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【稲垣潤一の名曲】クリスマスの定番曲からシティポップの人気曲まで一挙紹介

大学時代にバンド活動をスタートし、1982年のデビューを果たした稲垣潤一さんは、シティポップやAORシーンを代表するアーティストとして数々の名曲を生み出してきました。

優しく包み込むような歌声と繊細な音楽性で、恋愛の喜びや切なさを見事に表現し、多くの人々の心をとらえ続けています。

こちらの記事では、毎年クリスマスシーズンに流れるあの定番曲は勿論、アルバムに収録されているシティポップファンの間で語り継がれる珠玉の楽曲まで、稲垣潤一さんの魅力が詰まった曲の数々をご紹介します。

最近稲垣さんに興味を持ったという方もぜひチェックしてみてください!

【稲垣潤一の名曲】クリスマスの定番曲からシティポップの人気曲まで一挙紹介(1〜10)

(揺れる心に)フェード・アウト稲垣潤一

踵の折れたハイヒールや別れの情景から始まる本作は、揺れ動く男心と許しのはざまを描いた、大人の恋愛の痛みを抱えたナンバー。

歌詞は恋人への複雑な想いを繊細な言葉で紡ぎ、徐々に音量を下げて終わる演出がタイトルと見事に呼応しています。

サンバ調のリズムが心地よく、モダンなコード進行とともに都会的でメロウな雰囲気を醸し出していますよね。

1983年2月にリリースされたアルバム『Shylights』に収録されたこの楽曲は、シングルカットこそされなかったものの後にベスト盤『REVELATION』にも選ばれるなど根強い人気を誇ります。

ドライブやしっとりと物思いにふけりたい夜に聴きたい、稲垣さんの初期シティポップを代表する一曲です。

サザンクロス稲垣潤一

稲垣潤一 – サザンクロス (Official Music Video)
サザンクロス稲垣潤一

1988年3月に発売された13作目のシングルで、全日空の春の沖縄キャンペーンのイメージソングに起用された楽曲です。

作詞は秋元康さん、作曲・編曲は稲垣さんとのコンビで数々のヒットを生んできた林哲司さんが担当しています。

青い海に溶けていく風景と心の揺らぎを重ねた歌詞は、都会の喧騒を離れて南国の空気に包まれたいという願いと、誰かを想う気持ちが交差する情景を描いています。

ミディアムテンポに乗せた稲垣さんの優しい歌声が、爽やかでありながらもどこか物憂げな空気感を醸し出すAORサウンドが魅力です。

旅立ちの季節に聴きたくなる、開放感と郷愁が同居したシティポップの佳曲といえるでしょう。

君は知らない稲垣潤一

1989年5月にリリースされた16作目のシングルで、JT「SomeTime LIGHTS」のCMソングとして起用された作品です。

秋元康さんが作詞を手がけ、夏の訪れを前にした日常の断片から恋心の切なさを描き出しています。

夏服を選ぶ姿や長い髪に隠された本心など、何気ない仕草の裏側にある複雑な感情を丁寧にすくい取った歌詞が印象的です。

林哲司さんの作曲と坂本洋さんの編曲が織りなすAORサウンドは都会的な洗練を感じさせながらも、どこか懐かしさを漂わせる絶妙なバランス。

相手には伝わらない想いをそっと胸にしまい込む主人公の姿に、誰もが共感できる普遍的なテーマが込められています。

大人の恋愛の機微を味わいたいときにぴったりの1曲です。

【稲垣潤一の名曲】クリスマスの定番曲からシティポップの人気曲まで一挙紹介(11〜20)

日暮山稲垣潤一

1982年1月、デビューシングル『雨のリグレット』のカップリングとしてリリースされた稲垣潤一さんの初期作品。

作詞は湯川れい子さん、作曲は松尾一彦さん、編曲は津村泰彦さんが手がけています。

英語のフレーズで物語が始まり、若い恋人たちが誓った場所での想い出が、やがて白い蛇の伝説へと昇華していく幻想的な歌詞が印象的です。

初期シティポップらしい洗練されたアレンジと稲垣さんの優しい歌声が、叙情的な世界観を丁寧に紡いでいます。

本作は同年7月に発売されたデビューアルバム『246:3AM』にも収録され、稲垣さんの物語性豊かな一面を感じられる一曲です。

週末のStranger稲垣潤一

日常の平日の疲れを洗い流し、未知なる出会いへと心を開く週末の解放感を描いた都会派ポップスです。

褪せた標識や小さな踏切といった何気ない風景を通過しながら、少年の心を忍ばせて旅に出る主人公の姿が印象的で、大人になっても色褪せない冒険心や好奇心を呼び覚ましてくれます。

2017年5月に配信限定シングルとしてリリースされ、日本テレビ系『ぶらり途中下車の旅』のエンディングテーマに起用されました。

その後、同年9月に6年半ぶりとなるアルバム『HARVEST』に収録され、稲垣さんの円熟したボーカルと洗練されたアレンジが融合した作品として評価されています。

通勤帰りの金曜日や休日前の夜に聴けば、明日への期待が膨らむ1曲です。

オーシャン・ブルー稲垣潤一

【 稲垣潤一 オーシャン・ブルー 】 女だけど歌ってみた 【 ELAFAR 】
オーシャン・ブルー稲垣潤一

1984年4月28日に発売された7thシングルです。

松任谷由実さんが2003年にリリースしたアルバム『Yuming Compositions : FACES』でセルフカバーした楽曲としても知られています。

始まったばかりの愛を大切に思う男性の気持ちを歌う歌詞に、共感をおぼえる方も多いのではないでしょうか。

P.S.抱きしめたい稲垣潤一

優しさに満ちた旋律と切ない歌詞が心に響く名曲です。

失われた愛を悼む切なさと、過ぎ去った日々への思いが美しく表現されています。

1986年にリリースされ、多くのベストアルバムに収録された本作では、稲垣潤一さんの透明感のある歌声が、楽曲の魅力をさらに引き立てています。

失恋の痛みを抱えている人や、大切な人との思い出を振り返りたい方にオススメ。

窓辺で静かに聴きながら、心の中にある大切な記憶をそっと温めてみてはいかがでしょうか?