライトさんによるコラボレーション作品は、感情豊かなダンス・ポップとトロピカル・ハウスを融合させた魅力的な楽曲です。

煌びやかなビートとマイアさんの情熱的なボーカルが絶妙に融合し、心を揺さぶるメロディーが聴く人の感情を高揚させます。

2019年10月にアルバム『Gravity』の収録曲として公開され、ニュージーランドで14位を記録するなど各国でヒットを記録しました。

夏のドライブやビーチサイドでのリラックスタイムにぴったりで、エレクトロニックとオーガニックなサウンドが好きな方におすすめです。

Leave A TraceChvrches

CHVRCHES – Leave A Trace (Lyric Video)
Leave A TraceChvrches

英国音楽を愛する音楽ファンにとって、スコットランドはグラスゴー出身のアーティストというのは特別な響きを持っています。

ポップの魔法がかかっているのではないかと感じるほどに、名バンドや人気アーティストを多数輩出し続ける土地で産声を上げたチャーチズも、素晴らしいポップ・センスを持ったバンドですよね。

現代的なエレクトロポップを軸として、ネット上を中心に早くから注目を集め、デビュー後はイギリスのみならずアメリカでも成功を収めています。

そんな彼女たちが2015年にリリース、ゴールドディスクを獲得したヒット曲が『Leave a Trace』です。

クールなエレクトロ・ビートに乗せたせつないメロディと歌声は、ぜひ物悲し気な歌詞も含めて味わってみてくださいね。

Love Action (I Believe In Love)The Human League

The Human League – Love Action (I Believe In Love) from ‘Multi Coloured Swap Shop’
Love Action (I Believe In Love)The Human League

80年代のシンセポップ勢の中でも代表的なユニットであり、商業的にも成功を収めたのがヒューマン・リーグです。

いわゆるニューロマンティックとも称され、化粧を施した妖艶なルックスのフィリップ・オーキーさんをフロントマンとして、ここ日本においても人気を集めました。

『愛の残り火』という邦題でも知られる『Don’t You Want Me』が有名ですが、今回は1981年にリリースされたシングル曲『Love Action (I Believe in Love)』を紹介します。

MTVのブームに乗ったプロモーション・ビデオによるイメージ戦略で売れたことは事実ですが、アナログ・シンセの使い方など音楽的にも評価すべき点が多くあることにも留意しつつ聴いてみてくださいね。

Tainted LoveSoft Cell

Soft Cell – Tainted Love (Official Music Video)
Tainted LoveSoft Cell

イギリスはリーズのアートスクールで出会った2人が1978年に結成したソフト・セルは、80年代のニューウェーブ・シーンにおいて本国のみならずアメリカでも成功したエレクトポップ・デュオです。

残念ながら、日本における知名度は低いと言わざるを得ませんが、熱狂的なファンも多く、著名なアーティストがその影響を公言していることは強調しておきたいところです。

今回紹介している楽曲は、彼らの代表曲にしてアメリカでもヒットを記録した『Tainted Love』です。

『汚れなき愛』という邦題もあるこの曲、実は1964年にリリースされたグロリア・ジョーンズさんのカバー曲。

こういう曲を取り上げる嗅覚に、独自のセンスを感じさせますよね。

ちなみにこの曲も、後にニューウェーブ大好きなマリリン・マンソンがカバーしていますね……。