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【2026】歌うのが難しい演歌~女性歌手編

演歌と言えば、抜群の歌唱力でこぶしを効かせた独特の歌いまわし、ビブラートの多用などカラオケなどで歌うには水準以上のレベルが要求されるジャンルですよね。

もちろん歌いやすい曲も存在しますが、こちらの記事では歌うのが難しい演歌の名曲たちをまとめています。

最初に書いたような演歌特有の特徴的な歌い方はもちろん、音域の幅の広さなども踏まえて高い表現力が必要とされる高難易度の楽曲がずらりと並びました。

本稿では女性の演歌歌手による名曲を紹介していますが、男性歌手による歌うのが難しい演歌の名曲も他の記事で紹介していますからそちらもチェックしてみてください。

【2026】歌うのが難しい演歌~女性歌手編(1〜10)

おんな港町八代亜紀

演歌や歌謡曲というジャンルのみならず、ジャズにブルースといった分野においても素晴らしい功績を遺した偉大な歌手、八代亜紀さん。

八代さんが歌った名曲たちはカラオケでの人気も非常に高いものばかりですが、抜群の歌唱力と表現力、天性のハスキーな歌声で歌われる楽曲は実際に歌ってみると一筋縄ではいかないものばかりですよね。

今回は1977年にリリース、第28回NHK紅白歌合戦でも披露された人気曲『おんな港町』を紹介します。

当時20代の八代さんの歌唱はパワフルで艶っぽく、ばっちり歌いこなせたらカラオケ仲間からの拍手喝采は間違いないですね。

全体的に音域は高めでビブラートの多用、特にAメロにおけるリズミカルな歌いまわしなど難しいポイントは多いです。

楽曲自体が演歌と歌謡曲の間をいくような作風で、通常の演歌とは違うファンキーなリズムに乗って歌うことは、むしろ王道の演歌に慣れている方であればこそ難しいものでしょう。

軽やかなリズムと伸びやかな歌唱、このどちらもクリアできるようにパートごとに何度も練習してみてくださいね。

からたち日記島倉千代子

当時20歳そこそこだった島倉千代子さんの、初々しく澄み切った美声が際立つ名曲です!

本作『からたち日記』がリリースされた前年の1957年に『東京だョおっ母さん』が大ヒットを記録しており、映画化されて主演も務めた島倉さんはすでに若き大スターの地位を確立していたのですが、当時は「せりふ入りの曲は売れない」というジンクスがあったそうで、だからこそ『からたち日記』はそのジンクスを破ったことでも歴史的な快挙というべき作品なのですね。

そんな『からたち日記』ですが、全体的にキーが非常に高いですから高音が苦手な人にとってはそれだけでも厄介ですし、よく聴いてみると所々に変拍子が盛り込まれており、さらには長調と短調を行き来する構成となっていることでさらりと聴いただけでは分からない複雑な技術が盛り込まれた楽曲なのです。

リズムも取りづらいうえにほぼ全編に渡ってハイトーン、さらにはセリフも入ってくるという相当難易度の高い楽曲だからこそぜひ自信のある方は挑戦してみてください!

みだれ髪美空ひばり

昭和が生んだ不世出の大スター、日本の芸能の歴史に永遠にその名を刻んだ美空ひばりさん。

数えきれないほどの名曲を世に送り出し、その人気は令和の今も衰えることはないですよね。

正確なピッチに圧巻の歌唱力、聴く人の胸を打つ表現力……その全てがまさに超一流ですし、後世の音楽シーンに与えた影響は計り知れません。

そんなひばりさんに成りきって名曲たちをカラオケで歌う、という方々もきっと多いでしょう。

そんな皆さまにぜひ挑戦してもらいたいのが、晩年のひばりさんが1987年にリリースした名曲『みだれ髪』です。

病気から不死鳥の如く復帰したひばりさんの復活第一弾としてリリースされた曲でもあり、サビの美しいファルセットが特徴的ですよね。

歌わずとも聴けば分かりますが、その音域の広さや音程の上下の落差だけでも難易度の高い楽曲というのはすぐに理解できるでしょう。

大々的にオーケストラを起用したトラックということでリズムを取ること自体も難しいですから、一つ一つの部分を繰り返し練習して曲の全体像をつかんでいくように努力してみてください。

火の国の女坂本冬美

1987年のデビュー曲『あばれ太鼓』でいきなりのブレイクを果たし、早々に人気演歌歌手の仲間入りを果たした坂本冬美さん。

その後も数多くのヒット曲や国民的な人気を誇る名曲を発表、2024年の第75回NHK紅白歌合戦において、石川県輪島市からの中継で『能登はいらんかいね』を披露したことも記憶に新しいですよね。

そんな坂本冬美さんの代表曲の一つである『火の国の女』は1991年にリリースされ、第33回日本レコード大賞を受賞するなど高い評価を受けた人気曲。

女の情念が込められたこぶしを効かせたサビの部分は、カラオケで歌うのであれば特にかっこよく決めたいところですね。

とはいえ全体的な難易度は高く、幅広い音域と激しく行き来する音程を持つメロディですから、低音も高音もしっかりと歌いこなさないとこの曲の良さを引き出すことはできません。

歌詞の言葉遣いにも気を付けながら、主人公の心情を表現するように意識することもお忘れなく!

女がひとり藤あや子

藤あや子「女がひとり」ミュージックビデオ
女がひとり藤あや子

昭和の終りごろにデビューを果たし、平成と令和を駆け抜けて今もバリバリの現役として活躍する人気演歌歌手の藤あや子さん。

カラオケでも人気の名曲を多数持つ藤さんですが、今回紹介している楽曲『女がひとり』は、北島三郎さんの名曲のカバーで藤さんのデビュー35周年を記念して2023年にリリースされたシングル曲です。

原曲の素晴らしさは言うまでもないですが、藤さんバージョンを聴けば分かるように艶やかな歌唱で丁寧に歌い上げる彼女にぴったりの曲なのですよね。

王道の演歌曲で一聴するとそれほど難しくはないように感じますが、音程の上下が非常に激しく低音と高音をスムーズに行き来するには慣れと練習が必要ですね。

ゆったりとした4分の3拍子、つまりワルツのリズムを感じながら伸びやかに、そして滑らかに歌うことも意識してみてください。