【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載
自助具とは、病気や加齢によって起こる麻痺や身体機能が低下してしまった方の生活を助けるための道具のこと。
お箸やお皿などの食器はもちろん、生活に必要な動作や娯楽にまつわる自助具まで、さまざまな道具が販売されています。
しかし、この記事では、あえて手作りできる自助具を紹介していきますね。
しかも今回は100円ショップで手に入れられる材料で作るアイデアばかりなので、チャレンジしやすいのが魅力。
この記事で紹介するアイデアを参考に、実際に自助具を使う人の体の状態に合わせてより使いやすいようにアレンジすることも検討してみてください。
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【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載(21〜30)
洗濯バサミクリップ


前がファスナーになっている上着って、片手だとなかなかファスナーを上げられないですよね。
そこで、この洗濯バサミクリップを作って使ってみてください。
作り方はとっても簡単で、輪ゴムに2つの洗濯バサミをつなげるだけ。
ファスナーを上げる際には、洗濯バサミクリップの片方をズボンに停めて、もう片方を上着に留めます。
こうすることで片手でもファスナーを上げられるようになります。
この洗濯バサミクリップはほかにもネクタイを結ぶときにも使えるので、作って置くと何かと役に立ちそうです。
万能カフ

万能カフは手のひらを思うように動かせない方や痛みで物を握って保持できない方のための自助具で、スプーンやフォークのほか、ペンを持つためにも用いられます。
作るのに必要な材料は布テープとマジックテープ、角カン、Dカンのみで、いずれも100円ショップの手芸コーナーで手に入るでしょう。
この万能カフを作るためにはミシンを使った裁縫が必要になりますが、それほど複雑な作業はないのでぜひチャレンジしてみてください。
万能カフの大きさは使う方の手の大きさに合わせて調整していただき、色や柄も好み合わせて材料を選ぶといいですね。
水道ホースを使ったスプーングリップ

水道のホースを使って、食事用の自助具が作れます。
材料は水道ホースのみで、100円ショップには複数の太さのホースがあるはずなので、何種類か試してみるといいでしょう。
作り方はシンプルで、ホースを切り開いて2カ所にコの字型の切れ込みを入れたら完成です。
スプーンやフォークの柄にコの字型の切れ込みをはめ込んで巻き付ければ、グリップになります。
付け外しができるので使い捨てスプーンにも使えますし、そのとき使うカトラリーに装着できるのがメリットですね!
片手で使えるまな板

片手だけで食材を切ろうとすると、食材が転がってしまってうまく切れませんよね。
そこでまな板に一工夫ほどこして、片手でも食材が転がらないようにしたのがこちらのまな板です。
使うのはくぎだけで、まな板にくぎを打ち込み、そのくぎに食材を刺して固定するというものです。
食材を扱うので、くぎは錆びづらいステンレス製を選びましょう。
使う方が使いやすいようにくぎの位置や本数を調整するといいですね。
また、まな板を安全にしまうためのくぎカバーも用意しておくといいでしょう。
片手用爪切り

片麻痺があると、麻痺がある方の手の爪は切れませすが、動かせる方の手の爪って自分では切れないですよね。
そこでこの片手用爪切りを作って、自分で爪切りをできるようにしてみましょう。
材料はX型の脚に布が組み合わされた収納ラックと木の板です。
最近では100円ショップでもDIYユーザーに向けてさまざまなサイズの木の板が売られていますので、収納ラックの脚の幅に合わせた板を購入してください。
作り方は、収納ラックの布を外し、木の板を収納ラックの脚に固定、さらに木の板に爪切りを固定すれば完成です。
工程が少々複雑なので、うまくいかないときは木工が得意な方に手伝ってもらうといいでしょう。
自助食器皿

スプーンは片手で使えますが、反対の手でお皿を押さえたり持ち上げたりしないとすくいづらく、こぼしてしまいますよね。
こうした問題を解決するために、片方だけで反り返るようになった形のすくいやすい食器が販売されていますが、実は100円ショップに売っているもので作れるんです!
使うのは2つのタッパー。
一つには水を入れてフタをし、もう一つのタッパーはフタを4cmほど残してカットして装着しておきます。
そして水を入れたタッパーを下にして重ね、輪ゴムで止めれば完成。
こうすることで下のタッパーが重りとなってずれにくく、さらに短く切ったフタがあることでこぼれづらいんです。
簡単に作れるので複数作っておくと役に立ちそうですよね!
自在に曲がるストロー

コップを手に取ることが難しい方のための自助具がこちら。
自由自在に曲がるようになっているので、使うシーンに合わせて飲みやすい形にできるのが特徴です。
作り方はシンプルで、曲がるストローの曲がる部分だけを切り出し、それらをつなげていけば完成です。
コップを置いている場所や使う人の体勢に合わせて曲げて使えるので便利ですね。
また、併せてストローをコップに固定するストローホルダーも使えばさらに使いやすくなりそうです。






