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【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載

自助具とは、病気や加齢によって起こる麻痺や身体機能が低下してしまった方の生活を助けるための道具のこと。

お箸やお皿などの食器はもちろん、生活に必要な動作や娯楽にまつわる自助具まで、さまざまな道具が販売されています。

しかし、この記事では、あえて手作りできる自助具を紹介していきますね。

しかも今回は100円ショップで手に入れられる材料で作るアイデアばかりなので、チャレンジしやすいのが魅力。

この記事で紹介するアイデアを参考に、実際に自助具を使う人の体の状態に合わせてより使いやすいようにアレンジすることも検討してみてください。

【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載(1〜10)

片手で取手付きゴミ袋をしばる自助具

S字フックを使い、片手で取っ手付きポリ袋をしばる #自助具 #片麻痺 #ゴミ袋 #ポリ袋
片手で取手付きゴミ袋をしばる自助具

片手で取っ手付きゴミ袋をしばるときに便利なのが、S字フックと滑り止めを使った自助具です。

S字フックに滑り止めを巻き付けて、机や棚の取っ手にひっかけておきます。

ゴミ袋の片方の取っ手をそこにかければ袋が動かなくなり、もう片方の取っ手を片手でひいてしばるだけ。

袋が固定されているぶん、スムーズに作業できます。

材料は全て100円ショップでそろい、作り方もシンプル。

工具も不要ですぐ試せ、日々の家事がやりやすくなるオススメのアイディアです。

長柄ブラシ

見て納得 簡単自助具作成法(長柄ブラシ)
長柄ブラシ

100円ショップの素材で作る「長柄ブラシ」は、手が届きにくい場所のお手入れを自分で楽にしたい人にぴったりの自助具です。

ブラシの柄はお湯に浸けて柔らかくし、好みの角度に曲げて調整します。

突っ張り棒にブラシを結束バンドで固定し、その接合オルフィキャストでしっかり補強するので、安定感が増しますよ。

グリップ部自分はもとのままで使うので、手軽に作れるのも魅力です。

簡単な材料と工程で、自分の使いやすさに合わせてカスタマイズできる実用的なアイテムです。

ピンセット箸

シリーズ②身体に合った道具を使おう「箸を使おう!」
ピンセット箸

手に麻痺がある方や利き手が動かせずにお箸をうまく使えない方が、お箸を使えるようにするための自助具です。

材料は洗濯バサミと輪ゴムだけですので、手軽に作れそうですね。

作り方もシンプルで、洗濯バサミとお箸を輪ゴムで固定するだけ。

完成したピンセット箸は、握るように持って使えるので、手をグーパーできる方であれば使えると思います。

お箸の開閉の固さは洗濯バサミのバネの強さに依存するので、いろいろな洗濯バサミで作ってみて、使いやすい固さのピンセット箸を作ってみてくださいね。

【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載(11〜20)

握力0kgでも爪が切れる爪切り

女性でも簡単に作れる!100円ショップの爪切りをDIY、握力が0㎏でも自分で爪が切れる台付爪切り
握力0kgでも爪が切れる爪切り

握力がほとんどなくても安心して使えるのが、この据え置きタイプのアイディア爪切りです。

市販の爪切りを板にネジでしっかりと固定し、グラつきを防止。

レバー部分には押さえやすい大きめの板をとりつけているので、手のひらや指先で軽く押すだけで、てこの原理で爪がスムーズに切れます。

握る力がなくても使えるので、片手だけでも楽に操作が可能。

材料100円ショップでそろい、簡単に作れるのも嬉しいポイントです。

握力に自信がなくても自分で爪が切れる、頼もしいアイテムです。

ボタンエイド

お手軽簡単ボタンエイド 作成
ボタンエイド

ボタンエイドとは、カッターシャツやブラウスなどのボタンを片手で留められるようにするための自助具です。

麻痺で片手しか使えない方や、指先がうまく動かせない方のための道具なんですよね。

作るのに必要な材料は割り箸とゼムクリップだけ。

作り方も非常にシンプルで、細長いUの字に曲げたゼムクリップを割り箸に固定するだけで完成です。

シャツの穴にボタンエイドを通してボタンを引っ掛け、そのまま引き抜けばボタンを留められます。

着替えは毎日することなので、それが自分の力でできるようになることは大きな一歩ですよね。

拘縮痙縮予防クッション

【脳卒中後遺症で手が固くならないために】【改造手袋を使った予防法】【動画】
拘縮痙縮予防クッション

手の拘縮や固まりを予防するには、優しく支えるクッションがあると便利です。

そこでオススメなのが、手袋を三枚重ねて折り返し、縫い合わせて作る「拘縮痙縮予防クッション」です。

手の形にしっかりフィットし、関節や筋肉を優しく支えてくれます。

素材が手袋のため肌当たりも柔らかく、汚れても洗いやすいので清潔さもキープ出来、衛生的に使えるもポイントです。

作り方はとても簡単かつ、身近なもので作れる点も魅力です。

毎日のケアに取り入れやすいサポートアイテムです。

車いすのブレーキをかける自助具

車椅子のブレーキ操作をサポートする自助具が、100円ショップにある貼れる布とラップの芯だけで簡単に作れます。

芯を使って長めのグリップ部分を作り、貼れる布で滑りにくく巻き付けることで、握りやすく安心感のある仕上がりになりますよ。

軽くて使いやすく、力の弱い方でもブレーキをかけられるよう工夫されています。

材料はどちらも身近で安価なので、コストを抑えながら自分に合った使いやすさにカスタマイズも可能。

工具もほぼ不要で気軽に作れるので、日常の安全を高めたい方にオススメの自助具です。