世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者
みみなさんはトランペット奏者というと誰を思い浮かべますか?
ジャズであればルイ・アームストロングやマイルス・デイヴィス、クラシック奏者であればマティアス・ヘフスやセルゲイ・ナカリャコフが上がるかと思います。
ジャズ、クラシックでも追随を許さない世界一ともいわれるトランペット奏者ウィントン・マルサリスも外せない存在です。
今回は世界で活躍する有名トランぺッターを紹介します。
ジャズ、クラシック、性別、国籍も問わず紹介しますので記事を通してお気に入りの奏者が見つかると幸いです。
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世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(1〜10)
Feels So GoodChuck Mangione

トランペットからフリューゲルホルンへ転向し、独自のサウンドを確立したジャズ界の巨匠、チャック・マンジョーネさん。
1960年代にデビューし、ラテンの要素を取り入れたメロディアスな音楽で人気を集めました。
代表曲「Feel So Good」は全米チャートで5位に。
1976年と1978年にはグラミー賞を受賞し、その実力を証明しています。
1980年には冬季オリンピックのテーマ曲も手掛けました。
甘美な音色とキャッチーなメロディが魅力の彼の音楽は、ジャズファンはもちろん、フュージョンやポップスファンにもおすすめです。
心地よい音楽に癒されたい方、ぜひ耳を傾けてみてください。
『天空の城ラピュタ』よりパズーの「ハトと少年」数原晋

1946年岡山県生まれの日本人トランペット奏者で、スタジオミュージシャンとして数多くのミュージシャンのアルバムに参加している数原晋さんです。
アニメでは『ルパン三世』のほか、度々スタジオジブリの作品にも参加しており、スタジオジブリ長編アニメーション映画『天空の城ラピュタ』でパズーが吹いているトランペットの音色も数原さんの音です。
また『機動戦士ガンダム』や『シティハンター』、『カードキャプターさくら』など、多くのアニメ作品も演奏しています。
吹奏楽のアルバム『NEW SOUND IN BRASS』シリーズでもゲストトランペットとして参加し、吹奏楽関係者も数原さんの演奏を聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。
ハイドン『トランペット協奏曲変ホ長調』辻本 憲一

クラシック音楽の世界で輝くトランペット奏者、辻本憲一さん。
1994年に東京藝術大学に入学し、その後日本音楽コンクールで第2位を獲得するなど、早くからその才能を発揮しました。
2004年には東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者に就任し、2016年より読売日本交響楽団首席奏者就任後、現在も読売日本交響楽団で活躍中です。
2022年にはソロ・アルバム『トランペット作品集』をリリース。
クラシックからゲーム音楽まで幅広いジャンルで才能を発揮し、教育者としても後進の指導に尽力しています。
優れた技術と豊かな音楽性を持つ辻本さんの演奏は、クラシック音楽ファンはもちろん、多彩な音楽を楽しみたい方にもおすすめです。
世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(11〜20)
スタートレックのテーマMaynard Ferguson

カナダ出身のジャズトランペット奏者、メイナード・ファーガソンさんは、その驚異的な高音域の演奏で知られています。
1949年、21歳でアメリカに渡り、スタン・ケントン楽団で頭角を現しました。
1976年のモントリオールオリンピック閉会式でソリストを務めるなど、世界的な活躍を見せました。
1977年にリリースしたアルバム『Conquistador』に収録された人気映画のテーマ曲は、全米チャートで30位以内に入る大ヒットとなりました。
また、日本でも『アメリカ横断ウルトラクイズ』のテーマ曲として使用された楽曲でも有名です。
2005年にはカナダ勲章を受章し、その功績が認められました。
ジャズファンはもちろん、映画音楽やフュージョンに興味がある方にもおすすめの奏者です。
ヴァイオリン協奏曲ト長調 op. 3/3, RV 310Matthias Höfs

ドイツが誇る世界的トランペット奏者、マティアス・ヘフスさん。
1965年生まれの彼は、6歳でトランペットを始め、18歳でハンブルク・フィルハーモニー州立管弦楽団の首席トランペット奏者に抜擢されました。
クラシックからバロック、現代音楽まで幅広いジャンルをカバーし、技術と表現力の両面で高い評価を得ています。
1985年から参加するジャーマン・ブラスでの活躍も目覚ましく、2016年にはECHOクラシック賞を受賞。
教育者としても後進の育成に尽力し、2000年からハンブルク音楽演劇大学の教授を務めています。
革新的な演奏と楽器開発への取り組みは、トランペット音楽の新たな地平を切り開いています。
クラシック音楽ファンはもちろん、音楽の可能性を追求したい方にもおすすめの奏者です。
ベニスの謝肉祭の主題による変奏曲Sergei Nakariakov

クラシックの世界で驚異的な技巧を誇るトランペット奏者、セルゲイ・ナカリャコフさん。
1977年生まれのロシア出身で、幼少期の交通事故をきっかけにトランペットを始めました。
15歳でCDデビュー後、世界的な評価を得ています。
2002年にECHOクラシック賞を受賞し、ジャンルを超えた幅広いレパートリーと美しい音色で聴衆を魅了し続けています。
NHK連続テレビ小説のテーマ曲演奏でも知られ、映画出演も果たすなど活躍の場を広げています。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、新しい音楽体験を求める方にもおすすめの奏者です。
サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー高橋 敦

日本を代表するトランペット奏者として知られる高橋敦さん。
東京都交響楽団の首席トランペット奏者を務め、クラシック音楽を中心に活動しています。
ソリストや室内楽奏者としても幅広く活躍し、オクタヴィア・レコードのCRYSTONレーベルから複数のアルバムをリリースしています。
高橋さんの演奏は華麗な技巧と豊かな表現力で知られ、国内外で高い評価を得ています。
2019年5月にリリースされたアルバム『トランペット・シング!』では、オペラやミュージカルの名曲を美しく演奏し、聴衆を魅了しました。
ピアニストの野田清隆さんとの長年のコンビネーションも、多くのファンから支持されています。
クラシックからポピュラー音楽まで幅広いレパートリーを持つ高橋さんの演奏は、音楽愛好家の皆さんにおすすめです。