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【美しく狂気的な世界観】歌詞がすごい!スピッツの名曲・草野マサムネワールド

スピッツといえば爽やかなメロディーも素晴らしいですし、なんといっても歌詞の深さや難解さも大きな魅力の一つですよね!

ボーカルの草野マサムネさんがほとんど作詞しており、彼の作り出す世界観に魅了されて深みにはまっていく方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あいみょんさんや川谷絵音さんといった多くのミュージシャンにも支持を受ける彼らの音楽。

耳にすることの少ない言い回しやハッとさせられるような素敵なフレーズも満載です。

この記事ではそんな「歌詞が凄い」スピッツの楽曲にフィーチャーしています。

ぜひゆっくりと歌詞を紐解きながら聴いてみてくださいね。

【美しく狂気的な世界観】歌詞がすごい!スピッツの名曲・草野マサムネワールド(11〜15)

若葉スピッツ

2008年にリリースされたシングルであり、卒業をドラマチックに歌っている名曲です。

ずっと続くと思っていた日常が終わりを迎える時、僕が思い出すのは君の笑顔だった-。

そんなはかなくも美しい青春の曲です。

ところが、マジメな君が「怖い」と言うなど、どこかリアルな描写がスピッツらしくも感じます。

スピッツ

1996年にリリースされた『インディゴ地平線』に収録されている『渚』。

シンセのシーケンスサウンドが印象的で、海辺や砂浜を想像させますね。

ぼんやりとした景色の中で、確かな思いを抱える歌詞が印象的です。

自分の感情と風景をミックスしたサビのフレーズは、リスナーによってさまざまな印象を受けるでしょう。

言葉ですべて説明するのではなく、想像力をかき立てる彼らの世界観は芸術的ですね。

幻や現実の境界線がふんわりとする深い魅力を感じてください。

冷たい頬スピッツ

1998年にリリースされたシングルです。

タイトルが意味するのは、死んでしまった彼女の冷たい頬であるとウワサされている曲でもあります。

ほかにもストーカーの曲であるなど、さまざまな憶測が飛び交う曲である、これも人によって解釈が大きく分かれるところであります。

どれも怖い印象を受けますが、あなたはどう解釈しますか?

スピッツ

スピッツを代表する美しいバラードですね。

サビの冒頭の通り、これは別れの歌なのでしょう。

いろんな表現で「僕」と「君」のすれ違いが描かれています。

同じ穴をのぞいていたはずの2人でも見えていたものは違って、「僕」はずっと一緒にいる未来が見えていたけれど、「君」は違ったというところでしょうか。

なんとも切なくなる名曲ですね。

新月スピッツ

Spitz – Shingetsu [Lyrics and English]
新月スピッツ

アルバム『とげまる』に収録されている曲です。

スピッツは、丸いものを「死」と連想させているというのは有名なうわさなのですが、それをこの曲、新月の解釈とつなげると・・・?

まだ見えない状態の月ですが、死が見えない状態と考える人が多いようです、スピッツの独特な死生観、あなたはどう考えますか?