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【ゴットシャルクのピアノ曲】再評価されたアメリカの天才による珠玉の名曲

1829年にアメリカ、ニューオーリンズで生まれ、幼少期から神童としてピアノの才能を発揮していたルイス・モロー・ゴットシャルク。

ロマン派を代表するフランツ・リストやヨハネス・ブラームスといった作曲家らと同時代を生きた作曲家ですが、彼の没後その作品が日の目を浴びることは少なく、20世紀に入ってからの再評価を受け、超絶技巧を要するピアノ曲をはじめ芸術性の高い作品群が注目されるようになりました。

今回は、そんなゴットシャルクが手掛けたピアノ作品のなかから、人気の高い曲を厳選してご紹介します!

【ゴットシャルクのピアノ曲】再評価されたアメリカの天才による珠玉の名曲(11〜20)

風刺 Op.59Louis Moreau Gottschalk

Gottschalk – Pasquinade (Caprice), Op. 59 – Ivan Davis Piano
風刺 Op.59Louis Moreau Gottschalk

19世紀アメリカの作曲家ルイス・モロー・ゴットシャルクの『風刺』は、彼の才能が詰まった魅力的なピアノ曲です。

南米やカリブ海の影響を受けた軽快なリズムとメロディ、そして彼らしい遊び心が全編にあふれています。

超絶技巧を要するパッセージの連続は、熟練のピアニストにとってもやりがいのある充実した内容。

ゴットシャルクならではの多文化的な要素と洗練された作曲技術が融合した本作は、高度なテクニックと音楽性を兼ね備えたピアニストの方にオススメしたい1曲です!

おわりに

音楽史に名を連ねる作曲家らに比べ、ゴットシャルクを知る人は数少ないでしょう。

だからこそ、曲を紹介したり演奏したりできれば、注目を浴びること間違いなし!

この機会に彼の作品に触れ、再評価されたその魅力を深掘りしてみてはいかがでしょうか?