【浜田省吾の名曲】時代を超えて愛されるヒットソング&人気曲を厳選!
あの年の夏、あの頃の思い出……浜田省吾さんの歌声に、時をこえて心が揺さぶられるという方は少なくないはず。
日本のロックシーンを代表するシンガーソングライターとして、数々の名曲を生み出してきた浜田省吾さん。
この記事では、誰もが知るヒットソングやファンから絶大な支持を得ている隠れた名曲まで、浜田省吾さんが生んだ人気曲を一挙にご紹介します。
心に染み入る歌詞と、心地よいメロディが織りなす世界観に、どっぷりひたってみては?
【浜田省吾の名曲】時代を超えて愛されるヒットソング&人気曲を厳選!(21〜30)
この新しい朝に浜田省吾

春の訪れを思わせる軽やかなイントロと、心地よいリズムが印象的な応援歌です。
2021年3月に公開されたこの楽曲は、浜田省吾さんにとって約6年ぶりとなるシングルで、CDは週間ランキングで6位を記録しました。
長く続く坂道を越えた先に見える、どこまでも高く青い空。
そんな普遍的な風景が目に浮かぶ歌詞には、困難な時代を生きる私たちに寄り添い、明日へ向かう力を与えたいというメッセージが込められているようです。
もう一度歩き出そうとしている人の背中を優しく押してくれる、温かさと力強さに満ちた1曲です。
こんな気持ちのまま浜田省吾

恋人と過ごした夜が永遠に続けばいいのに、という切実な願いを歌った浜田省吾さんのポップナンバーです。
デートが終わり、おやすみのキスをしてもなおつのる「帰りたくない、帰したくない」という強い思い。
そのストレートな感情が、懐かしくも華やかなサウンドにのって胸に響きます。
本作は、1993年発売のアルバム『その永遠の一秒に 〜The Moment Of The Moment〜』に収録後、翌1994年4月に発売されたシングル『星の指輪』のカップリング曲です。
実は70年代から「帰れない帰さない」という仮題で演奏されていたというエピソードも残されています。
明日なき世代浜田省吾

疾走感あふれるロックサウンドにのせて、若さゆえの痛みや社会への反抗心を力強く歌い上げた、浜田省吾さんの楽曲です。
歌詞には、浜田省吾さん自身が高校生だった1969年の夏に目の当たりにした、激しい社会のうねりから生まれた葛藤が反映されているそうです。
本作は1980年7月に10枚目のシングルとして発売された作品で、名盤『Home Bound』には別ヴァージョンが収録されました。
理不尽な現実にもがきながらも、明日への希望を捨てきれない。
そんなやるせない気持ちを抱えているときに聴くと、心のさけびを代弁してくれるかもしれませんね。
もうひとつの土曜浜田省吾

愛する人が抱える悲しみの影を丸ごと包み込むような、深く優しい愛情を描いた浜田省吾さんの名バラードです。
子どものいる女性に恋をし、彼女が別の男性と週末に会っていると知りながらも、いちずに思い続ける男性の純粋な心と葛藤が胸を打ちます。
この楽曲は、1985年5月に発売されたシングル『LONELY‑愛という約束事』のカップリング曲で、後にドラマ『愛という名のもとに』の挿入歌としても多くの人の心に刻まれました。
一度傷ついた人を愛することの難しさと尊さを描き、再婚など新しい一歩をためらう人の背中をそっと押してくれるはずです。
相手のすべてを受け入れる覚悟が伝わる本作は、愛する人と新たな人生を歩むと決めたときに聴いてほしい1曲ですね。
紫陽花のうた浜田省吾

誰にも話せない恋の切なさを、雨に濡れる情景とともに歌い上げた浜田省吾さんの名バラードです。
北鎌倉の駅や江ノ島へと続く風景が目に浮かぶようで、許されない関係にある主人公の秘めた思いが痛いほど伝わってきますよね。
この楽曲は、1996年11月に発売されたアルバム『青空の扉~THE DOOR FOR THE BLUE SKY~』に収録された1曲。
どうにもならない恋心を抱え、もの思いにふけたい雨の夜にそっと寄り添ってくれる、そんな1曲といえるのではないでしょうか。
裸の王様浜田省吾

社会の矛盾や人間のエゴを痛烈に問いかける、浜田省吾さんの魂を揺さぶる楽曲です。
一体誰が罪びとを裁き、他者を断罪できるのか。
そんな根源的な問いを、ダイナミックなロックサウンドにのせて突きつけられると、思わず深く考え込んでしまいますよね。
本作は、1993年9月に発売されたアルバム『その永遠の一秒に ~The Moment Of The Moment~』に収録され、後にベスト盤『The Best of Shogo Hamada vol.3 The Last Weekend』にも収められました。
激動の世界情勢を背景に生まれたという歌詞は、時代をこえて現代を生きる私たちの胸にもするどく突き刺さります。
雨の日のささやき浜田省吾

軽快なロックンロールのサウンドにのせて、やるせない恋心を歌った浜田省吾さんの楽曲です。
降りしきる6月の雨に、心のなかまでぬかるんでしまうような主人公の切ない情景が目に浮かびます。
好きな人への想いは募るばかりなのに、どうすることもできないもどかしい気持ちに、胸が締め付けられる方もいらっしゃるかもしれませんね。
本作は1977年5月に発売されたアルバム『LOVE TRAIN』に収録された作品で、20年後には「若い頃の曲を今の音で歌いたい」という思いのもと、ご自身の手でセルフカバーもされました。