難しい早口言葉。難易度の高いフレーズや文を紹介!
どこの国にもある早口言葉。
日本でも子供のころから誰もが親しんでいると思います。
今回はそんな早口言葉のなかでも、特に難しい早口言葉だけをピックアップしました。
単純に長い早口言葉はもちろんのこと、短いのにもかかわらず非常に言いづらい早口言葉も登場します。
また子供向けのようにも思える早口言葉ですが、大人でもパーティーや飲みの席でも楽しめます。
先に練習しておけば、そういったシチュエーションで注目を集められるかもしれませんよ。
それではごゆっくりとお楽しみください!
難しい早口言葉。難易度の高いフレーズや文を紹介!(21〜30)
バナナの謎はまだ謎なのだぞ

ユニークな早口言葉に「バナナの謎はまだ謎なのだぞ」があります。
文法的には、少々不自然な気もしますよね。
そんなこちらの早口言葉の特徴は「なぞ」が多く含まれていることでしょう。
なんと5回も登場してきます。
さらに「なぞ」と「なのだぞ」と似ているフレーズがあるのも厄介ですね。
また「なのだぞ」が「なぞなぞ」とよく似ているところも、難易度をあげているポイントではないでしょうか。
混乱しないように、しっかりと頭に入れてからチャレンジしてみてください。
お綾や親にお謝り お綾やお湯屋に行くと八百屋にお言い

この早口言葉は「お綾が親に謝るように言われたのに、お湯屋へ行ってしまって、謝る言葉は八百屋に言ってしまった」というストーリーになっているみたいです。
ちょっとおてんばな、お綾さんの性格がかわいらしい早口言葉ですね。
ちなみに、この早口言葉は「おあやや」が「おややや」になってしまったり、「おあやまり」「おやまり」になってしまうというミスが起きやすいんです。
そのポイントを押さえて、ぜひ最後まで言えるようにしてくださいね!
難しい早口言葉。難易度の高いフレーズや文を紹介!(31〜40)
虎を捕るなら虎を捕るより鳥を捕る、鳥を囮に虎を捕れ

早口言葉にはいくつかのパターンが存在します。
その中でも大きく2つに分けると、以下のパターンがあります。
1つは単純に発音が難しいパターン。
『かえるぴょこぴょこ』などが代表的な例ですよね。
もう1つは読んでいて混乱してくるというパターン。
こちらの『虎を捕るなら虎を捕るより鳥を捕る、鳥を囮に虎を捕れ』は、後者にあたる早口言葉です。
自分が今、何を言っているのか分からなくなると思うので、自信のある方はぜひ挑戦してみてください。
赤巻き紙、青巻き紙、黄巻き紙

古くから親しまれている早口言葉に「赤巻紙青巻紙黄巻紙」があります。
おそらく前半はクリアできると思うのですが、後半の「黄巻紙」あたりが難しいですよね。
短いスパンで「き」が登場するので、舌が回らずかんでしまいがちです。
「赤」、「巻紙」のように色の部分と巻紙の部分を意識して区切るようにすると、スムーズに言えるようになるはず。
ちなみに、この早口言葉に登場する3色は、赤鬼、青鬼、黄鬼を指しているともいわれており、早口言葉を唱えると押し返せるそうですよ。
お綾や綾にお謝り、お綾や親にお謝りとお言い

セリフ調の早口言葉「お綾や綾にお謝り、お綾や親にお謝りとお言い」。
この早口言葉にはいくつかのバージョンがあり「お綾や親にお謝り、お綾や八百屋にお謝りとお言い」だったり「お綾や、親とお湯屋に行くと八百屋にお言い」だったりします。
どのバージョンも「おあや」で韻を踏み、文章を複雑にしているのは一緒ですね。
小さな文字や濁音が入っていないにもかかわらず難しい、珍しいタイプの早口言葉といえるでしょう。
ぜひチャレンジしてみてくださいね!
キットカット買っとってって

博多弁の有名な早口言葉があります。
それが「キットカットかっとってっていっとたとになんでかっとってくれんかったと、っていわれたけんがキットカットかっとかんといかんかったとにかってくっとわすれとったけん、またかいぎゃいかんといかんけんがめんどくさか」です。
かなり長いので読むだけでも大変ですね。
要約すると「キットカットを買っておいてほしかったのに、買うのを忘れたというので買いに行かなければならない、めんどくさい」ということをいっています。
ここの高校に山本かよが通っとったらしいけんね

短めで比較的いいやすい早口言葉に「ここの高校に山本かよが通っとったらしいけんね」があります。
山本かよさんというのは、福岡を中心に活動しているローカルタレントで、地元人から愛されているんです。
そして早口言葉では、「ここの高校に山本かよさんが通っていたらしいね」といっています。
まさに福岡、そして博多弁ならではの早口言葉といえるのではないでしょうか。
難しく感じる方は「が」の部分で一息入れるようにしてみてください。