難しい早口言葉。難易度の高いフレーズや文を紹介!
どこの国にもある早口言葉。
日本でも子供のころから誰もが親しんでいると思います。
今回はそんな早口言葉のなかでも、特に難しい早口言葉だけをピックアップしました。
単純に長い早口言葉はもちろんのこと、短いのにもかかわらず非常に言いづらい早口言葉も登場します。
また子供向けのようにも思える早口言葉ですが、大人でもパーティーや飲みの席でも楽しめます。
先に練習しておけば、そういったシチュエーションで注目を集められるかもしれませんよ。
それではごゆっくりとお楽しみください!
難しい早口言葉。難易度の高いフレーズや文を紹介!(11〜20)
この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから 竹立てかけた

早口言葉の中ではかなりポピュラーなのが『この竹垣に竹立てかけたのは竹立てかけたかったから 竹立てかけた』です。
この早口言葉は「たけがき」と「たけたて」が似ていて思わずこんがらがってしまいます。
また「たけたてかけたのは」「たけたてかけたかったから」「たけたてかけた」のところも、なかなか頭では理解できていてもつまらずに言うのは難しそう。
とくに最後の「たけたてかけた」は「たてたけかけた」のように入れ違いになっちゃいますね!
熊野灘や播磨灘などでは戸棚の中にバナナなども並べられている
なだやなどなど、なにまつわる言葉がたくさん出てくるのがこちらの早口言葉です。
なっていいにくいですよね。
こちらの早口言葉の場合、熊野灘、や播磨灘、なども一つひとつの言葉を完璧にいえるようにしてから言葉をつなげていくのがいいかもしれません。
そして、言葉の区切りをどこにするか考えること、リズムにのって話すことなども重要なポイントといえるでしょう。
とてもいいにくい早口言葉ですが、この文章の情景を思い浮かべるのも一興ですよね。
大皿の上におおよもぎ餅 小皿の上にこよもぎ餅
一見、簡単そうに見えてなぜか難しい……。
なんて経験は誰でもあると思います。
早口言葉にもそういった感情にさせられるものがあります。
その代表的な例が、こちらの『大皿の上におおよもぎ餅 小皿の上にこよもぎ餅』。
『バナナの謎のなぞなぞなど謎なのだけれどバナナの謎はまだ謎なのだぞ』のような、あからさまに噛むことを狙うようなフレーズはないものの、いざ発音してみるとなぜか言えない早口言葉です。
ぜひ挑戦してみてください。
空虚な九州空港の究極高級航空機

カ行の言葉が多く登場するのこの文章は、後半の「究極高級航空機」で舌をかんでしまう方が多いかもしれません。
前半の「空虚な九州空港」はまだ言いやすいですが、特に高級から航空機の移動が難しい印象ですね。
勢いに任せて言おうとすると口が回らなくなるので、スピードを意識しながらも、しっかりと言葉の形に口を動かしましょう。
文章の中間に「の」がありますので、そこで一呼吸置くことをイメージするのがオススメ。
それができるようになったら、一息で言えるよう練習してみてください。
笹刺す猿笹刺さる猿笹刺さる猿さする猿大谷健太

笹を刺している猿と笹が刺さっている猿、それをさすっている猿という三匹の猿の姿を描いた早口言葉です。
なぜ笹を刺すような状況が生まれているのか、背景が読めないところもおもしろいポイントですね。
とにかく「さ」が連続している早口言葉で、どのタイミングで他の文字が挟まるのかを見極めつつ進めていきましょう。
「さ」に意識が向きすぎると、間のら行で引っ掛かる可能性があるところも注意、口の形や息の出し方をチェックしつつ発音するのが大切です。
上流の蒸留水 取水場で事情聴取

こちらの早口言葉はSがたくさん出てきて、間違いがちなパターンですね。
Sのバリエーションが出てくる早口言葉は、海外の早口言葉でも比較的みられることが多いです。
ゆっくりのテンポから徐々に速く練習するのは王道ですが、ゆっくりの時点でどこで区切るのか、とか、音の並びだけに気をとられず、言葉の意味を考えるとテンポが速くなっても対応しやすいですよ。
またすべてひらがなで覚えるより、漢字だけ見て言った方がうまくいくこともあります。
難しい早口言葉。難易度の高いフレーズや文を紹介!(21〜30)
踊り踊るなら踊りの道理を習って踊りの道理通りに踊りを踊れ
東京音頭の歌詞のようなフレーズから始まるこちらの早口言葉は、文章の仕組みを考え、どこにアクセントがくるかを考えることによって思ったよりすらすらといえる早口言葉です。
道理と通りにアクセントを置いて長めに話してみると文章のバランスがとりやすくなって簡単になりますから、一度挑戦してみてください。
それにしても早口言葉って世の中にたくさんありますが誰がどうやって考え出しているのか、そちらにも興味がわいてきますよね。





