【卒業式BGM】感動間違いなし!涙を誘う定番クラシックを一挙紹介!
感動の卒業式に華を添えるBGM。
卒業生を送り出す先生方にとって、子供たちの人生の節目となる卒業式を彩るための、音楽選びは悩ましいもの……。
そこで本記事では、卒業式のBGMにピッタリの定番クラシック作品を集めました!
入場シーンを華やかに演出してくれる楽曲や、静かな場面にふさわしい穏やかで切ないピアノ作品など、タイプの異なる曲を複数ピックアップしましたので、ぜひ選曲の参考にしてみてください。
子供たちにとっても保護者にとっても、また先生方にとっても、音楽とともに思い出に残る卒業式となりましたら幸いです。
【卒業式BGM】感動間違いなし!涙を誘う定番クラシックを一挙紹介!(6〜10)
歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」より 間奏曲Pietro Mascagni

ピエトロ・マスカーニのオペラ『カヴァレリア・ルスティカーナ』の劇中で流れる『間奏曲』は、感動的な卒業式にピッタリの1曲です。
1890年の初演以来、この楽曲は聴く者に深い感動を与え続けています。
マスカーニが濃厚なメロディで綴るこの曲は、静けさの中にも情熱が波打つような独特の世界観を持っており、時間が経つのを忘れさせてくれます。
卒業生たちが新たな一歩を踏み出す瞬間、その心に残るメロディは、これからの旅立ちを温かく見守ってくれるでしょう。
威風堂々 Op.39Edward Elgar

エドワード・エルガーの代表作『威風堂々 Op.39』は、1901年初演で瞬く間に英国民に愛され、イギリスの愛国歌としても親しまれている作品。
さまざまなセレモニーで耳にする機会も多い、クラシックの名曲です。
輝かしい未来への期待と感傷的な雰囲気、そして作曲者の情熱がちりばめられた本作は、別れや旅立ちの瞬間を華麗に彩ってくれます。
卒業式のBGMに選ぶなら、歴史に裏打ちされた本作は間違いない選択でしょう!
カノンJohann Pachelbel

ヨハン・パッヘルベルの『カノン』は、バロック時代の美しいメロディラインと和声進行が織りなす、感動的な音楽の傑作。
クラシック音楽になじみのない方でも、『パッヘルベルのカノン』として知っている方も多いのではないでしょうか。
1680年頃に作曲された本作は、「カノン進行」とも呼ばれる規則的な和声進行が特徴的で、1974年にロンドン・レコードでの再発売をきっかけに大流行しました。
卒業や送別といった別れの場面でよく使われており、今日でも多くの人に愛され続けています。
「水上の音楽」より「アラ・ホーンパイプ」Georg Friedrich Händel

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1717年に作曲した管弦楽組曲の中の1曲。
テムズ川での舟遊びのために書かれたとされるこの作品は、明るく華やかな旋律が特徴です。
トランペットやホルンが活躍する舞曲風の楽章で、軽快でリズミカルな曲調が印象的。
結婚式や祝典などの場面で頻繁に演奏されるほか、映画やテレビのBGMとしても広く使用されています。
卒業式のBGMとしても、華やかな雰囲気を演出したい入場シーンなどにピッタリ。
明るく前向きな気持ちで新たな門出を祝いたいと考えていらっしゃる方にオススメの1曲です。
「四季」より「春」第1楽章Antonio Vivaldi

アントニオ・ヴィヴァルディが描く春の情景が、音楽を通じて鮮やかに蘇ります。
小鳥たちのさえずりや、そよ風、小川のせせらぎ、そして突然の雷雨。
自然の移ろいを巧みに表現した本作は、聴く人の心に春の訪れを感じさせてくれます。
1725年に出版された『和声と創意の試み』の一部として世に送り出された本作。
映画やCMなど、さまざまな場面で使用され、多くの人々に親しまれています。
卒業式のBGMとしても最適で、新たな門出を迎える子供たちの背中を優しく押してくれるような、希望に満ちた曲調が心に響きます。