RAG Musicartist
素敵なアーティスト
search

世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者

世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者
最終更新:

みみなさんはトランペット奏者というと誰を思い浮かべますか?

ジャズであればルイ・アームストロングやマイルス・デイヴィス、クラシック奏者であればマティアス・ヘフスやセルゲイ・ナカリャコフが上がるかと思います。

ジャズ、クラシックでも追随を許さない世界一ともいわれるトランペット奏者ウィントン・マルサリスも外せない存在です。

今回は世界で活躍する有名トランぺッターを紹介します。

ジャズ、クラシック、性別、国籍も問わず紹介しますので記事を通してお気に入りの奏者が見つかると幸いです。

世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(1〜10)

リベルタンゴAlison Balsom

Libertango (Alison Balsom) – Last Night of the Proms 2009
リベルタンゴAlison Balsom

イギリスのトランペット奏者。

ヨーロッパを中心に数少ない女性ソリストの一人として活躍しています。

現在は、ソリストとしての活動の他にロンドン室内オーケストラ首席奏者、ギルドホール音楽演劇院客員教授も務めています。

日本では2005年に来日し、NHK交響楽団サマーコンサートに出演しています。

ソロで活動するトランペット奏者はほとんど男性のため、女性のトランペット奏者として彼女の活躍を喜ぶ女性も多いはずです。

彼女を追って女性トランペット奏者が増えることを祈ります。

ドリーブ『カディスの娘たち』Hans Gansch

オーストリアに生まれ、クラシックのトランペット奏者です。

リンツ・ブルックナー管弦楽団の主席トランペット奏者、オーストリア放送交響楽団の首席トランペット奏者を務めた後、ウィーン国立歌劇場とウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のトランペット奏者となり、退団後もソリストとして世界中で活躍しています。

ヨーロッパ圏のトランペット奏者は高音域もきれいでいい音色ですよね。

譜面を見るとクラリネットかヴァイオリンかと思うようなフレーズも軽々しく吹いているのが憧れます。

スタートレックのテーマエリック・ミヤシロ

ハワイ生まれの日系3世で、ハイノート・ヒッターとして知られる。

来日後はスタジオミュージシャンとして活躍しつつ、「EMバンド」というビッグバンドを結成し、ライブ活動も行っています。

数多くのレコーディングで聴くハイノートはほとんどエリック・ミヤシロさんの演奏で、『マリオカート8』や『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』などみなさんがよく知るアニメやゲーム音楽でも活躍されています。

昭和音楽大学ポピュラー音楽コーストランペット講師、国立音楽大学・洗足学園音楽大学・大阪芸術大学にて客員教授も務めており、エリック・ミヤシロさんに習えるなんて羨ましいですね!

ニュー・シネマ・パラダイスFabrizio Bosso

イタリアが誇るジャズトランペッターとして世界的に活躍するファブリッツィオ・ボッソさん。

5歳でトランペットを始め、17歳で初レコーディングを経験するという早熟ぶりを見せました。

1999年には初のリーダーアルバム『Fast Flight』を発表し、イタリアのジャズ雑誌『Musica Jazz』の新人賞を受賞。

2007年には名盤『You’ve Changed』をリリースし、映画のテーマ曲のカバーを含む新境地を開きました。

ハードバップやポストバップを得意とし、ダイアン・リーヴスとのコラボレーションも実現。

多彩な音楽性と技巧を持ち合わせたボッソさんの演奏は、ジャズファンならずとも一度は聴いてみる価値があります。

夜空のトランペットNini Rosso

夜空のトランペット  ニニ・ロッソ
夜空のトランペットNini Rosso

イタリアが誇るトランペットの詩人、ニニ・ロッソさん。

1960年代に活躍したジャズとイージーリスニングの名手です。

19歳で音楽の道を選び、ナイトクラブでキャリアをスタート。

やがてイタリア屈指のジャズトランペッターとして名を馳せました。

1965年には静かな夜を描いた楽曲で世界的ヒットを飛ばし、ヨーロッパ各国でチャート1位を獲得。

100万枚以上の大ヒットとなりました。

日本製のポケットトランペット愛用でも知られ、独特の温かみのある音色で多くのファンを魅了しました。

ジャズファンはもちろん、心地よい音楽を求める方にぴったりの奏者です。

聖者の行進Louis Armstrong

Louis Armstrong “When The Saints Go Marching In” on The Ed Sullivan Show
聖者の行進Louis Armstrong

アフリカ系アメリカ人のジャズミュージシャンで、ジャズトランペット界ではカリスマ的存在です。

トランペット奏者としてだけでなく、歌手、俳優としても活躍し、「サッチモ」の愛称で親しまれました。

1967年発表の「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」は世界的なメガヒットとなり、日本でも多くのCM曲などに起用されています。

主にジャズトランぺッターというとサッチモことルイ・アームストロングさんの名前が必ず上がり、トランペットを始めたいと思ったきっかけがサッチモさんの演奏を聴いてという方も少なくないはず。

ジャズトランペット界の憧れの存在です。

CHEROKEEWynton Marsalis

誰からも世界一のトランペット奏者と高い評価があるウィントン・マルサリスさん。

アメリカのジャズトランペッターで日本でもよく知られる著名なジャズ・ミュージシャンで、クラシック奏者としても知られており、ジャズとクラシック併せて9つのグラミー賞を獲得しています。

1980年にジャズ・メッセンジャーに加入し、このころの演奏は日本のファンにも人気がある。

2006年にiPodのCMに出演して話題となった。

クラシックとジャズの両刀はいないことはないのですが、マルサリスさんほどスタイルの違いを明確に分けて演奏できるプレイヤーは少なく、あまりにもうますぎて嫉妬も多く受けているトランペット奏者です。