RAG Musicレクリエーション
素敵なシニアライフ
search

【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載

自助具とは、病気や加齢によって起こる麻痺や身体機能が低下してしまった方の生活を助けるための道具のこと。

お箸やお皿などの食器はもちろん、生活に必要な動作や娯楽にまつわる自助具まで、さまざまな道具が販売されています。

しかし、この記事では、あえて手作りできる自助具を紹介していきますね。

しかも今回は100円ショップで手に入れられる材料で作るアイデアばかりなので、チャレンジしやすいのが魅力。

この記事で紹介するアイデアを参考に、実際に自助具を使う人の体の状態に合わせてより使いやすいようにアレンジすることも検討してみてください。

【手作り自助具】100均素材で作る自助具。簡単アイデア満載(1〜20)

杖の肩かけバンド

【オリジナル自助具】片麻痺でも安心!背負える杖!? 肩かけバンドの取り付け方
杖の肩かけバンド

杖をちょっと使わない時置き場所に困ることってありますよね。

そんな時に便利なのはスプリングキーホルダーと結束バンドを使って作る「杖の肩かけバンド」です。

まずの杖の上の方にスプリングキーホルダーを結束バンドでしっかり固定。

もう片方もたわまないように位置を調整したら、結束バンドで固定します。

こうすることで杖を肩からたすきがけのようにかけられます。

伸びるコードから邪魔になりにくく、手を使う時に切り替えられるのが便利です。

材料は全て100円ショップでそろいます。

外出がもっと気軽になるアイディアです。

車いすのブレーキをかける自助具

車椅子のブレーキ操作をサポートする自助具が、100円ショップにある貼れる布とラップの芯だけで簡単に作れます。

芯を使って長めのグリップ部分を作り、貼れる布で滑りにくく巻き付けることで、握りやすく安心感のある仕上がりになりますよ。

軽くて使いやすく、力の弱い方でもブレーキをかけられるよう工夫されています。

材料はどちらも身近で安価なので、コストを抑えながら自分に合った使いやすさにカスタマイズも可能。

工具もほぼ不要で気軽に作れるので、日常の安全を高めたい方にオススメの自助具です。

拘縮痙縮予防クッション

【脳卒中後遺症で手が固くならないために】【改造手袋を使った予防法】【動画】
拘縮痙縮予防クッション

手の拘縮や固まりを予防するには、優しく支えるクッションがあると便利です。

そこでオススメなのが、手袋を三枚重ねて折り返し、縫い合わせて作る「拘縮痙縮予防クッション」です。

手の形にしっかりフィットし、関節や筋肉を優しく支えてくれます。

素材が手袋のため肌当たりも柔らかく、汚れても洗いやすいので清潔さもキープ出来、衛生的に使えるもポイントです。

作り方はとても簡単かつ、身近なもので作れる点も魅力です。

毎日のケアに取り入れやすいサポートアイテムです。

片手で本のページがめくれる自助具

本を読むとき、ページを片手で押さえるのって結構大変ですよね。

そんな時に便利なのが、ブックカバー風の自助具です。

厚紙などで本を包むようなカバーを作り、両上端にひもを通しておきます。

このひもがページの上部を押さえてくれるので、風や手の動きでページがめくれるしまうのを防いでくれるんです。

めくるときはひもの下からページを引き出すようにすればOK。

片手だけでもスムーズに読書が進みます。

材料は100円ショップでそろえられ、見た目もスッキリしたアイディア自助具です。

おゆまるで作るペングリップ

ペンを持ちにくい時に便利なのが、おゆまるを使って作るオリジナルのペングリップです。

おゆまるはお湯で柔らかくなる樹脂素材で、100円ショップで手に入ります。

作り方はとっても簡単。

お湯で柔らかくしたおゆまるをペンに巻き付け、握りやすい形になるように自分の手に合わせて形を整えるだけ。

そのまま冷やせばちょうどいい太さ、形のグリップが完成します。

しっかり握れるので力を入れやすく、疲れにくいのがポイント。

自分の手にぴったり合ったグリップが作れるので、文字を書くのがちょっと楽しくなりますよ。