洋楽エレクトロポップ~シンセポップおすすめの名曲・人気曲
エレクトロポップやシンセポップといった音楽は、40年以上の歴史を持ったジャンルです。
いわゆるテクノ、ダンスミュージックとのつながりや、そもそもエレクトロポップとシンセポップとの違いなどを突き詰めていくとキリがありません。
今回はそういった歴史的な経緯はさておき、ポップなメロディを軸とした洋楽のエレクトロポップ、シンセポップの名曲たちを新旧問わずリサーチ、バラエティ豊かに集めてみました!
時代をこえたジャンルの結びつきにも気付けるかも?
興味を持たれた音楽ファンの皆さま、ぜひご一読を。
洋楽エレクトロポップ~シンセポップおすすめの名曲・人気曲(11〜20)
The Look Of LoveABC

この曲を聴いて、思わずディスコに通いつめた思い出が蘇るという方々も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
なんとも覚えやすいバンド名のABCは、イギリス出身のいわゆるニューロマンティックと呼ばれたジャンルの代表的なバンドです。
純粋なエレクトロポップとは違いますが、ディスコの要素とシンセ・サウンドを大々的に取り入れた音は、80年代の音楽シーンを語る上で欠かせない存在の名プロデューサー、トレヴァー・ホーンさんがプロデュースしていることも踏まえて、やはりシンセポップの代表的な名曲の1つと言えましょう。
MTV全盛期が凝縮されたような、派手なMVと一緒に楽しむことをおすすめします!
1901Phoenix

フランスが誇る最高のロック・バンド、フェニックス。
世界中の多種多様な音楽に精通し、圧倒的な完成度の作品を作り続ける彼らをエレクトロポップやシンセポップのとして括ることはできませんが、ここでは2009年にリリースされて彼らの名を世界中に知らしめた楽曲『1901』を取り上げます。
80年代風のキラキラしたシンセの音色にワクワクが止まらないポップネスが弾けた素晴らしい名曲となっており、エレクトロポップやシンセポップのファンにとっても、相性の良い楽曲と言えるのではないでしょうか。
楽曲が収録されているアルバム『Wolfgang Amadeus Phoenix』自体も、シンセポップ色が濃い内容ですから、合わせてチェックしてみると幸せになれますよ!
Body Back ft. Maia WrightGryffin

アメリカ出身のDJ兼プロデューサー、グリフィンさんとスウェーデンのシンガーソングライター、マイア・ライトさんによるコラボレーション作品は、感情豊かなダンス・ポップとトロピカル・ハウスを融合させた魅力的な楽曲です。
煌びやかなビートとマイアさんの情熱的なボーカルが絶妙に融合し、心を揺さぶるメロディーが聴く人の感情を高揚させます。
2019年10月にアルバム『Gravity』の収録曲として公開され、ニュージーランドで14位を記録するなど各国でヒットを記録しました。
夏のドライブやビーチサイドでのリラックスタイムにぴったりで、エレクトロニックとオーガニックなサウンドが好きな方におすすめです。
RunningComputer Magic

ニューヨーク出身のチャーミングな宅録女子、ダニエル・ジョンソンさんのソロ・プロジェクトであるコンピューター・マジック。
ダンジーという愛称でも知られる彼女は、作詞作曲はもちろん編曲まで1人で手がけ、DJやグラフィック・デザイナーとしての顔を持つ多才なアーティストです。
DIYなスタイルから生まれるどこかレトロな雰囲気も漂うエレクトロポップ・サウンドは、聴く人を選ばないタイムレスなメロディとチャーミングな魅力に満ちています。
彼女の音楽を初めて聴くという方は、まずはレクサスのCM曲として起用された『Running』で、コンピューター・マジックの魅力を味わってみてください!
Maybe YouSay Lou Lou

オーストラリアとスウェーデンの血を引く美貌の双子姉妹によるユニット、Say Lou Lou。
もともとはSaint Lou Louという名前で活動していましたが、後に現在のユニット名に改名しています。
毎年有望な新人を選出する、英国BBCが主催する「Sound of 2014」にノミネートされたことで、一気に知名度を上げました。
今回紹介している楽曲は、以前の名義でリリースした彼女たちの実質的なデビュー曲です。
夢見心地のシンセ・サウンドと姉妹ならではの息の合った抜群のコーラス・ワークで織り成すメロディが美しく浮遊する、上品でドリーミーなシンセポップ・サウンドは今聴いても素晴らしいクオリティを誇っています。
北欧らしい、どこかひんやりとした空気感とキャッチーすぎないメロディ・センスにも注目してみてください。