RAG MusicHit Song
素敵なヒットソング

1994年に大ヒットした邦楽。平成J-POPの名曲まとめ

1994年の邦楽シーンは、J-POPという言葉が定着し始めた時代であり、音楽性の多様化が一気に加速した記念すべき年でもありました。

ドラマ主題歌が次々とヒットチャートを賑わせ、切ないラブソングからノリの良いダンスナンバーまで、幅広いジャンルの名曲が生まれましたね。

カラオケ文化が全盛期を迎えていたこともあって、誰もが口ずさめるキャッチーなメロディの楽曲が続々とリリースされました。

本稿では、1994年にリリースされたヒット曲をたっぷりとお届けします!

当時リアルタイムで聴いていた方には懐かしく、若い世代の方には新鮮に響く珠玉の楽曲ばかりですので、ぜひ聴いてみてくださいね。

1994年に大ヒットした邦楽。平成J-POPの名曲まとめ(11〜20)

恋しさと せつなさと 心強さと篠原涼子 with t.komuro

篠原涼子 with t.komuro「恋しさと せつなさと 心強さと」OFFICIAL MUSIC VIDEO
恋しさと せつなさと 心強さと篠原涼子 with t.komuro

1994年7月にアニメーション映画『ストリートファイターII MOVIE』のタイアップソングとしてリリースされた本作は、小室哲哉さんによる作詞・作曲・編曲で、篠原涼子 with t.komuroの名義で世に送り出されたダブルミリオンのヒット曲です。

恋しさ、せつなさ、心強さという三つの感情を織り交ぜた歌詞は、困難に立ち向かう相手を信じて見守る主人公の強い絆を表現しています。

シンセサイザー主体のイントロから始まり、サビへと感情が高まっていく構成は、TKサウンドならではの魅力です。

篠原さんの透明感と芯の強さを併せ持つ歌声が、切なくも前向きなメッセージを力強く届けます。

カラオケ全盛期を象徴する、キャッチーなメロディーが心に残る一曲です。

夏が来る大黒摩季

1992~1995年辺りはまさにビーイング全盛期という時代ですが、等身大のリリックとソウルフルで圧倒的な歌唱力を武器に2020年代の現在も活躍している大黒摩季さんの大ヒット曲の一つとして挙げられるのが、1994年4月にリリースされた『夏が来る』でしょう。

ラテン音楽を大胆に取り入れた音作りで、周囲から普通の幸せを押し付けられるような風潮に対して、正直な愚痴をちょっとした自虐的なユーモアをまじえつつ力強く歌い上げる姿にすかっとした方もきっと多いはず。

今でもカラオケで大人気の定番曲、98万枚というセールスを記録しました。

survival dAnce~no no cry more~TRF

1990年代の音楽シーンを牽引した小室哲哉プロデュースによる、TRFの記念碑的な楽曲です。

本作はグループ初のオリコン週間シングルチャート1位を獲得し、累計売上は約137.6万枚を記録しました。

ゆったりとしたAメロから一気にエネルギッシュなサビへと展開する構成は、聴く者の心を躍らせる魅力にあふれています。

YU-KIさんの力強い歌声とキャッチーなメロディーラインは、カラオケでみんなが一体となって盛り上がれる要素が詰まっていますよね。

富士テレビ系ドラマ『17才-at seventeen-』の主題歌としても話題を集め、ドライブやパーティーシーンにぴったりのダンスナンバーです。

ただ泣きたくなるの中山美穂

1994年2月に発売された、ミポリンの愛称で知られる中山美穂さんの28作目のシングル曲です。

TBS系ドラマ『もしも願いが叶うなら』の主題歌として書き下ろされ、オリコン週間チャート1位を獲得。

累計売上は約104.8万枚に達し、彼女にとって単独名義では初めてのミリオンセラーとなりました。

次々に結婚していく友人たちを見つめながら、自分自身の人生に向き合う主人公の揺れる心情をつづった歌詞が、多くの共感を呼びました。

ピアノとストリングスを基調とした落ち着いたアレンジ、語りかけるように始まるAメロから一気に感情があふれ出すサビへと展開する構成が秀逸で、90年代J-POPバラードの王道を行く名曲です。

