平成ソングまとめ。90年代から2000年代を彩った名曲
1989年から2019年まで続いた平成の時代には、たくさんのCDがミリオンヒットを記録しました。
当時社会現象とも言えるほどにヒットした楽曲のほか、今もなお定番として人気が衰えない楽曲もたくさんあるんですよね。
そこでこの記事では、おもに90年代から2000年代のJ-POPを中心に厳選した平成ソングを紹介していきますね。
色あせることのない名曲ばかりですので、ぜひ1曲ずつじっくりと聴いてみてください。
大人の方には懐かしんでいただき、若い方にはこの記事をキッカケにほかの平成の名曲にも興味をもっていただければうれしいです。
平成ソングまとめ。90年代から2000年代を彩った名曲(1〜10)
チェリースピッツ

スピッツの代表曲の一つとして知られる本作。
1996年4月に発売され、非タイアップでありながらミリオンセラーを記録する大ヒットとなりました。
草野マサムネさんの紡ぐ美しい詩の世界観と、バンドの奏でる爽やかなメロディが見事に調和した楽曲です。
過ぎ去った日々への想いと、これから始まる未来への期待が織り交ぜられた歌詞は、多くの人の心に響きます。
2019年からはNTT東日本のCMソングとしても使用され、幅広い世代に愛され続けています。
青春時代を懐かしむ大人の方はもちろん、新しい出発を控えた若い方にもぜひ聴いていただきたい1曲ですね。
POWER OF LOVENEW!JUDY AND MARY

YUKIさんの浮遊感ある歌声と、あえて音数を絞ったサウンドが独特の世界観を作り出している、1993年9月発売のJUDY AND MARYのメジャーデビューシングルです。
後のヒット曲とは一線を画す実験的な構成に、当時戸惑った方も多いのではないでしょうか?
飾らない言葉でつづられた歌詞は、都会の片隅で感じる焦燥感や孤独を歌いながらも、聴く者の内に秘めたエネルギーを静かに肯定してくれます。
本作はオリコン初登場95位と商業的には静かな船出でしたが、1stアルバム『J・A・M』にも収録されたバンドの原点です。
何かに踏み出せずにいる時や、ありのままの自分を信じたい時、この作品がそっと背中を押してくれるはずです。
突然NEW!FIELD OF VIEW

作詞をZARDの坂井泉水さん、作曲を織田哲郎さんが手がけた、ビーイング黄金タッグによるFIELD OF VIEWの大ヒット曲。
イントロのギターリフを聴いただけで、青空とポカリスエットのCMが目に浮かぶ方も多いはず。
浅岡雄也さんのどこまでも伸びるハイトーンボイスが、タイトル通り「突然」訪れた恋のきらめきと高揚感を表現しています。
なんともストレートな愛情を歌った歌詞は、聴いているだけで胸が熱くなるよう。
まるで自分の青春のワンシーンがよみがえるかのような感覚に陥り、忘れていた甘酸っぱい気持ちを思い出させてくれる、色あせないアンセムです。
世界が終るまでは…NEW!WANDS

アニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマとして起用された、ビーイングを代表するロックバンドWANDSの楽曲です。
作品の世界観と歌詞が絶妙に重なり、当時のファンの心をわしづかみにしました。
都会の真ん中で感じる孤独や焦り、そして「世界が終るまでは」離れたくないという切実な願い。
作詞も手掛けた上杉昇さんの魂の叫びのような歌声が、織田哲郎さんによるドラマチックなメロディに乗って、胸の奥深くに突き刺さります。
やり場のない感情を抱え、それでも何かを信じたいと願った経験のある人なら、この曲に強く心を揺さぶられるはず。
時代を超えて輝きを放ち続ける、伝説的な1曲です。
いつまでも変わらぬ愛をNEW!織田哲郎

ポカリスエットのCMソングとして、爽やかな映像とともに記憶に深く残っている方も多いのではないでしょうか?
ビーイングブームを支えた稀代のヒットメーカー織田哲郎さんが自ら歌い、初のオリコン1位を獲得した名曲です。
哀愁漂うサックスに続くキラキラしたサウンドは、夏の切なさと高揚感を絶妙に表現していますよね。
爽やかな恋の歌に聴こえる歌詞には、実は亡き兄への思いが込められているという逸話も。
その背景を知ると、「変わらぬ愛」という言葉の重みがより一層心に響き、ただのラブソングではない深い感動を覚えずにはいられないでしょう。