【初心者向け】ガムランの名曲まとめ【入門編】
インドネシアの伝統楽器による壮大なアンサンブル、ガムラン音楽。
その神秘的な響きは、多くの作曲家や音楽家を魅了してきました。
青銅の打楽器を中心とした独特の音色と、複雑なリズムが織りなす音の世界は、聴く人を異次元の空間へと誘います。
この記事では、古くから伝わる伝統的な名曲から、現代の作曲家による革新的な作品、さらにはジャズやポップスなど、ガムランから影響を受けた様々なジャンルの楽曲まで、幅広くご紹介していきます。
まだガムラン音楽に触れたことがない方も、ぜひこの機会に魅惑的な音の世界への旅をお楽しみください!
【初心者向け】ガムランの名曲まとめ【入門編】(1〜10)
Taruna Jaya

青銅の打楽器が複雑に絡み合い、聴く人を神秘的な音の世界へと誘うガムラン。
こちらの『Taruna Jaya』は「ゴング・クビャール」様式の代表的な舞踏曲の一つで、「勝利した若者」というテーマを持つその名の通り若々しいエネルギーと躍動感に満ちあふれていますよね。
北バリのゴン・クビャール様式に根差した強烈なリズムとダイナミックな響きは、生命そのものが爆発するような迫力を感じさせます。
作品の価値としては学術資料でも言及されるほど、バリ舞踊における代表的な一曲として知られているんですよ。
日常から離れて異国情緒に浸りたい時や、エネルギッシュな気分になりたい時にぴったりのナンバーです。
Kaneda’s Theme芸能山城組

おそらく日本では一番有名なガムランではないでしょうか。
1988年に公開されたアニメ映画「AKIRA」で使われた楽曲です。
芸能山城組は民族音楽を主として活動する日本のパフォーマンス集団で、映画ではすべての音楽を担当しました。
Kebyar Ding

『Kebyar Ding』は20世紀初頭に生まれた「ガムラン・ゴング・クビャール」というバリ島のガムラン音楽の有名なスタイルの中でも、最初期に生まれたという歴史的にも重要な作品です。
複雑に絡み合う構成やリズムパターン、圧倒的なダイナミクスが聴く人を瞑想の旅へと誘いますね。
日本で2009年にリリースされた『バリ島に於ける1928年録音 VOL.1』というCDで、初めて商用目的で録音されたという1928年当時のバリの音を楽しめる作品で『Kebyar Ding』も収録されていますから、ぜひチェックしてみてください。
CendrawasihI Nyoman Windha

バリ島の伝統音楽に革新をもたらしたことで知られるインドネシアの作曲家、イ・ニョマン・ウィンダさんが手がけたガムラン作品。
本作は「極楽鳥」を題材に、つがいが優雅に舞い、戯れる生命力あふれる姿を音楽で見事に表現していますよね。
きらびやかな青銅打楽器の響きと、西洋音楽の影響を受けた流麗なメロディーラインの融合が秀逸です。
この楽曲は1987年にイ・ワヤン・ブラタさんとの共作として生まれ、バリ舞踊の演目として1988年2月に初演された背景があります。
ガムラン・トゥナス・ムカールのアルバム『Kembali Ke Bali』などで聴くことができますよ。
壮大で神秘的な音の世界に浸りたい時や、日常を離れて心を解放したい時にぴったりの一曲です。
Gendhing JawaNyi Tjondrolukito

ニー・ティンドロルキートはジャワのペシンデンです。
ペシンデンとはガムランオーケストラの中で一人で歌う歌手のことを言います。
インドネシア国内では、20世紀のジャワの芸術の伝説とまで言われている方で、素晴らしい歌を聴かせてくれます。
Not Great MenSEKAR-MELATI

岐阜のジャワガムランアンサンブルグループ、スカルムラティです。
この曲はイギリスのパンクバンドgang of fourの楽曲をガムランアレンジでカヴァーしております。
原曲と聴き比べると、とてもおもしろいので、ぜひ原曲も聴いてみてください。
Sekar GinotanI Wayan Sarga

影絵芝居劇で演奏されるグンデル・ワヤンというタイプのガムランは、バリのガムラン演奏の中でも最も習得が難しい楽器だと言われています。
イ・ワヤン・サルガは、その名手であり、先生でもあります。
グンデル・ワヤンは地域によりスタイルがわかれていて、1番激しくメジャーなのがこのスカワティ村のスタイルです。


