【卒業式BGM】感動間違いなし!涙を誘う定番クラシックを一挙紹介!
感動の卒業式に華を添えるBGM。
卒業生を送り出す先生方にとって、子供たちの人生の節目となる卒業式を彩るための、音楽選びは悩ましいもの……。
そこで本記事では、卒業式のBGMにピッタリの定番クラシック作品を集めました!
入場シーンを華やかに演出してくれる楽曲や、静かな場面にふさわしい穏やかで切ないピアノ作品など、タイプの異なる曲を複数ピックアップしましたので、ぜひ選曲の参考にしてみてください。
子供たちにとっても保護者にとっても、また先生方にとっても、音楽とともに思い出に残る卒業式となりましたら幸いです。
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【卒業式BGM】感動間違いなし!涙を誘う定番クラシックを一挙紹介!(11〜20)
タイスの瞑想曲Jules Massenet

フランスのロマン派作曲家ジュール・マスネによる名曲。
オペラ『タイス』からの美しいインターメッツォで、ソロ・ヴァイオリンとオーケストラのために書かれました。
1894年、パリのオペラ座で初演されたこの楽曲は、タイスという名の娼婦の精神的な目覚めを表現しています。
本作は多くのアーティストによって演奏され、さまざまな楽器用の編曲も存在します。
マスネ自身も1894年に『アヴェ・マリア』として編曲しています。
卒業式のBGMとしても人気があり、穏やかで美しい旋律は、門出を祝う場面にピッタリ。
感動的な雰囲気を醸し出す本作は、卒業生の新たな人生の幕開けを彩るのにふさわしい曲といえるでしょう。
練習曲 Op.10-3「別れの曲」Frederic Chopin

フレデリック・ショパンの『練習曲 Op.10-3「別れの曲」』は、その切ないメロディが卒業式にピッタリの1曲。
テクニック面の難解さで知られるショパンの練習曲の中でも、Op.10-3は美しい旋律や穏やかな曲調で知られ、聴く者の心を打つ名曲として親しまれています。
この曲には、本作をショパンから捧げられたフランツ・リストが、わずか数週間でマスターしてしまったというエピソードも!
リストも愛したショパンの名曲、涙を誘う感動演出のBGMとして取り入れてみてはいかがでしょうか?
愛の挨拶Edward Elgar

1888年にエドワード・エルガーによって作曲された『愛の挨拶』は、エルガーがのちに妻となる女性のために作り上げた愛の贈り物。
ロマンチックなメロディと優雅な曲調が特徴で、ピアノとバイオリン、ピアノソロ、管弦楽アンサンブルなど、さまざまな楽器や編成で演奏されています。
まるでリスナーの心を優しく包み込むような優雅さと切なさが融合したこの楽曲は、卒業式で生徒たちを送り出す瞬間にピッタリ!
卒業という新たな旅立ちのタイミングに、お互いの絆と記憶を大切にする人たちに贈りたい1曲です。
ピアノとオーケストラのための「パガニーニの主題による狂詩曲」より 第18変奏Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフが1934年に作曲した『パガニーニの主題による狂詩曲』。
難解な曲が多いなか、第18変奏は感動的な卒業式のシーンにふさわしい優美さを持っていることで知られています。
変ニ長調で奏でられるメロディは、多くの人を魅了し続けており、この曲のもつ温かみのある音色は心に優しく響きます。
ラフマニノフ自身が演奏するバージョンはとくに感動的で、1934年の初演以来聴く者の心をつかんで放しません。
子供たちも、この美しい旋律を聴けばきっと感動してしまうことでしょう。
オンブラ・マイ・フ(ラルゴ)Georg Friedrich Händel

ゲオルグ・フリードリヒ・ヘンデルの『オンブラ・マイ・フ』は、1738年に作曲されたオペラ『セルセ』の第1幕冒頭で歌われるアリア。
カウンターテナーやメゾソプラノによって歌われることが多い作品で、天使のような澄んだ高音が魅力です。
オペラ作品としてはあまり評価されませんでしたが、このアリアのみ19世紀に再評価されるようになり、現在では歌曲として演奏会などでたびたび演奏され、クラシックの名曲として親しまれています。
穏やかな曲調と壮大な雰囲気で感動シーンを彩る、卒業式にピッタリの1曲です。
組曲「惑星」より「木星」Gustav Holst

グスターヴ・ホルストが1917年に完成させたオーケストラの傑作、組曲『惑星』の中でも、感動的な曲調で高い人気を誇る『木星』。
綿密に作られたオーケストレーションと、英国賛歌『I Vow to Thee My Country』のもとにもなったメロディが印象的なこの曲、日本では平原綾香さんのデビュー曲『Jupiter』の原曲としても知られていますよね。
壮大な世界観と希望に満ちた雰囲気は、まさに卒業式のBGMに最適。
子供たちの新たな門出を華々しく飾ってくれるでしょう。
【卒業式BGM】感動間違いなし!涙を誘う定番クラシックを一挙紹介!(21〜30)
祝典序曲「1812年」Pyotr Tchaikovsky

ピョートル・イリイチ・チャイコフスキーの叙情的な旋律が心を打つ『祝典序曲「1812年」』は、卒業式の感動が高まる瞬間にピッタリです。
1880年にロシアの歴史的勝利を祝して作曲されたこの楽曲は、熱い愛国心と勇壮さがあふれる曲調で、聴く者の心に強烈な印象を残します。
本作は、チャイコフスキー自身は「芸術的価値はない」と評価しながらも、その壮大な音楽性で今なお広く愛され続けています。
記念すべき日にふさわしい、壮大で感動的なBGMをお探しの先生方に、ぜひオススメします。