2003年邦楽ヒットソング特集。多様性が花開いた音楽の黄金期
2003年は、日本の音楽シーンに数々の名曲が誕生した記念すべき年でした。
この年、SMAPの『世界に一つだけの花』が社会現象となり、老若男女問わず口ずさまれるほどの大ヒットを記録。
森山直太朗さんの『さくら』や中島美嘉さんの『雪の華』など、今なお色褪せない名曲が次々とチャートを賑わせました。
カラオケで今でも長く愛される曲のヒットや青春歌を届けるバンドの台頭も印象的です。
本記事では、そんな2003年のヒットソングにフォーカスしていきます。
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2003年邦楽ヒットソング特集。多様性が花開いた音楽の黄金期(21〜30)
薄荷キャンディーKinKi Kids

2003年8月にリリースされた、KinKi Kidsの18枚目シングル。
堂本剛さん主演のTBS系ドラマ『元カレ』の主題歌として起用され、松本隆さんによる詩的な歌詞と北欧系作曲家陣による透明感のあるメロディが見事に融合した珠玉のラブバラードです。
過去の過ちを謝罪しながらも運命の相手への真っすぐな愛を静かに歌い上げる歌詞は、飴玉というはかないモチーフを通して恋の甘さと切なさを表現しています。
オリコン週間1位を獲得し、累計約38.8万枚を売り上げ、年間ランキング13位を記録。
2人の息の合ったハーモニーが心地よい、大人のロマンティックな世界観を持った名曲です。
シャボン玉モーニング娘。

6期メンバーが加入して初のシングルであるモーニング娘。
の19枚目のシングル曲です。
この年にはモーニング娘。
が「FNS27時間テレビ」のパーソナリティーを務め、またそこでこの曲が発売前に初披露されたことで話題になりました。
とにかく不満や主張を全力でぶつけるような歌詞や歌い方が非常に特徴的な一曲になっています。
HELLOHyde

「動」をコンセプトに、ライブで熱いものを吐き出したいという気持ちで作ったそうです。
本人も出演したドワンゴ「40メロミックス」CMソングに起用されました。
ハードロックかつメロディアスで、コンセプトを強く感じる熱いナンバーです。
茎(STEM)~大名遊ビ編~椎名林檎

オリコン週間1位、年間45位を記録した椎名林檎の楽曲でこちらのオーケストラアレンジは8枚目の同曲のリアレンジとなっています。
約1ヶ月後に発売する三作目のアルバム『加爾基 精液 栗ノ花』の先行シングルでありこちらのアルバムの世界観に通じるシンメトリーの曲順にするために表題作が二曲目に収録されています。
JEWEl SONG / BESIDE YOUBoA

スローテンポな1曲。
ドラマ「イヴのすべて」の主題歌いもなった曲です。
韓国の方ですが、とても日本語の発音が綺麗ですね。
彼女の、綺麗で且つ力強い歌声が魅力的です。
デビュー当時は韓国のみの活動でしたが、その翌年に日本でデビューされていて、2000年代の日本のK-POPブームの先駆けとも言われています。
IT’S SHOWTIMEB’z

オリコン週間1位、月間1位、年間12位を記録したB’zの34thシングル。
B’zらしい熱い楽曲でスポーツ系の番組三つでタイアップに起用されました。
楽曲はGt松本の「マイナーキーでよく使うコード」のみで構築されており「音楽は限られた音階の中で無際限の可能性があるのが楽しい」と語った松本らしい遊び心のある楽曲です。
morrowDragon Ash

大ヒットとなった前シングル「FANTASISTA」から一年以上のブランクがあっての発売となった本作は、ノリノリのアッパー系ではなく2コードで出来ているダウナー系の曲です。
ボーカルの降谷健志はこの曲を「Dragon Ashの曲で次の人生に持っていけるとしたら、この曲を持っていく」と雑誌のインタビューで語っているそうです。





