【邦楽】2000年代ポップス名曲。00’s J-POPのヒット曲まとめ
2020年代も半ばに差し掛かった現在、すでに2000年代が20年以上前の時代なのかと思うと驚いてしまいますが、まさにその頃に生まれた若い世代を中心としていわゆる「Y2K」ブームなど、あの時代の音楽やカルチャーが再発見されて盛り上がっているのは興味深いですよね。
今回の記事ではそんな2000年代の邦楽ヒット曲に注目、幅広い意味でのポップスをテーマとしてあの時代を彩った名曲たちをまとめています。
特に00年代前半は90年代の余波もあり、国民的な特大ヒット曲も生まれています。
若い世代はもちろん、00年代に青春を過ごしたであろう現在30代くらいの方々もぜひ懐かしの名曲で思い出にひたってくださいね!
【邦楽】2000年代ポップス名曲。00’s J-POPのヒット曲まとめ(1〜10)
Wait & See ~リスク~宇多田ヒカル

日本を代表するシンガーソングライター、宇多田ヒカルさんの5枚目のシングルとして2000年4月にリリースされたこの楽曲は、自身初のDVDシングルとして発売され、CDシングル「For You/タイム・リミット」と同時発売という話題性も相まって、累計出荷枚数166万枚を超える大ヒットを記録しました。
ニーバーの祈りを引用した歌詞には、変えられないものを受け入れる落ち着きと、変えられるものは変える勇気を持つことの大切さが込められています。
宇多田さんの力強いメッセージは、リスクを恐れず自分の道を切り開こうとする若者たちの背中を押してくれる、そんな一曲です。
TSUNAMIサザンオールスターズ

2000年代の幕開けを飾る名曲として、多くの人々の心に刻まれた楽曲です。
力強くも切ない歌詞と、心に残るメロディが絶妙にマッチし、聴く人の胸に迫ってきますね。
愛する人との別れや、人生の運命について深く考えさせられる曲でもあります。
サザンオールスターズの44作目のシングルとして2000年1月にリリースされ、TBS系テレビ番組『ウンナンのホントコ!』でタイアップされました。
発売後わずか4ヶ月でサザン史上最高の250万枚を売り上げる大ヒットとなりました。
90年代の不安定な社会情勢を反映しつつ、新しい時代への希望も感じさせる本作は、幅広い年齢層に支持されました。
青春時代の思い出と重ね合わせて聴きたい方にもおすすめですよ。
小さな恋のうたNEW!MONGOL800

愛する人への純粋な思いを歌っているようにも、当たり前の日常にある幸せを伝えているようにも聴こえる、MONGOL800の代表曲です。
疾走感あふれるサウンドにのせて届けられる「大切な人はすぐそばにいる」という温かいメッセージが、心にスッと染み込んできますよね。
本作を収録した名盤『MESSAGE』は2001年9月に発売され、インディーズとして280万枚を超える歴史的ヒットを記録。
映画の題材にもなったことでも話題となりました。
大切な人とのかけがえのない時間を再確認したい、そんな瞬間にピッタリの1曲です。
天体観測NEW!BUMP OF CHICKEN

2001年3月に公開され、ドラマ『天体観測』の挿入歌にも起用されたBUMP OF CHICKENを象徴する1曲です。
後にアルバム『THE LIVING DEAD』にも収録された本作は、夜空に輝く星に自分を重ね、答えのない未来を探し求めるというテーマで描かれています。
「踏切の前で立ち止まり、進むべき道に思いをめぐらせる」そんな歌詞を耳にすると、誰もが経験するであろう青春時代の切ない葛藤がよみがえってくるのではないでしょうか?
手が届かないと分かっていても星に手を伸ばす主人公の姿は、夢を追いかけるなかで不安を抱えるあなたの心を、きっと力強く照らしてくれるはず。
HOTEL PACIFICNEW!サザンオールスターズ

イントロの情熱的なサウンドを耳にしただけで、気分は一気に真夏のビーチへ!
サザンオールスターズが放つラテン歌謡ロックの名曲です。
2000年7月に45枚目のシングルとして発売された本作には、桑田佳祐さんの故郷である茅ヶ崎への愛が込められているのだそう。
MVでは金髪姿の桑田さんが、ダチョウ倶楽部のギャグを取り入れたダンスを披露しているのも印象的でしたよね。
情熱的な夏の夜を過ごしたい、そんな気分のときに聴いてみてはいかがでしょうか?
ギブスNEW!椎名林檎

恋人への独占欲と、失うことへの恐れが痛々しいほど胸に突き刺さる、椎名林檎さんのラブソング。
2000年1月に発売された本作は、名盤『勝訴ストリップ』からの先行シングルです。
オリコン週間チャートで初登場4位を記録し、第42回日本レコード大賞では優秀作品賞を受賞するなど、大きな評価を得ました。
永遠を信じたいのに、「絶対」という言葉に未来のうそを見てしまう主人公の繊細さ。
自分たちの関係を伝説的なカップルに重ねるほど深く愛する姿に、共感を覚える方も多いのではないでしょうか?
世界に一つだけの花SMAP

今や伝説として語られる国民的アイドルグループ、SMAPが2003年3月にリリースした楽曲は、槇原敬之さんが作詞作曲を手掛けたポップスの名曲。
一人一人が特別な存在であることを肯定的に歌い上げる歌詞は、多くの人々の心に響き、トリプルミリオンを達成して日本の音楽史に残る大ヒットとなりました。
本作は草彅剛さん主演ドラマ『僕の生きる道』の主題歌としても起用され、シングル・ヴァージョンでは新たな振付けも加わり、さらなる人気を博しました。
自分らしさを大切にしたい方や、新生活を始める方に寄り添う楽曲として、今なお多くの人々に愛され続けていますよ。