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【稲垣潤一の名曲】クリスマスの定番曲からシティポップの人気曲まで一挙紹介

大学時代にバンド活動をスタートし、1982年のデビューを果たした稲垣潤一さんは、シティポップやAORシーンを代表するアーティストとして数々の名曲を生み出してきました。

優しく包み込むような歌声と繊細な音楽性で、恋愛の喜びや切なさを見事に表現し、多くの人々の心をとらえ続けています。

こちらの記事では、毎年クリスマスシーズンに流れるあの定番曲は勿論、アルバムに収録されているシティポップファンの間で語り継がれる珠玉の楽曲まで、稲垣潤一さんの魅力が詰まった曲の数々をご紹介します。

最近稲垣さんに興味を持ったという方もぜひチェックしてみてください!

【稲垣潤一の名曲】クリスマスの定番曲からシティポップの人気曲まで一挙紹介(11〜20)

夏のクラクション稲垣潤一

作詞を売野雅勇さん、作曲を筒美京平さんが担当した本作は、1983年7月21日に発売された5thシングルです。

富士写真フイルム「カセットGT-1」のCMソングに起用され話題となりました。

ひと夏の恋が終わり、もう一度彼女に会いたい思いがあふれる男性の切実な気持ちを表しています。

稲垣潤一さんの作品のなかでも、特に人気の高い楽曲の一つです。

いちばん近い他人稲垣潤一

大人の愛の葛藤と微妙な距離感を描いた楽曲で、タクシーを呼び別れを告げるまでの限られた時間を舞台として、近くにいながら他人のような関係のまま離れるべきか、それとも偽れない愛に正直になるべきか、主人公の揺れ動く心情が切なく響きます。

秋元康さんによる歌詞と西本明さんの編曲が生み出すボサノバ風のリズムやサックスの間奏が洗練された大人の雰囲気を醸し出していますね。

1990年4月のアルバム『Self Portrait』に収録され、同年5月に放送された日本テレビ系ドラマ『キスの温度〜いちばん近い他人〜』の主題歌として起用されました。

シティポップの香りを纏ったミディアムテンポのラブソングで、複雑な恋愛模様に共感する方や、大人のムードに浸りたい夜に聴いてほしい一曲です。

セカンド・キス稲垣潤一

稲垣潤一 – セカンド・キス (Official Music Video)
セカンド・キス稲垣潤一

大人の恋愛における揺れ動く感情を繊細に描き出した1991年4月の作品です。

甘美でありながら危うい「二度目のキス」をモチーフに、恋の陶酔と現実との狭間で揺れる心情が切々と表現されています。

秋元康さんによる歌詞は言い訳のきかない関係性へと踏み込む不安と期待を巧みに織り交ぜ、松本俊明さんが手がけた流麗なメロディーを萩田光雄さんの洗練されたアレンジが包み込む構成です。

アルバム『WILL』と同時発売された21枚目のシングルで、B面の『リワインド』は関西テレビ系番組のオープニングテーマに起用されました。

甘さと切なさが交錯する都会的なサウンドは、恋に迷いを感じているときや、大人の恋愛模様を味わいたいときにぴったりのナンバーです。

夕焼けは、君のキャンバス稲垣潤一

欲張りな女性が夕焼けを浴びながら虹を見たいとつぶやく様子からはじまる恋の物語です。

2016年12月にダイハツ・ムーヴキャンバスのCMソングとして起用された楽曲で、CMが放映されると問い合わせが殺到し、リスナーの強い要望を受けて配信という形でリリースされることになりました。

麻生哲朗さんが紡いだ歌詞は、夕焼けをキャンバスに見立て、表情や気持ちがコロコロと変わる恋人への切なさと願いをやさしく描いています。

ウォールサウンドと呼ばれる空間的な響きが甘く包み込むようなボーカルを引き立て、稲垣潤一さんならではの都会的なメロウさが心地よく広がります。

アルバム『HARVEST』にも収録されたこの作品は、ドライブの車窓から夕焼けを眺めるひとときにぴったりです。

悲しきダイヤモンド・リング稲垣潤一

1984年にリリースされたアルバム『Personally』の冒頭を飾るこの楽曲は、都会の夜景を思わせる洗練されたサウンドが魅力です。

売野雅勇さんによる歌詞では、本来は祝福の象徴である結婚指輪が、すれ違いや孤独を想起させる痛みの記憶へと転化していきます。

林哲司さんの手がけたメロディと編曲は、Aメロの陰影からサビの開放感へと展開するダイナミクスが見事で、青山純さんや美久月千晴さんら名手たちの演奏が都会的な情景を描き出しています。

アルバムはオリコン週間2位を記録し、1984年の武道館公演でも披露されるなど、稲垣潤一さんの代表的なレパートリーとして長く愛されてきました。

夜のドライブや秋の夕暮れどきにぴったりな、大人のシティポップです。

クリスマスキャロルの頃には稲垣潤一

稲垣潤一「クリスマスキャロルの頃には」
クリスマスキャロルの頃には稲垣潤一

冬の季節を彩る美しいメロディと、心に響く歌詞が印象的なこの曲。

愛のすれ違いや心の葛藤を、クリスマスキャロルが流れる季節を背景に描いた作品です。

1992年10月に発売され、稲垣潤一さんにとって10年ぶりの大ヒットとなりました。

CMソングやテレビドラマの主題歌として使用されるなど、メディアでも多く取り上げられた本作。

透き通るような美しい高音と、ドラムを演奏しながら歌う稲垣さんの姿を見られるのも魅力の一つです。

大切な人との関係に悩む方や、クリスマスシーズンに心温まる曲を聴きたい方にオススメの1曲ですね。

【稲垣潤一の名曲】クリスマスの定番曲からシティポップの人気曲まで一挙紹介(21〜30)

SHINE ON ME稲垣潤一

稲垣潤一 – SHINE ON ME (Official Music Video)
SHINE ON ME稲垣潤一

1990年3月に稲垣潤一さんが18枚目のシングルとしてリリースした本作は、桑村達人さんが作詞・作曲を手掛けたポップナンバーです。

潤むような午後の光に永遠を感じながら、大切な人への想いを率直に歌い上げる歌詞には、恋心が確信へと変わっていく瑞々しい感情が込められています。

イントロから広がる厚みのあるコーラスワークと、ギターのカッティングが織りなす都会的なサウンドが魅力で、稲垣さんのハイトーンボイスが映える仕上がりとなっていますよね。

アルバム『Self Portrait』のオープニングにも収録され、30周年コンサートではオープニング曲としても披露されました。

明るいメロディーラインとリゾートを思わせる清涼感が心地よく、前向きな気持ちになりたいときにぴったりの一曲です。