【初心者向け】ガムランの名曲まとめ【入門編】
インドネシアの伝統楽器による壮大なアンサンブル、ガムラン音楽。
その神秘的な響きは、多くの作曲家や音楽家を魅了してきました。
青銅の打楽器を中心とした独特の音色と、複雑なリズムが織りなす音の世界は、聴く人を異次元の空間へと誘います。
この記事では、古くから伝わる伝統的な名曲から、現代の作曲家による革新的な作品、さらにはジャズやポップスなど、ガムランから影響を受けた様々なジャンルの楽曲まで、幅広くご紹介していきます。
まだガムラン音楽に触れたことがない方も、ぜひこの機会に魅惑的な音の世界への旅をお楽しみください!
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【初心者向け】ガムランの名曲まとめ【入門編】(11〜20)
Kodok Ngorek

12世紀からジャワ宮廷の神聖な儀式で奏でられてきた、歴史あるガムラン音楽です。
この楽曲は蛙の鳴き声が音楽の起源になったという神話的なエピソードを持っており、幾重にも重なる青銅打楽器の響きは、まるで夜の田んぼに響き渡る蛙の合唱のようですよね。
重厚で周期的なリズムと、鐘樹などを含む特殊な3音構成が生み出す荘厳な音響は、聴く人を瞑想的な異空間へといざなう魅力があります。
本作は1971年に公開されたLP盤『Java: Historic Gamelans』などに収録されており、王の即位式といった公式行事でのみ大切に演奏されてきました。
日常を離れて心を静めたい時や、異国情緒あふれる世界に浸りたい時にオススメのナンバーです。
Rangsang Tuban

インドネシアの王宮に古くから伝わる、中部ジャワ・ガムランの古典的な一曲です。
ゆったりとした16拍周期の構造を土台に、青銅打楽器が織りなす神秘的な響きと、擦弦楽器レバブの優雅な旋律が絡み合うのが大きな魅力ですよね。
この楽曲は器楽曲ですが、背景には「トゥバン王国の二王子」の逸話が重ねられており、壮大な音世界に物語的な深みを与えています。
静謐なパートから太鼓の合図で加速するダイナミックな展開は圧巻で、聴く人を異次元へと誘います。
1982年12月にジョグジャカルタ王宮で実演された録音が代表的な音源として知られ、地域の舞踊の伴奏にも広く用いられています。
日常を忘れ、壮大な物語に浸りたい時にぴったりの作品です。
Gendhing JawaNyi Tjondrolukito

ニー・ティンドロルキートはジャワのペシンデンです。
ペシンデンとはガムランオーケストラの中で一人で歌う歌手のことを言います。
インドネシア国内では、20世紀のジャワの芸術の伝説とまで言われている方で、素晴らしい歌を聴かせてくれます。
Not Great MenSEKAR-MELATI

岐阜のジャワガムランアンサンブルグループ、スカルムラティです。
この曲はイギリスのパンクバンドgang of fourの楽曲をガムランアレンジでカヴァーしております。
原曲と聴き比べると、とてもおもしろいので、ぜひ原曲も聴いてみてください。
Sekar GinotanI Wayan Sarga

影絵芝居劇で演奏されるグンデル・ワヤンというタイプのガムランは、バリのガムラン演奏の中でも最も習得が難しい楽器だと言われています。
イ・ワヤン・サルガは、その名手であり、先生でもあります。
グンデル・ワヤンは地域によりスタイルがわかれていて、1番激しくメジャーなのがこのスカワティ村のスタイルです。
Mojang PrianganRobot Percussion

ガムラン音楽がロックンロールと合体して生まれたのがジャイポンというものです。
しかも、伝統楽器のみの演奏でロックをやろうとしたというおもしろいものになってます。
謎のかけ声や、ラップやハーモニーのあるコーラスが特徴な、少し変わったガムランミュージックです。
【初心者向け】ガムランの名曲まとめ【入門編】(21〜30)
Sabi LulunganGamelan Degung

ガムラン・デングンはジャワ島西部のスンダ地方にて生まれた、小編成のガムラングループのことです。
バリのガムランは大編成のものが多いですが、こちらは室内楽的な雰囲気で和めます。
沖縄音楽の音階にも通づるものがあり、なじみやすいですね。





