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【ギロックのピアノ曲】子供たちから大人気のユニークな名曲を厳選!

発表会プログラムに必ずと言ってよいほど掲載されている「ギロック」の文字。

1917年に生まれ、音楽教育分野の第一人者として活躍したアメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックさんは、数多くのピアノ教則本や子供向けのピアノ作品集を遺した人物として知られています。

また、「教育音楽作曲界のシューベルト」と称される彼が生み出す美しいメロディは、世代を問わず多くの音楽愛好家の心をとらえています。

本記事では、そんなギロックさんの作品のなかから、発表会でもおなじみの人気曲をピックアップ!

曲の特徴や演奏のポイントとともにご紹介していきます。

【ギロックのピアノ曲】子供たちから大人気のユニークな名曲を厳選!(1〜10)

こどものためのアルバム 第23曲「金魚」William Gillock

ウィリアム・ギロックさんは、子供たちのためのピアノ曲を数多く生み出したアメリカの偉大な作曲家です。

『こどものためのアルバム』は、さまざまな表情を持つ楽曲が収められた曲集。

第23曲『金魚』は、優雅に泳ぐ金魚を思わせる繊細な音色が印象的な作品です。

水中を漂うような美しいメロディは、演奏者と聴衆両方の心を癒やしてくれることでしょう。

感性豊かに表現することで、音楽の楽しさを味わえる1曲を、ぜひお楽しみください。

こどものためのアルバム 第20曲「クラシックカーニバル 1. 宮廷のコンサート」William Gillock

アメリカの作曲家ウィリアム・ギロックさんが生み出した、子供向けのピアノ曲集『こどものためのアルバム』。

第20曲『クラシックカーニバル 1. 宮廷のコンサート』は、優雅で華やかな雰囲気が魅力的な作品です。

バロック時代や古典派の音楽スタイルを取り入れたこの曲は、宮廷でのコンサートの様子を表現しています。

メロディの美しさと演奏のしやすさが絶妙なバランスで、子供たちの音楽的感性を育むのにピッタリ!

発表会などで披露すれば、きっと聴衆を魅了するでしょう。

ピアノを学ぶ喜びを感じながら、古典音楽の素晴らしさに触れられる1曲です。

叙情小曲集 第1曲「森のざわめき」William Gillock

ギロック :森のざわめき(叙情小曲集より) ピアニスト 近藤由貴/Gillock: Forest Murmurs Piano, Yuki Kondo
叙情小曲集 第1曲「森のざわめき」William Gillock

発表会の定番曲としてよく選ばれる、ウィリアム・ギロックさんの小品集『叙情小曲集』。

この曲集は、ロマン派音楽への導入としてぴったりの24の小品で構成されており、ショパンやシューマンなどの作曲家たちの影響を感じさせます。

『森のざわめき』は、穏やかで詩的な雰囲気を持ち、自然の美しさや静けさを見事に描写しています。

繊細さと表現力が求められるこの作品は、感受性豊かなピアノ学習者の感性を磨くのに最適。

ギロックさんならではのメロディアスな魅力が存分に発揮された1曲です。

【ギロックのピアノ曲】子供たちから大人気のユニークな名曲を厳選!(11〜20)

こどものためのアルバム 第9曲「タランテラ」William Gillock

B級 ギロック:タランテラ(2022ピティナコンペ課題曲) pf.濵田 眞子 Mako Hamada
こどものためのアルバム 第9曲「タランテラ」William Gillock

「教育音楽作曲界のシューベルト」と称されるアメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックさん。

彼の代表的な子供向けピアノ曲集のひとつである『こどものためのアルバム』の第9曲『タランテラ』は、イタリア南部に起源を持つ民俗舞曲「タランテラ」をモチーフにした作品です。

活発でリズミカルな特徴をもつ本作に取り組むことで、スピード感のある演奏にチャレンジしながら、音楽的表現力も養えるでしょう。

発表会での演奏はもちろん、日々の練習曲としても非常にオススメです。

こどものためのアルバム 第1曲「ウィンナーワルツ」William Gillock

ギロック :ウィンナーワルツ ピアニスト 近藤由貴/Gillock: In Old Vienna Piano, Yuki Kondo
こどものためのアルバム 第1曲「ウィンナーワルツ」William Gillock

音楽教育者として多大な功績を果たし、子ども向けのピアノ曲も多く手掛けたウィリアム・ギロックさん。

彼が発表した作品集『こどものためのアルバム』はタイトル通り、子どもたちの教材としても世界的に愛され続けている楽曲が多く収録されており、『ウインナーワルツ』もまさにその一つ。

通常の3拍子とは違って、2拍目が若干短くなって1拍目にずれこんで聴こえる快速なワルツで、短い楽曲ながらロマン派風の優雅なメロディとドラマチックな展開を楽しめます。

特徴的なリズムをつかむまでにある程度練習が必要ですが、高度な技術を求められるわけではないため、自分なりの表現を目指してみましょう!

ソナチネ 第1楽章William Gillock

ギロック:ソナチネ 第1楽章  pf. 恩田 佳奈:Kana,Onda
ソナチネ 第1楽章William Gillock

子供向けのピアノ作品で知られるアメリカの作曲家ウィリアム・ギロックさんは、「教育音楽作曲界のシューベルト」とも称されるほどメロディアスで魅力的な作品を数多く生み出しました。

そんなギロックさんの『ソナチネ』は、クラシカルな要素を取り入れながらも親しみやすく、演奏しやすい曲調が特徴。

第1楽章には、左右の手を交互に動かす部分や、テンポの変化を付けて表現する箇所など、ピアノを学ぶ過程で必要な技術がたくさん詰まっているため、無理なく弾きこなす力を身につけられるでしょう。

発表会で人とは違う雰囲気の曲を演奏したいと思っている生徒さんにもオススメの1曲です!

こどものためのアルバム 第19曲「雪の日のソリのベル」William Gillock

【ピアノ発表会おすすめ】雪の日のソリのベル ♫ ギロック / Sleighbells in the Snow, Gillock
こどものためのアルバム 第19曲「雪の日のソリのベル」William Gillock

アメリカの作曲家ギロックさんの『こどものためのアルバム』に収められた『雪の日のソリのベル』。

雪をテーマにした冬ならではの楽しさやノスタルジックな雰囲気が漂うこの曲には、子供たちの無邪気なワクワク感が音で表現されています。

ト長調のメロディに乗せて、静かに降り積もる雪景色やソリの鈴の音が描かれ、冬の1日を音楽で感じることができます。

表現豊かな演奏を大切にしたギロックさんならではの魅力が詰まった1曲は、演奏者の感性も育んでくれることでしょう。

冬のイベントにぴったりの『雪の日のソリのベル』を弾いて、音楽の楽しさを体験してみませんか。