1970年代後半から1980年代にかけて、従来のロックやフォークミュージックから発展したようなニューミュージックなる言葉が生まれ、シティポップの誕生にバンドブームの台頭、もちろんアイドルブームも含めて日本のポピュラー音楽に大きな変化が生まれた時代をリアルタイムで過ごした世代が、今の50代の方々です。
実はカラオケボックスという事業形態が誕生したのも80年代半ばごろのことなのですね。
そんな時代に生まれた数多くの名曲の中から、今回は50代の男性にぜひ歌ってほしい曲を選んでみました。
50代の上司とのカラオケでも喜ばれる曲ばかりですから、若い方々も要チェックですよ!
【2025年版】50代の男性に歌ってほしい邦楽まとめ(1〜10)
ワインレッドの心安全地帯
大人の恋愛の複雑さと切なさを歌い上げた名曲です。
井上陽水さんによる深みのある歌詞と、玉置浩二さんの表現力豊かな歌声が見事にマッチしています。
1983年にリリースされたこの楽曲は、安全地帯の代表曲となりました。
サントリー「赤玉パンチ」のCMソングや、フジテレビ系ナショナル木曜劇場『間違いだらけの夫選び』のオープニングテーマにも起用されるなど、メディアでの露出も相まって大ヒットを記録しました。
カラオケの定番曲としても知られる本作は、50代の方々の青春時代を彩った1曲。
ビジネスシーンの余興や家族との時間に歌うのもいいですね。
いとしのエリーサザンオールスターズ

甘酸っぱい青春の思い出を呼び起こす切ないメロディが印象的な楽曲です。
サザンオールスターズが1979年3月にリリースした3枚目のシングルで、オリコンチャート2位、年間11位を記録しました。
TBS系金曜ドラマ「ふぞろいの林檎たち」の主題歌としても使用され、ザ・ベストテンでは7週連続1位を獲得するなど、大ヒットを記録しています。
本作は、恋人への深い愛情と後悔、関係をより強くしたいという願いが込められた歌詞が特徴的です。
カラオケで盛り上がりたい時や、昔を懐かしむ気分の時にぴったりの1曲ですね。
リンダ リンダザ・ブルーハーツ

ザ・ブルーハーツの名曲『リンダ リンダ』。
日本のパンクロックを語る上で、避けては通れない名曲ですよね。
激しいバイブスにより勘違いされがちですが、実は本作のボーカルラインは意外にもおだやかで、音域はそこまで広くありません。
低音~中音域にまとまっているので、キー調整次第で誰でも問題なく発声できます。
ただし、Aメロの低音部分はそれなりに低いので、サビ部分やBメロの歌いやすさに固執して、キーを下げすぎないように注意しましょう。
そして僕は途方に暮れる大澤誉志幸

クラウディ・スカイのボーカルギターとしてレコードデビューを果たし、ソロに転向後も精力的に活動してきたシンガー、大澤誉志幸さん。
日清カップヌードルのCMソングとして起用された5thシングル曲『そして僕は途方に暮れる』は、リリース以来数多くのミュージシャンによってカバーされてきたナンバーです。
音域はそこまで広くありませんが、メロディーが細かく上下するため音程を見失わないように注意しましょう。
渋みのある50代の男性が歌えば聴き手を魅了するであろう、哀愁を感じさせるポップチューンです。
涙のリクエストチェッカーズ

80年代の若者文化に大きな影響を与えたチェッカーズの代表曲と言えば、こちらの楽曲でしょう。
1984年に発表されたこの曲は、失恋の切なさを歌った名バラードです。
リリース当初はB面の予定だったとのことですが、結果的にヒットチャートでも1位を獲得するほどの大ヒット曲になりました。
恋人との別れを海に投げられたメモリーリングで表現する歌詞は、時代を超えて多くの人の心に響いています。
50代の男性にとっては青春の思い出を鮮やかに蘇らせてくれる1曲であり、カラオケでも盛り上がること間違いなしです。
若い世代の方にも、80年代の音楽の魅力を伝える格好の1曲と言えるでしょう。
君に、胸キュン。Yellow Magic Orchestra

ポップでキャッチーなメロディと、甘酸っぱく心躍る歌詞が魅力の本作。
1983年3月にリリースされたYMOの7枚目のシングル曲で、カネボウ化粧品のCMソングとしても起用されました。
「かわいいおじさんたち」をコンセプトに掲げたMVでは、当時30代のメンバーがカラフルな衣装で踊る姿が話題に。
夏の恋愛を軽やかに表現した歌詞は、はっぴいえんど出身の松本隆さんが手掛けています。
50代の方にぜひ歌ってほしい一曲ですが、世代を超えて愛される名曲なので、若い方々にもおすすめですよ。
JUST ONE MORE KISSBUCK-TICK

1980年代後半のバンドブームを代表するグループとして知られるBUCK-TICKの楽曲は、当時の若者たちの心を鷲掴みにしました。
この曲も例外ではなく、メロディアスなサウンドと印象的な歌詞で多くのリスナーを魅了しています。
1989年1月にリリースされた本作は、バンドの代表曲の一つとして長く愛され続けていますね。
ライブでは観客と一体となって盛り上がる場面も多く、カラオケでも歌いやすい曲として知られています。
青春時代を懐かしむ50代の男性はもちろん、世代を超えて楽しめる一曲です。
仲間とのカラオケや飲み会で歌えば、きっと盛り上がること間違いなしですよ。