IT’S ONLY LOVE/SORRY BABY福山雅治

1994年3月、福山雅治さんにとって記念すべき初のオリコン1位を記録したシングルには、失われた恋の記憶を海辺の風景に重ねたミディアムテンポのロックナンバーが収められています。

ウェストコースト風のサウンドに乗せて、永遠だと信じていた愛が終わりを迎えた後の、静かで深い喪失感が歌われた本作。

張り上げすぎない歌い方で情感を届ける設計により、独白から告白へと移りゆく物語性が生まれていますよね。

『SORRY BABY』との両A面でリリースされ、ダイドーブレンドコーヒーのCMソングとして福山さん自身も出演。

4週連続で首位を守り続け、累計約117万枚を記録したミリオンヒットは、のちの『HELLO』や『桜坂』へとつながる大きな転機となりました。

TRUE LOVE藤井フミヤ

1993年11月にリリースされたこの楽曲は、ドラマ『あすなろ白書』の主題歌として藤井フミヤさんが作詞作曲を手がけた記念すべきソロ名義でのデビューシングルです。

アコースティックギターを基調とした抑制された編成と、シンプルなコード進行が織りなす透明感あふれるサウンドが印象的ですね。

失ってしまった恋人への想いを静かに反芻する歌詞は、過剰な装飾を排し、短い言葉と余白で切なさを表現しています。

1番のサビではファルセットで、2番では地声で同じメロディを歌い分ける藤井さんの歌唱も見事です。

最終的に200万枚を超える大ヒットを記録し、日本ゴールドディスク大賞も受賞した本作は、かつての恋を懐かしむすべての方や、静かに心を癒したいときにぴったりの永遠のラブバラードです。

純愛ラプソディ竹内まりや

2010年代後半辺りからシティポップの文脈で海外の音楽ファンに再発見され、そのシンガーソングライターとしての卓越した実力は若い世代にも知られている竹内まりやさん。

夫の山下達郎さんとのコンビで生み出された名曲の数々はヒット曲も多いですが、1994年のまりやさんといえばこちらの『純愛ラプソディ』でしょう。

ドラマ『出逢った頃の君でいて』の主題歌であり、洗練されたポップスながら実はドラマの内容に沿った「不倫」がテーマなのですね。

そういったドロドロしたような雰囲気を全く感じさせない雰囲気がさすがですし、まりやさんにとって最大のヒット曲でもあるのですよ。

SPY槇原敬之

【公式】槇原敬之「SPY」(MV)【12thシングル】 (1994年)Noriyuki Makihara
SPY槇原敬之

1990年代において圧倒的な商業的セールスを誇り、紆余曲折を経ながら2020年代の今も活躍し続けている天才シンガーソングライター、槇原敬之さん。

初期の槇原さんといえば何気ない日常を巧みに描いたラブソングや応援歌、といったイメージもありますがこちらの『SPY』はどこか中国音楽を思わせるフレーズが印象的で、タイトルを見事に回収するリリックにうなること必至の名曲です。

実は槇原さんの実体験に基づく歌詞というのもせつないですが、オリコンチャート1位を記録して大ヒットしました。

夏を抱きしめてTUBE

TUBE 『夏を抱きしめて』MUSIC VIDEO
夏を抱きしめてTUBE

多くのヒット曲を持つTUBEの中でも、実は一番売れたシングル曲がこちらの1994年5月にリリースされた『夏を抱きしめて』です。

数えきれないほどの「夏うた」を発表し続けている彼らですが、この楽曲はせつないメロディが印象的なタイプで、しっとりと歌い上げる前半とシンガロング必至の広がりのあるサビ最高ですよね。

もちろん2020年代の現在もカラオケでも大人気の曲ですし、きっと一度は聴いたことがあるはずですよ。

この愛に泳ぎ疲れてもZARD

国民的ヒットソング『負けないで』をはじめとして、数多くの大ヒットシングルをリリースしてきたZARD。

1994年にリリースされた『この愛に泳ぎ疲れても』はZARDにとっては4番目に売れたシングル曲であり、物悲しいメロディを切々と歌い上げる坂井泉水さんの透明感あふれる歌声を聴けば、おそらく若い世代であっても一度は聴いたことがあるでしょう。

特徴的なのが、最初のサビが終わったら半音上がってテンポアップするアレンジで、初めて聴いた方であれば驚かれるかもしれませんね。