【1995年ヒット曲】平成7年の音楽シーンを彩った邦楽の名曲たち
1995年のヒット曲といえば、どんな楽曲を思い浮かべますか?
Windows95の発売に日本中が沸き、音楽シーンでも多様なジャンルから名曲が次々と誕生した記念すべき年。
この記事では、当時青春時代を過ごした方にとっては懐かしく、それ以降に生まれた方々にとっては新鮮に響く1995年のヒット曲をご紹介します。
リアルタイムで聴いていなかったとしても、どこかで耳にしたことのある楽曲も多いはず!
ぜひ最後までお楽しみください。
【1995年ヒット曲】平成7年の音楽シーンを彩った邦楽の名曲たち(1〜10)
ねがいNEW!B’z

数々の記録を打ち立て、長きにわたり日本のロック界をけん引し続けているB’z。
彼らが1995年に発売した本作は、全国ネットの音楽番組『J-ROCK ARTIST COUNT DOWN 50』のエンディングテーマに起用されたことでも知られるナンバーです。
松本孝弘さんのグルーヴィーなギターと稲葉浩志さんのパワフルなボーカルが絡み合い、極上のポップロックへと昇華されています。
願うだけではなく自らの力で未来を切り開こうとする意志や、人間味あふれる欲望を肯定するような歌詞は、聴くたびに背中を押されることでしょう。
DESIRENEW!LUNA SEA

1995年12月に初の東京ドーム公演を成功させ、飛ぶ鳥を落とす勢いだったLUNA SEA。
彼らがその直前の1995年11月に発売した6枚目のシングルは、ノンタイアップでありながらオリコンチャート1位を記録した攻撃的なナンバーです。
SUGIZOさんが原曲を手がけた本作は、イントロからたたみかける激しいギターリフと疾走感が特徴的。
歌詞に描かれた抑えきれない「欲望」や影を帯びた情熱を、RYUICHIさんがつややかに歌い上げる表現力も最高です。
魂を揺さぶるようなロックサウンドを求めている方には、たまらない1曲ですよ。
シーソーゲーム~勇敢な恋の歌~NEW!Mr.Children

アップテンポで軽快なロックサウンドに、桜井和寿さんが敬愛するエルヴィス・コステロさんへのオマージュが随所にちりばめられたMr.Childrenの代表曲の一つです。
恋の駆け引きやもどかしさをシーソーの揺れに重ねた歌詞は、人間の本質を突きながらもどこかコミカルで、聴いているだけで自然と元気をもらえますよね。
1995年8月に発売され、ノンタイアップながら累計売上181.2万枚という驚異的な記録を残しました。
また、本作の収益が阪神・淡路大震災の義援金として寄付されたことも知られています。
masqueradeNEW!TRF

小室哲哉さんのプロデュースにより数々のミリオンヒットを飛ばし、日本の音楽シーンにレイブカルチャーを定着させた男女5人組ダンス&ボーカルグループ、TRF。
1995年2月に発売された9枚目のシングル曲である本作は、三貴『銀座ジュエリー・マキ』の『カメリアダイヤモンド』TVCMソングとして起用されたナンバーです。
ハードロックの要素を取り入れた攻撃的なダンストラックと、仮面舞踏会を思わせる妖艶な歌詞の世界観が、聴く人をミステリアスな夜へと誘います。
きらびやかな都会の夜を彩るようなゴージャスな雰囲気が魅力的な、TRF屈指のミリオンセラーです。
涙がキラリ☆NEW!スピッツ

七夕の夜に思いをはせる恋人たちを描いた、スピッツの通算12作目のシングル曲。
1995年7月の発売からロングヒットし、累計売上98万枚を記録した本作は、輝く涙と星空のイメージが重なるロマンチックなナンバーです。
TBS系『COUNT DOWN TV』のオープニングテーマやシャープのCMソングに起用されたので、あの頃の夏を思い出す方もいらっしゃるのでは?
名盤『ハチミツ』にも収録されており、草野マサムネさんの透明感あふれる歌声と三輪テツヤさんの奏でるアルペジオが切なさを加速させます。
Body Feels EXITNEW!安室奈美恵

1995年10月、小室哲哉さんによるプロデュース第1弾として発売され、安室奈美恵さんの快進撃の幕開けとなった作品です。
それまでのユーロビート路線に加え、ブラックミュージックのグルーヴを取り入れたサウンドは、当時18歳だった彼女のダンスボーカリストとしての才能を鮮烈に印象づけました。
出口を求めて突き進む衝動を描いた歌詞と、身体が勝手に動き出すようなビートは、閉塞感を打破したいときに勇気をくれます。
タイトーの通信カラオケ「X-55」のCMソングとしても話題を集めた本作。
気分を上げたいドライブや、テンションを高めたい瞬間にこそ聴いてほしい、時代をこえて愛される名ダンスナンバーです。
love me,I love youNEW!B’z

B’zが1995年7月に発売した本作は、軽快でポップなサウンドが魅力の1曲です。
ブラスセクションが弾ける明るい曲調でありながら、歌詞では人間関係のモヤモヤや満たされない感情と向き合う姿が描かれています。
誰かに過度な期待をするのではなく、自分の心のすき間を埋めるのは自分自身だというメッセージに、ハッとさせられた方も多いのではないでしょうか。
スーツ姿のメンバーが札幌の街を歩くミュージックビデオも印象的ですよね。
他人に期待しすぎて疲れてしまったときや、心に元気を取り戻したいときにぜひ聴いてほしい、大人のための応援歌です。





