2003年邦楽ヒットソング特集。多様性が花開いた音楽の黄金期
2003年は、日本の音楽シーンに数々の名曲が誕生した記念すべき年でした。
この年、SMAPの『世界に一つだけの花』が社会現象となり、老若男女問わず口ずさまれるほどの大ヒットを記録。
森山直太朗さんの『さくら』や中島美嘉さんの『雪の華』など、今なお色褪せない名曲が次々とチャートを賑わせました。
カラオケで今でも長く愛される曲のヒットや青春歌を届けるバンドの台頭も印象的です。
本記事では、そんな2003年のヒットソングにフォーカスしていきます。
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2003年邦楽ヒットソング特集。多様性が花開いた音楽の黄金期(1〜10)
空に唄えば175R

福岡から全国へとその名をとどろかせた175Rにとって、J-PHONEのCMソングに起用されたこのメジャー2ndシングル曲は、バンドの存在を世に知らしめた重要なナンバーです。
2003年4月にリリースされた本作は、前作に引き続き見事オリコン週間チャート初登場1位を獲得。
年間チャートでは18位にランクインし、約35万枚を売り上げる大ヒットを記録しました。
故郷の友人たちに向けてつづられた歌詞は、誰もが経験する別れや旅立ちの瞬間を思い起こさせるのではないでしょうか。
最初から最後まで疾走感にあふれるバンドサウンドと、SHOGOさんの荒削りでストレートな歌声が青春のエネルギーを体現しており、まさに2000年代前半の青春パンクを代表する1曲ですよね。
夢に向かって走り続けるすべての人の背中を押してくれる、普遍的な応援歌です。
TogetherEXILE

ダンス&ボーカルグループとして独自のスタイルを確立したEXILEが2003年5月にリリースしたバラード曲。
輝く日々をともに歩みたいという思いや、大切な人との絆をテーマにしたメッセージが心に響きます。
穏やかで前向きな歌詞は、ATSUSHIさんとSHUNさんの伸びやかな歌声によってあたたかく表現されており、カラオケでも歌いやすい構成が多くのリスナーから支持を集めました。
本作はTBS系ドラマ『ホットマン』の主題歌として起用され、オリコン週間チャート2位を記録しています。
日本レコード大賞で金賞を受賞したことでも知られ、EXILE初期の音楽性を象徴する1曲となりました。
大切な人との絆を感じたいときに聴いてみてはいかがでしょうか。
HEROMr.Children

日本の音楽史欠かせない4人組ロックバンドMr.Childrenが、2002年12月にリリースしたこの曲は、桜井和寿さんが小脳梗塞からの復帰直後に制作された感動的な作品です。
誰かのヒーローになりたいという思いが込められた歌詞は、華々しい存在ではなく日常の中で大切な人の味方でありたいという優しさに満ちています。
この曲はNTTドコモグループ10周年記念CMソングに起用され、2003年の年間シングルチャートで9位を記録するロングヒットとなりました。
大切な人への思いを再確認したい時、背中を押してもらいたい時に聴いてほしいナンバーです。
2003年邦楽ヒットソング特集。多様性が花開いた音楽の黄金期(11〜20)
メリッサポルノグラフィティ

2003年9月に12枚目のシングルとしてリリースされた、広島県出身の2人組ロックバンド、ポルノグラフィティの代表曲の一つです。
テレビアニメ『鋼の錬金術師』のオープニングテーマに起用され、第18回日本ゴールドディスク大賞のソング・オブ・ザ・イヤーを受賞したことでも知られています。
失ったものを取り戻そうとする意志と、傷ついた心を癒やしながら前へ進もうとする決意が込められた歌詞世界は、聴く者の心に強く響きます。
印象的なベースのリフから始まり、疾走感あふれるサウンドと力強いボーカルが融合した楽曲構成は、カラオケでも盛り上がることまちがいなし。
仲間と一緒に熱く歌い上げたいロックナンバーです。
涙そうそう夏川りみ

亡き人への思いと深い感謝を紡いだ、沖縄の風を感じる珠玉のバラード。
2001年に夏川りみさんがカバーしたこの楽曲は、もともとは森山良子さんが若くして他界した兄を思って書いた歌詞と、BEGINが作曲した心に響くメロディが融合した名曲です。
三線の音色に乗せて、思い出の中で生き続ける大切な存在への祈りが込められています。
2002年の第44回日本レコード大賞で金賞を受賞し、オリコンチャートには116週連続でランクインする驚異的なロングヒットを記録しました。
2006年公開の映画『涙そうそう』の主題歌としても使われ、多くの人々の心に寄り添い続けています。
大切な人を思うとき、静かに涙を流したいとき、本作の透き通る歌声があなたを優しく包み込んでくれるでしょう。
sailing dayBUMP OF CHICKEN

2003年3月にBUMP OF CHICKENが『ロストマン』との両A面シングルとしてリリースした本作は、映画『ONE PIECE THE MOVIE デッドエンドの冒険』のエンディングテーマに起用されました。
作品のファンでもあった彼らが、冒険や船出をモチーフに込めた疾走感あふれるロックチューンです。
運命に立ち向かう意志や、夢を追い続ける姿勢を歌い上げた歌詞は、当時の若者の心を強く揺さぶりました。
オリコン週間チャート2位を記録し、後にアルバム『ユグドラシル』にも収録された代表曲として、ライブでもファンと一体となって盛り上がる定番ナンバーとなっています。
新しい一歩を踏み出そうとしている方にオススメの一曲です。
虹福山雅治

福山雅治さんの18thシングルです。
ドラマ『WATER BOYS』の主題歌に起用されたこともあり大きくヒットしました。
ドラマ自体の雰囲気とも相まって青春といった言葉を感じさせるような非常に爽やかな楽曲となっています。
静かなところから徐々に広がっていくような展開がとても気持ち良いです。





