【ハープの名曲】高貴で繊細な音色が際立つ名作を厳選
そよ風を連想させる透明感あふれる音色が魅力のハープ。
癒やしの音色もさることながら、弦をそっとなでるように演奏するハーピストの優雅な姿も印象的ですよね。
今回は、そんなハープのために作曲されたクラシックを中心に、その音色を存分に味わえる美しい名曲をご紹介します。
気持ちを落ち着かせたい夜や、爽やかな目覚めとともに1日をスタートさせたい朝、ハープの名曲を流しながら心穏やかに過ごしてみてはいかがでしょうか?
【ハープの名曲】高貴で繊細な音色が際立つ名作を厳選(1〜20)
ハープ協奏曲 イ長調 第1楽章Carl Ditters von Dittersdorf

18世紀後半のウィーンで活躍した作曲家、カール・ディッタース・フォン・ディッタースドルフのハープのための協奏曲。
彼はハイドンやモーツァルトと同時代の人物で、オペラから室内楽まで幅広いジャンルで作曲活動を行いました。
本作は、繊細な音色を持つハープの魅力を存分に引き出す、優雅で軽やかな曲調が特徴的です。
1786年7月11日に初演されたコミックオペラ『Der Apotheker und der Doktor』で大成功を収めた彼の才能が、この曲にも遺憾なく発揮されています。
クラシック音楽を深く味わいたい方はもちろん、癒やしの音楽を求める方にもおすすめの一曲です。
ロンド「黙って、黙って」Nicolas-Charles Bochsa

19世紀のフランス出身の音楽家ニコラ=シャルル・ボクサの作品は、ハープの魅力を存分に引き出す名曲として知られています。
ボクサは7歳でフルートとピアノを演奏できるほどの早熟な才能を示し、1807年にパリ音楽院で学びました。
彼の楽曲は、ハープの技術的可能性を広げることに貢献し、後世の演奏家に影響を与え続けています。
本作は、ハープの繊細な音色と優雅な演奏技巧が際立つ、魅力的な一曲です。
心地よい音色に包まれながら、静かな夜を過ごしたい方におすすめの楽曲ですよ。
ハープ協奏曲 ホ短調 Op.182Carl Reinecke

ドイツロマン派の作曲家、ピアニスト、指揮者、カール・ライネッケ作曲『ハープ協奏曲 ホ短調 Op.182』。
ライネッケはさまざまな分野の曲を書いおり、創作数は未出版も含めると千曲以上ともいわれています。
ハープ小協奏曲Germaine Tailleferre

20世紀フランスを代表する女性作曲家ジェルメーヌ・タイユフェールの魅力が詰まった作品です。
「フランス六人組」の唯一の女性メンバーとして名を馳せた彼女の才能が、ハープの繊細な音色と共に花開いています。
透明感あふれるハーモニーと洗練されたメロディが織りなす世界観は、聴く人の心を癒やし、優雅な気分へと誘ってくれることでしょう。
本作は、忙しい日々の中でホッと一息つきたいときや、心穏やかに1日をスタートさせたい朝にぴったり。
ハープの魅力を存分に味わえる美しい名曲として、多くの人々に愛され続けています。
ハープ協奏曲 Op.25Alberto Ginastera

アルゼンチンの作曲家、アルベルト・ヒナステラ作曲『ハープ協奏曲 Op.25』。
ヒナステラはブラジルのヴィラ – ロボス、メキシコのチャベスやポンセらと並びラテンアメリカで重要なクラシック作曲家の1人です。