学校が盛り上がるコンセンサスゲーム!みんなで話し合う楽しいネタ
クラスや部活の人間関係を作るときに、困った経験がある方も多いはず。
そんな時に活躍するのが「コンセンサスゲーム」です!
このゲームは、グループで意見を出し合い、最適な答えを見つけていく過程で、お互いの価値観を理解し、コミュニケーション力を高められる学習ツール。
単なるアイスブレイクをこえて、クラスの絆を深める貴重な体験ができますよ。
こちらの記事では、学校現場ですぐに実践できるコンセンサスゲームの具体例と効果的な進め方をご紹介します!
学校が盛り上がるコンセンサスゲーム!みんなで話し合う楽しいネタ(1〜10)
NASAが開発したゲームNEW!

アメリカ航空宇宙局、NASAが開発したゲームで遊んでみましょう。
ゲームの内容を簡単に説明すると、宇宙船が故障してしまったというシチュエーションを前提に、手元にある15個のアイテムに順位をつけていくんです。
順位は必要な順番でつけるのですが、それをグループ内の話し合いで決めていきます。
まずは1人ずつ自分なりの解釈で順位をつけ、その後にグループの仲間とすり合わせながら話し合うのが良いでしょう。
みなさんは正しい順位をつけて、生き残れるでしょうか?
初恋の詩NEW!

初恋の甘酸っぱさや切なさが詰まったストーリーを楽しみながら、恋愛について考えられるテーマです。
彼女がなぜメールを交換したのか、なぜ言葉を送ったのかを考えることで人の心の動きを想像できます。
彼女が友達のように男の子と楽しそうに過ごしているときになぜ自分は気持ちを諦めてしまったのか、その背景には自信のなさや勇気を出せなかった葛藤が潜んでいるかもしれません。
クラスメイト同士で話し合うことで登場人物の感情を追体験し、自分ならどうしたかを重ね合わせられるのが魅力です。
恋愛の切なさや成長をテーマに、意見交換を楽しめる話題です。
小さな泥棒NEW!

コンビニエンスストアが舞台のコンセンサスゲームをご紹介します。
登場人物は、「店長」「アルバイトのA君」「おにぎりを毎日3つ盗んでいく男の子」の3人。
盗みを働く男の子に気づいた店長は、A君に捕まえて警察を呼ぶように伝えます。
しかしA君は男の子を捕まえませんでした。
その理由を店長が聞いてもA君は答えず、A君はついにクビになってしまいます。
あなたのこの3人の中で、誰が一番悪いと思いますか?
また、悪いと思う人物から1〜3の順位をつけてみましょう。
男の子の盗む理由をどう想像するかで順位が変わりそうな問題ですね。
暴走トロッコと作業員NEW!

1967年にイギリスの哲学者、フィリッパ・フットさんが示した思考実験をテーマにしたコンセンサスゲーム。
線路上に複数の作業員がいて、このままでは大事故になる場面でスイッチを切り替えれば1人を犠牲にして、多くの命を救うことになる。
果たしてスイッチを切るべきなのか、それともそのままにすべきなのか。
このジレンマを最初に個人で考え、その後グループで1つの結論を導く過程がポイント。
立場や価値観の違いが明確に現れるため、話し合いが盛り上がる魅力的なテーマです。
暴走トロッコと作業員と太った男NEW!

トロッコ問題をさらにアレンジさせたのが、線路脇に立つ太った男を突き落とせばトロッコを止められるというテーマです。
もし突き落とせば多数の命が助かるが、直接その人を犠牲にする決断を下さなければならない。
選択肢はシンプルですが、命の重さや行為の倫理を問うものです。
グループで話し合えば結果を重視するか、行為そのものを重視するかという観点で意見が分かれ、白熱した議論が生まれます。
クラスメイトで話し合うことで、それぞれの価値観を深く掘り下げられるアイデアです。
生存者たちNEW!

とつぜんの遭難事故に直面した自分たちが、生き延びるためにどのような判断を下すかを考えるコンセンサスゲーム。
テーマは実際に起きたウルグアイ空軍機571便遭難事故で、映画『生きてこそ!』から発想された内容です。
参加者は生存者の一員となりロベルトが提案する行動にどう応じるか、また限られた食料や極寒の環境をどのように乗りこえるかを議論していきます。
話し合いを通して危機的な状況での協力や価値観の違いを体験でき、チームで意見をまとめる力や判断力が試されるため学校や研修でも盛り上がる学びのある取り組みになるでしょう。
重要な場面での立ち回りや意見が楽しめるテーマです。
砂漠からの脱出NEW!

飛行機が不時着、そこはサボテンしか生えていない砂漠地帯だった……というシュチュエーションのコンセンサスゲームです。
持っているのは、懐中電灯、方位磁石、ビニール雨具、航空写真地図など12個のアイテム。
そのアイテムに、重要なものから順位をつけていきますよ。
まずは1人ずつ考え、そのあとグループ内で話し合ってくださいね。
気温が40度を超えていたり、一番近い居住地まで100km以上あったり。
そういった細かな設定も視野に入れながら最適解を考えましょう。