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【ハイドンのピアノ曲】交響曲の父が手掛けた珠玉のピアノ作品たち

1732年にオーストリアに生まれ作曲家、劇場の音楽監督として活躍した、古典派を代表する作曲家、フランツ・ヨーゼフ・ハイドン。

多くの交響曲や弦楽四重奏曲を手掛けたことから「交響曲の父」「弦楽四重奏の父」の名でも知られる彼は、ピアノソナタをはじめとするピアノ曲も数多く遺しています。

そこで本記事では、ハイドンのピアノ作品のなかでも特に人気の高い名作をピックアップ!

作曲の背景や演奏動画とともにご紹介していきます。

美しい形式と上品な響きのなかに遊び心が見え隠れするハイドン独自の世界観をお楽しみください!

【ハイドンのピアノ曲】交響曲の父が手掛けた珠玉のピアノ作品たち(11〜20)

主題と6つの変奏「やさしく快適」ハ長調 Hob.XVII:5Franz Joseph Haydn

ハイドン/主題と6つの変奏「やさしく快適」 ハ長調,Hob.XVII:5
主題と6つの変奏「やさしく快適」ハ長調 Hob.XVII:5Franz Joseph Haydn

「交響曲の父」と呼ばれるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンは、ピアノ作品においても魅力的な名曲を残しています。

なかでも『主題と6つの変奏』は、上品でやさしい響きのなかにウィットある遊び心が光る傑作です。

明るくのどかな主題から始まり、6つの変奏を通して徐々に盛り上がりを見せていきます。

特に第5変奏では短調に転調し、優雅さの中にもどこか切ない情感が漂います。

最後は再び主題に戻り、爽やかな余韻を残してクライマックスへ。

優美なメロディと絶妙なハーモニーの織りなす美しい音の世界は、クラシック音楽ファンのみならず、幅広い層から愛されています。

おわりに

「交響曲の父」として知られる古典派の巨匠、フランツ・ヨーゼフ・ハイドンのピアノ作品をご紹介しました。

ハイドンのピアノ曲のなかでも、約65曲作曲されたとされるピアノソナタは必聴!

そして、ピアノ学習者にとっては勉強する価値アリの名作ばかりですので、ぜひ挑戦してみてくださいね。