1994年に大ヒットした邦楽。平成J-POPの名曲まとめ
1994年の邦楽シーンは、J-POPという言葉が定着し始めた時代であり、音楽性の多様化が一気に加速した記念すべき年でもありました。
ドラマ主題歌が次々とヒットチャートを賑わせ、切ないラブソングからノリの良いダンスナンバーまで、幅広いジャンルの名曲が生まれましたね。
カラオケ文化が全盛期を迎えていたこともあって、誰もが口ずさめるキャッチーなメロディの楽曲が続々とリリースされました。
本稿では、1994年にリリースされたヒット曲をたっぷりとお届けします!
当時リアルタイムで聴いていた方には懐かしく、若い世代の方には新鮮に響く珠玉の楽曲ばかりですので、ぜひ聴いてみてくださいね。
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1994年に大ヒットした邦楽。平成J-POPの名曲まとめ(1〜10)
Boy Meets GirlNEW!TRF

1990年代J-POPシーンを席巻した男女5人組ダンス&ボーカルグループ、TRF。
1994年6月に発売された7thシングル曲は、コカ・コーラのCMソングとして多くの人の耳に届いた珠玉のダンスナンバーです。
運命的な出会いと旅立ちをテーマに、少年と少女の夢が交差する瞬間をポジティブに歌い上げた歌詞は、聴く人の背中を押してくれるようなエネルギーに満ちていますよね。
BPM135の四つ打ちビートと印象的なイントロの掛け声が、思わず体を動かしたくなる高揚感を生み出しています。
オリコン週間3位、年間9位で約122万枚を記録したミリオンヒット曲で、NHK紅白歌合戦ではTRF初出場時に歌唱されました。
何かを始めたいとき、前向きな気持ちになりたいときにぴったりの一曲です。
空と君のあいだにNEW!中島みゆき

1970年代から2000年代の4つの年代においてシングルチャート1位を獲得するという大記録を持ったシンガーソングライター、中島みゆきさん。
『ファイト!』との両A面でリリースされた31作目のシングル曲は、安達祐実さん主演で社会現象になるほどの話題を集めたテレビドラマ『家なき子』の主題歌として1994年5月に発売されました。
ドラマに登場する犬の視点で書かれたセンチメンタルなストーリーは、同情ではなく寄り添うことの意味を問いかけてきます。
トレードマークであるパワフルルな歌声で紡がれるナンバーは、聴いているだけでドラマ作品のシーンがオーバーラップしますよね。
カラオケで歌えば注目されることまちがいなしの、エモーショナルなナンバーです。
あなただけ見つめてるNEW!大黒摩季

1993年12月にリリースされたこの楽曲は、テレビ朝日系アニメ『SLAM DUNK』の初代エンディングテーマとして、大黒摩季さんのキャリアに大きな転機をもたらしました。
恋人に合わせるあまり自分を見失ってしまう女性の姿を描いた歌詞は、友人の実体験をもとに綴られており、明るいメロディとは裏腹に切ない心情が込められています。
Being系王道のサウンドに乗せた力強い歌声は、アニメファンだけでなく幅広い層の心を掴み、発売から約3か月でミリオンを達成。
オリコン年間チャートでは8位にランクインし、累計約123.6万枚という圧巻のセールスを記録しました。
恋愛で自分らしさを見失いそうになった経験がある方には、共感とともに前を向く勇気をもらえる一曲です。
1994年に大ヒットした邦楽。平成J-POPの名曲まとめ(11〜20)
恋しさと せつなさと 心強さとNEW!篠原涼子 with t.komuro

1994年7月にアニメーション映画『ストリートファイターII MOVIE』のタイアップソングとしてリリースされた本作は、小室哲哉さんによる作詞・作曲・編曲で、篠原涼子 with t.komuroの名義で世に送り出されたダブルミリオンのヒット曲です。
恋しさ、せつなさ、心強さという三つの感情を織り交ぜた歌詞は、困難に立ち向かう相手を信じて見守る主人公の強い絆を表現しています。
シンセサイザー主体のイントロから始まり、サビへと感情が高まっていく構成は、TKサウンドならではの魅力です。
篠原さんの透明感と芯の強さを併せ持つ歌声が、切なくも前向きなメッセージを力強く届けます。
カラオケ全盛期を象徴する、キャッチーなメロディーが心に残る一曲です。
IT’S ONLY LOVE/SORRY BABYNEW!福山雅治

1994年3月、福山雅治さんにとって記念すべき初のオリコン1位を記録したシングルには、失われた恋の記憶を海辺の風景に重ねたミディアムテンポのロックナンバーが収められています。
ウェストコースト風のサウンドに乗せて、永遠だと信じていた愛が終わりを迎えた後の、静かで深い喪失感が歌われた本作。
張り上げすぎない歌い方で情感を届ける設計により、独白から告白へと移りゆく物語性が生まれていますよね。
『SORRY BABY』との両A面でリリースされ、ダイドーブレンドコーヒーのCMソングとして福山さん自身も出演。
4週連続で首位を守り続け、累計約117万枚を記録したミリオンヒットは、のちの『HELLO』や『桜坂』へとつながる大きな転機となりました。
夏が来るNEW!大黒摩季

1992~1995年辺りはまさにビーイング全盛期という時代ですが、等身大のリリックとソウルフルで圧倒的な歌唱力を武器に2020年代の現在も活躍している大黒摩季さんの大ヒット曲の一つとして挙げられるのが、1994年4月にリリースされた『夏が来る』でしょう。
ラテン音楽を大胆に取り入れた音作りで、周囲から普通の幸せを押し付けられるような風潮に対して、正直な愚痴をちょっとした自虐的なユーモアをまじえつつ力強く歌い上げる姿にすかっとした方もきっと多いはず。
今でもカラオケで大人気の定番曲、98万枚というセールスを記録しました。
survival dAnce~no no cry more~NEW!TRF

1990年代の音楽シーンを牽引した小室哲哉プロデュースによる、TRFの記念碑的な楽曲です。
本作はグループ初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得し、累計売上は約137.6万枚を記録しました。
ゆったりとしたAメロから一気にエネルギッシュなサビへと展開する構成は、聴く者の心を躍らせる魅力にあふれています。
YU-KIさんの力強い歌声とキャッチーなメロディーラインは、カラオケでみんなが一体となって盛り上がれる要素が詰まっていますよね。
富士テレビ系ドラマ『17才-at seventeen-』の主題歌としても話題を集め、ドライブやパーティーシーンにぴったりのダンスナンバーです。






