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世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者

みみなさんはトランペット奏者というと誰を思い浮かべますか?

ジャズであればルイ・アームストロングやマイルス・デイヴィス、クラシック奏者であればマティアス・ヘフスやセルゲイ・ナカリャコフが上がるかと思います。

ジャズ、クラシックでも追随を許さない世界一ともいわれるトランペット奏者ウィントン・マルサリスも外せない存在です。

今回は世界で活躍する有名トランぺッターを紹介します。

ジャズ、クラシック、性別、国籍も問わず紹介しますので記事を通してお気に入りの奏者が見つかると幸いです。

世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(1〜10)

スタートレックのテーマMaynard Ferguson

カナダ出身のジャズトランペット奏者、メイナード・ファーガソンさんは、その驚異的な高音域の演奏で知られています。

1949年、21歳でアメリカに渡り、スタン・ケントン楽団で頭角を現しました。

1976年のモントリオールオリンピック閉会式でソリストを務めるなど、世界的な活躍を見せました。

1977年にリリースしたアルバム『Conquistador』に収録された人気映画のテーマ曲は、全米チャートで30位以内に入る大ヒットとなりました。

また、日本でも『アメリカ横断ウルトラクイズ』のテーマ曲として使用された楽曲でも有名です。

2005年にはカナダ勲章を受章し、その功績が認められました。

ジャズファンはもちろん、映画音楽やフュージョンに興味がある方にもおすすめの奏者です。

聖者の行進Louis Armstrong

Louis Armstrong “When The Saints Go Marching In” on The Ed Sullivan Show
聖者の行進Louis Armstrong

アフリカ系アメリカ人のジャズミュージシャンで、ジャズトランペット界ではカリスマ的存在です。

トランペット奏者としてだけでなく、歌手、俳優としても活躍し、「サッチモ」の愛称で親しまれました。

1967年発表の「この素晴らしき世界(What a Wonderful World)」は世界的なメガヒットとなり、日本でも多くのCM曲などに起用されています。

主にジャズトランぺッターというとサッチモことルイ・アームストロングさんの名前が必ず上がり、トランペットを始めたいと思ったきっかけがサッチモさんの演奏を聴いてという方も少なくないはず。

ジャズトランペット界の憧れの存在です。

CHEROKEEWynton Marsalis

誰からも世界一のトランペット奏者と高い評価があるウィントン・マルサリスさん。

アメリカのジャズトランペッターで日本でもよく知られる著名なジャズ・ミュージシャンで、クラシック奏者としても知られており、ジャズとクラシック併せて9つのグラミー賞を獲得しています。

1980年にジャズ・メッセンジャーに加入し、このころの演奏は日本のファンにも人気がある。

2006年にiPodのCMに出演して話題となった。

クラシックとジャズの両刀はいないことはないのですが、マルサリスさんほどスタイルの違いを明確に分けて演奏できるプレイヤーは少なく、あまりにもうますぎて嫉妬も多く受けているトランペット奏者です。

世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(11〜20)

モーツァルト『トランペット協奏曲 ニ長調』Håkan Hardenberger

**♪L.モーツァルト:トランペット協奏曲 ニ長調 / ホーカン・ハーデンベルガー(トランペット),エルガー・ハワース指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団
モーツァルト『トランペット協奏曲 ニ長調』Håkan Hardenberger

スウェーデン出身のトランペット奏者、ホーカン・ヘルデンベルゲルさんは、クラシック音楽界で輝かしい存在感を放っています。

8歳でトランペットを始め、パリ国立音楽院で学んだ彼は、早くからヴィルトゥオーゾとしての名声を確立。

バロックから現代音楽まで幅広いレパートリーを誇り、世界的な指揮者やオーケストラとの共演を重ねています。

2003年にLitteris et Artibus勲章を受賞し、その功績が認められました。

新しい音楽の地平を開拓する情熱は、多くの現代作曲家との協働に表れています。

若手音楽家の育成にも尽力し、マルメ音楽アカデミーで教鞭を執っています。

クラシック音楽に興味のある方にぜひおすすめの奏者です。

ヴァイオリン協奏曲ト長調 op. 3/3, RV 310Matthias Höfs

ドイツが誇る世界的トランペット奏者、マティアス・ヘフスさん。

1965年生まれの彼は、6歳でトランペットを始め、18歳でハンブルク・フィルハーモニー州立管弦楽団の首席トランペット奏者に抜擢されました。

クラシックからバロック、現代音楽まで幅広いジャンルをカバーし、技術と表現力の両面で高い評価を得ています。

1985年から参加するジャーマン・ブラスでの活躍も目覚ましく、2016年にはECHOクラシック賞を受賞。

教育者としても後進の育成に尽力し、2000年からハンブルク音楽演劇大学の教授を務めています。

革新的な演奏と楽器開発への取り組みは、トランペット音楽の新たな地平を切り開いています。

クラシック音楽ファンはもちろん、音楽の可能性を追求したい方にもおすすめの奏者です。

ベニスの謝肉祭の主題による変奏曲Sergei Nakariakov

Tp042 セルゲイ・ナカリャコフ – Sergei Nakariakov – ベニスの謝肉祭の主題による変奏曲
ベニスの謝肉祭の主題による変奏曲Sergei Nakariakov

クラシックの世界で驚異的な技巧を誇るトランペット奏者、セルゲイ・ナカリャコフさん。

1977年生まれのロシア出身で、幼少期の交通事故をきっかけにトランペットを始めました。

15歳でCDデビュー後、世界的な評価を得ています。

2002年にECHOクラシック賞を受賞し、ジャンルを超えた幅広いレパートリーと美しい音色で聴衆を魅了し続けています。

NHK連続テレビ小説のテーマ曲演奏でも知られ、映画出演も果たすなど活躍の場を広げています。

クラシック音楽に興味のある方はもちろん、新しい音楽体験を求める方にもおすすめの奏者です。

ハイドン『トランペット協奏曲変ホ長調』辻本 憲一

クラシック音楽の世界で輝くトランペット奏者、辻本憲一さん。

1994年に東京藝術大学に入学し、その後日本音楽コンクールで第2位を獲得するなど、早くからその才能を発揮しました。

2004年には東京フィルハーモニー交響楽団の首席奏者に就任し、2016年より読売日本交響楽団首席奏者就任後、現在も読売日本交響楽団で活躍中です。

2022年にはソロ・アルバム『トランペット作品集』をリリース。

クラシックからゲーム音楽まで幅広いジャンルで才能を発揮し、教育者としても後進の指導に尽力しています。

優れた技術と豊かな音楽性を持つ辻本さんの演奏は、クラシック音楽ファンはもちろん、多彩な音楽を楽しみたい方にもおすすめです。