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洋楽ゴシックメタルの深遠なる世界~名曲・人気曲まとめ【2025】

美しくも重厚なサウンドで聴く者の心を魅了する、メタルのサブジャンルであるゴシックメタル。

クラシック音楽の荘厳さとメタルの力強さが融合したこのジャンルは、ダークで神秘的かつ時に退廃的な世界観を持ちながらも、メロディアスな魅力にあふれています。

しかし、どこから聴き始めればいいのかわからない……そんな方も多いのではないでしょうか?

この記事では、ゴシックメタルというジャンルの基本的な特徴や魅力を解説しながら、ぜひ押さえておきたい代表的な楽曲をご紹介します。

幻想的で美麗なサウンドの奥深さを、じっくりと味わってみてください。

洋楽ゴシックメタルの深遠なる世界~名曲・人気曲まとめ【2025】(1〜10)

Alma MaterMoonspell

ポルトガルのゴシックメタルシーンを牽引するムーンスペルによる、壮大な歴史絵巻のような一曲です。

ゴシックメタルの重厚さとフォークミュージックの郷愁が融合した本作は、聴く者の心を遥か古の時代へと誘います。

母なる大地への賛歌ともとれる歌詞は、自らのルーツを見つめ直し、誇りを取り戻そうとする強い意志を感じさせ、胸に迫るものがあるのではないでしょうか。

この楽曲が収録されたデビュー盤『Wolfheart』は1995年4月の発売で、後にポルトガルで記念切手に選ばれるほどの評価を得ました。

壮大な物語に浸りたいとき、あるいは自分自身の原点と向き合いたい夜に聴けば、きっと新たな発見があるかもしれませんね。

Killing Me Killing YouSENTENCED

SENTENCED – Killing Me Killing You (OFFICIAL VIDEO)
Killing Me Killing YouSENTENCED

深く沈み込むような悲哀に満ちた歌声に、胸が締め付けられる一曲です。

一度は楽園のようだった二人の関係に忍び寄る破滅の影。

互いを愛しながらも傷つけ合い、すべてが灰になっていく絶望的な状況が、痛々しいほど鮮烈に描かれています。

愛を取り戻したいと願う一方で、この苦しみからの解放を渇望する心の叫びが、聴く者に重く響きますよね。

フィンランドのバンド、センテンストが2000年1月に発表した名盤『Crimson』からの楽曲で、先行シングルは国内チャートで5位を記録。

どうしようもない喪失感にくれる夜に、静かに寄り添ってくれる深遠な魅力にあふれています。

Strange MachinesThe Gathering

荘厳なシンセサイザーとヘヴィなギターリフが、まるで時空を超える旅へと誘うかのよう!

オランダ出身のロックバンド、ザ・ギャザリングが1995年に生み出した、彼らの歴史の転換点とも言える作品です。

本作のテーマは「時間旅行」。

歴史上の出来事や遠い未来への憧れを歌った歌詞は、SF映画『タイム・マシン』の一節も交え、聴く者を壮大な物語の世界へと引き込みます。

名盤『Mandylion』に収録されたこの楽曲は、シングルとしてオランダのチャートで37位を記録し、バンドの知名度を大きく高めました。

日常を忘れ、幻想的な世界観にどっぷりと浸りたい夜に聴けば、気分はもうタイムトラベラーではないでしょうか。

洋楽ゴシックメタルの深遠なる世界~名曲・人気曲まとめ【2025】(11〜20)

Going UnderEvanescence

Evanescence – Going Under (Official HD Music Video)
Going UnderEvanescence

エヴァネッセンスは1998年に結成されたアメリカのバンドです。

「Going Under」はファーストアルバム「Fallen」に収録されています。

エヴァネッセンスはこのアルバムでグラミー賞最優秀新人賞を受賞しました。

Der Letzte TagElis

エリスはErben der Schöpfungを前身とするリヒテンシュタイン公国のバンドです。

「Der Letzte Tag」は2004年にリリースされたアルバム「Dark Clouds in a perfect Sky」に収録されている楽曲です。

Nymphetamine FixCradle Of Filth

Cradle Of Filth – Nymphetamine Fix [OFFICIAL VIDEO]
Nymphetamine FixCradle Of Filth

薬物のように抗いがたい愛の中毒性を描いた、クレイドル・オブ・フィルスの一曲です。

2004年9月に発表された名盤『Nymphetamine』に収録された本作は、ダニ・フィルスさんの悪魔的な高音シャウトと、ゲスト参加したリヴ・クリスティンの天使のような美声が織りなすデュエットが圧巻。

抗いがたい魅力と破滅的な衝動に揺れる男女の悲劇的な物語が、壮大なサウンドと共に展開されます。

映画『Resident Evil: Apocalypse』のサウンドトラックにも採用され、第47回グラミー賞にノミネートされるなど大きな注目を集めました。

ゴシック文学のような退廃的な世界観に浸りたい夜に、この劇的なラブストーリーをじっくりと味わってみてはいかがでしょうか?

LichtgestaltLacrimosa

Lacrimosa – Lichtgestalt (Official)
LichtgestaltLacrimosa

ドイツのゴシックメタルバンド、ラクリモーサが奏でる、絶望の闇の中で一条の光を求める魂の葛藤を描いた楽曲。

ティロ・ヴォルフさんの苦悩に満ちた歌声とアンネ・ヌルミさんの慈愛あふれる歌声の対比が、荘厳なオーケストラと融合し、聴く者の心を揺さぶります。

本作の、悲壮感と希望が交錯する劇的な世界観は、まさに圧巻ですよね。

この曲は、2005年5月に発売されたアルバム『Lichtgestalt』に収録されており、ドイツのチャートで30位を記録する評価を得ました。

人生の困難に直面し、心が折れそうなときに聴けば、深い悲しみの底から再び立ち上がる勇気をもらえるのではないでしょうか。