世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者
みみなさんはトランペット奏者というと誰を思い浮かべますか?
ジャズであればルイ・アームストロングやマイルス・デイヴィス、クラシック奏者であればマティアス・ヘフスやセルゲイ・ナカリャコフが上がるかと思います。
ジャズ、クラシックでも追随を許さない世界一ともいわれるトランペット奏者ウィントン・マルサリスも外せない存在です。
今回は世界で活躍する有名トランぺッターを紹介します。
ジャズ、クラシック、性別、国籍も問わず紹介しますので記事を通してお気に入りの奏者が見つかると幸いです。
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世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(1〜20)
ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 Op. 3, No. 9, RV 230Hyangmin Baek

クラシック音楽界で輝く新星、Hyangmin Baekさんは韓国出身のトランペット奏者です。
18歳でトランペットを始め、その才能を開花させました。
2018年9月、ドイツのARD国際音楽コンクールで韓国人トランペット奏者として初めて本選第2ラウンドに進出し、国際的な注目を集めました。
ソリストとしての活躍はもちろん、オーケストラの首席奏者としても高い評価を得ています。
YouTubeでは、バッハやヴィヴァルディの作品をトランペットで演奏する姿が公開されており、その技術と音楽性に多くのファンが魅了されています。
クラシック音楽に興味がある方はもちろん、新しい才能の発見を楽しみたい音楽ファンにもおすすめの奏者です。
フンメル『トランペット協奏曲』Maurice André

1933年に生まれたフランス出身の名トランペット奏者。
炭鉱作業員の家庭に生まれるも、アマチュア音楽家の父や周囲から才能を見いだされ、パリ音楽院に進み、首席で卒業しました。
金管楽器のバイブル的存在、ジャン=バティスト・アルバンの著書に載っている全14曲の練習曲をミスなしで演奏するなど実力がある奏者です。
音楽院を卒業の翌年にパリ国際音楽コンクールで見事優勝、以降、多くの音楽コンクールでの優勝を勝ち取った後はいくつかのオーケストラで演奏し、その後ソリストや有名楽団の首席奏者として活動するなど活躍の場を広げました。
アメリカ合衆国の楽器メーカー、セルマー社と共同でピッコロトランペットを開発して世に知らしめたことでも有名です。
世界の有名トランペッター。世界で活躍するおすすめのトランペット奏者(21〜40)
I’ll Close My EyesBlue Mitchell

1930年代のフロリダで生まれたブルー・ミッチェルさんは、ジャズトランペットの名手として知られています。
1958年にニューヨークでデビューを飾り、ホレス・シルヴァー・クインテットでの活躍を経て、1964年に自身のクインテットを結成しました。
代表作には、アルバム『ビッグ6』や『ブルー・ソウル』があります。
多彩なジャンルで活躍し、チック・コリアさんやアル・フォスターさんといった著名ミュージシャンとの共演も果たしています。
ハード・バップの王道を行くサウンドと、繊細かつ力強い演奏が魅力です。
ジャズの深い味わいを求める方におすすめの奏者といえるでしょう。
SilkRick Braun

スムーズジャズの第一人者として知られるRick Braunさん。
1955年生まれのペンシルベニア州出身のトランペッター、作曲家、プロデューサーです。
1992年にデビューアルバム『Intimate Secrets』をリリースし、以来数々のヒット作を生み出してきました。
アルバム『Kisses in the Rain』や『Can You Feel It』は特に高い評価を受け、チャートでも好成績を収めています。
Gavin Reportから2度の「年間アーティスト賞」を受賞するなど、その実力は広く認められています。
Miles DavisやHerb Alpertなど、ジャズの巨匠たちから影響を受けた彼の音楽は、温かみのあるトランペットの音色と洗練されたアレンジが特徴です。
リラックスした雰囲気の中にも、深い音楽性を感じさせる彼の作品は、ジャズファンはもちろん、心地よい音楽を求める全ての方におすすめです。
エターナル・ストーリーTine Thing Helseth

1987年ノルウェー、オスロ生まれの若き女性クラシック・トランペット奏者。
ヨーロッパで圧倒的人気を誇り、ソロ・トランペッターとして数々のオーケストラと共演。
2007年、オスロでのノーベル賞授与式での公演でオープニングを務め、全世界に放送されました。
テレビ東京系「美の巨人たち」エンディングテーマ「エターナル・ストーリー」での演奏では、日本のプロ吹奏楽団「東京佼成ウインドオーケストラ」コンサートマスターでサクソフォン奏者の田中靖人さんと共演しています。
女性トランペット奏者といえばイギリスのアリソン・バルサムさんがいまずが、彼女らとともに女性トランペット奏者として多くの活躍が期待されています。
Without A Song松島啓之

神奈川県出身のジャズトランペット奏者、松島啓之さん。
バークリー音楽院で学んだ実力派です。
1995年にアルバム『Something Like This』でデビューし、その後も精力的に作品をリリース。
自身のクインテットを軸に、さまざまなセッションやグループでの活動も展開しています。
伝統的なジャズから現代的な解釈まで、幅広い音楽性が魅力です。
トレードマークのベースボール・キャップをかぶった姿も印象的。
1988年からの約2年半のバークリー音楽院時代には、ロイ・ハーグローヴなど後に大成する同期生たちと切磋琢磨しました。
松島さんの奏でる音色は、ジャズの深い理解と独自の感性が融合した魅力にあふれています。
本格的なジャズを堪能したい方におすすめの奏者です。