あの年の夏、あの頃の思い出……浜田省吾さんの歌声に、時をこえて心が揺さぶられるという方は少なくないはず。
日本のロックシーンを代表するシンガーソングライターとして、数々の名曲を生み出してきた浜田省吾さん。
この記事では、誰もが知るヒットソングやファンから絶大な支持を得ている隠れた名曲まで、浜田省吾さんが生んだ人気曲を一挙にご紹介します。
心に染み入る歌詞と、心地よいメロディが織りなす世界観に、どっぷりひたってみては?
【浜田省吾の名曲】時代を超えて愛されるヒットソング&人気曲を厳選!(1〜10)
悲しみは雪のように浜田省吾

雪のように心に積もる悲しみを表現した、心に響く名曲です。
繊細な歌詞と温かなメロディーが、聴く人の心を優しく包み込みます。
1981年11月に初めてリリースされ、1992年にはテレビドラマの主題歌として大ヒットしました。
浜田省吾さんの代表曲として多くの人に愛され続けています。
誰もが抱える悲しみや孤独、そしてそれを乗り越える強さを歌っているので、人生に疲れを感じている時や、大切な人を思う時に聴くと心に沁みるでしょう。
本作は、人とのつながりの大切さを再確認させてくれる、心温まる一曲です。
丘の上の愛浜田省吾

愛に対する葛藤の感情や本当の愛を追い求める姿がイメージされる、切ない感情も伝わる楽曲です。
1980年に発売されたアルバム『Home Bound』に収録されており、ロサンゼルスの丘の上に建つ高級住宅街をイメージした曲とも語られています。
アコーステックギターとピアノの優しい音色の重なりが、悩む人によりそう姿もイメージさせますね。
心に寄り添う落ち着いたテンポで、落ち着いた優しさを感じられる1曲です。
風を感じて浜田省吾

浜田省吾さんにとって初のヒット作となった名曲です。
1979年7月に発売された本作は、日清食品「カップヌードル」のCMソングに起用されました。
CMソングに強い抵抗感があったという浜田さんですが、このタイアップが結果的に彼の音楽を多くの人に届ける大きなきっかけになったといわれています。
「生き方は決して一つじゃないんだ」という、型にはまらない自由な生き方を肯定する力強いメッセージが、当時の若者の心に深く響いたのでしょう。
窮屈さを感じたとき、この曲を聴けば心がふっと軽くなるかもしれませんね。
DANCE浜田省吾

人生の苦境やどうしようもない孤独に対し、ただひたすら踊ることであらがうう姿を描いた、浜田省吾さんのロックナンバーです。
この作品は1984年10月に発売されたアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』に収録され、それに先がけて同年8月には12インチ・シングルとしても世に出ています。
時代が変わっても人の心をつかむ普遍的な力強さがありますよね。
どうしようもない閉塞感に押しつぶされそうなとき、本作の躍動感あふれるサウンドが、心を奮い立たせてくれるのではないでしょうか。
もうひとつの土曜日浜田省吾

大切な人への思いをつづったバラードですね。
シンガーソングライターの浜田省吾さんが紡ぐ言葉は、失恋の痛みを優しく包み込んでくれます。
本作は1985年5月に発表され、ファンの心に深く刻まれました。
愛に傷ついた人の気持ちに寄り添い、新たな一歩を踏み出す勇気をくれる楽曲です。
浜田省吾さんの温かな歌声が、聴く人の心に希望の灯をともしてくれるでしょう。
恋に悩む人はもちろん、大切な誰かを励ましたいときにもピッタリの一曲ですよ。
BIG BOY BLUES浜田省吾

華やかな成功の裏にひそむ孤独とむなしさを歌った、浜田省吾さんの楽曲です。
誰もがうらやむような勝利を手にしたとき、ふと虚無感に襲われた経験はありませんか?
本作は、バブル景気にわく当時の日本社会に向けられた痛烈なメッセージが込められています。
1985年12月に発売されたこの楽曲は、ドラマ『華やかな誤算』の主題歌に起用されました。
名盤『J.BOY』収録版とは異なる、シングルならではのソリッドなアレンジも魅力です。
社会の価値観に流されそうになったとき、自分らしさとは何かを考えさせてくれる1曲になるかもしれません。
凱旋門浜田省吾

1982年に発売されたアルバム『PROMISED LAND~約束の地』に収録され、長年ファンに愛されてきた浜田省吾さんの名曲です。
この楽曲は、愛する人を残して戦地へおもむき、疲れ果てて帰還する兵士の姿を通して、別れの痛みと再会への切なる願いがドラマティックに描かれています。
浜田さん自身が「当時は描き切れていなかった」と感じていた思いを込め、2019年9月に約14年ぶりのシングルとして再録音されました。
人生という戦いをへて、大切な場所へ帰ろうとする人の背中を、温かくも力強く押してくれるような感動的な1曲です。





