お正月の風習や1月ならではの文化について、知っているようで実は知らないことって意外に多いですよね。
おせち料理に込められた願いや鏡もちの上に乗っている果物の正体、お正月にやってはいけないことなど、1月には知っておくと会話が盛り上がる雑学や豆知識がたくさんあります。
そこでこの記事では、1月にまつわる一般向けの雑学&豆知識をたっぷりと紹介していきますね!
お正月に家族や親せきの方との団らんの席で、ぜひ話題にしてみてはいかがでしょうか?
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【一般向け】思わず誰かに話したくなる!1月の雑学&豆知識特集(1〜10)
タイでは年に3回お正月のお祝いをするNEW!
タイには三つのお正月があります。
まず、世界で共通して新年となる元日、つまり1月1日。
二つ目は、それとは別に東アジア近郊で祝われている春節。
多くの中国の方が故郷へ帰るのがこの春節で、ニュースでもこのときの大移動が取りざたされていますよね。
三つ目は日本にもある旧正月。
タイでは4月にあり、ソンクラーンと呼ばれています。
南北に縦に伸びている国ですので、地方柄というのも多少あるかもしれませんが、3回もお正月があるなんてなんだかうらやましいですね!
振袖はもともと未婚の女性が着るものだったNEW!
振袖、留め袖と袖の長さで何かを表現するなんて、粋といいましょうか、控え目な国民性を表しているといいましょうか、とても趣があるような気がしますね。
伝統的な考え方では、寝振袖は第一礼装として未婚の女性が身に付けるものとされていました。
最近では結婚後も振袖を楽しむ方はたくさんいます。
結婚していても、成人式で振袖を着ている人も。
袖が長いのは「厄を振り払う」「良縁を呼び込む」と信じられていたからだそうです。
いかにも昔ながらの風習といった感じですね!
毎年1月に東京でフットボールの大会が開かれるNEW!
アメフトファンの方ならすでにご存じのネタかもしれませんね。
新春に東京でおこなわれるフットボールの日本一を決める大会「ライスボウル」。
前年度の社会人No.1チームと大学生日本一のチームがガチンコで対決する由緒ある大会です。
社会人と大学生が戦うなら社会人の方が有利なのでは?
と思う方もいるでしょう。
たしかに、社会人チームの方が強いところもあるのですが、過去には京都大学や日本大学が社会人チームに打ち勝ったこともあるんですよ。
寒い1月、体から熱気が湯気となって出てくる、毎年壮絶な戦いが見られます。
アメフトに縁のない方もぜひチェックしてみてくださいね!
羽根つきの羽根にはもともとムクロジという植物が使われていたNEW!
デジタルの遊びが全盛期の今、お正月の風物詩の一つである羽根つきもあまり見かけなくなりました。
それでも年始のテレビ番組でタレントさんが羽根つきをして、負けた罰ゲームとして顔に墨を塗られて盛り上がっているのを見かけますよね。
あの羽根つきの羽根は鳥の羽根なのですが、本体の丸い部分にはその昔クロムジという植物の実が使われていたんですよ。
この実、固い皮をむいて中身だけを取り出し泡立てると、せっけんのようにもなるとか。
昔の人は何でも利用していたんですね!
香川県ではお雑煮にあんこ入りのおもちを入れるNEW!
お雑煮は、関西は白みそで関東はしょうゆ風味というのはよく知られていますよね。
ですが、関西でも大阪と京都では微妙に味が違うらしく、海岸沿いの町では薄いだし風味のお雑煮を食べる所もあるとか。
ちなみにおもちの形も、中部地方は角切りもち、九州は丸もちが一般的だとか。
あなたの街のお雑煮はどんなものでしょうか?
お国自慢ならぬお国の雑煮の話だけでも盛り上がりそうですね。
変わり種ですが、香川県ではあんこの入ったおもちがお雑煮に入っているとか。
おダシに甘いもち?
どんな味がするのか興味が湧きますね!
「一富士二鷹三茄子」には「四扇五煙草六座頭」という続きがある
新年を迎えてから最初に見る初夢、その年を健やかに過ごせるような吉兆が出てくるとうれしいですよね。
そんな初夢での縁起が良いものの定番といえば「一富士二鷹三茄子」ですが、あまり語られない「四扇五煙草六座頭」という続きがあります。
もともとはセットで語られていたものですが、前半が景色としてわかりやすいので、そちらが中心に定着していった印象ですね。
全体を含めて祝いやめでたさを象徴するものなので、縁起物としてしっかりとおぼえておくのがオススメですよ。
七草がゆの「すずしろ」とは大根のこと
人日の節句と呼ばれる1月7日に食べる七草がゆ、無病息災を願いつつ、お正月に負担がかかった胃を休める意味も込めた食べ物ですよね。
そんな七草がゆに使用する春の七草のうち、「すずしろ」と呼ばれているものは、大根のことをさしています。
汚れのない清白という意味も込めらた、消化を助ける効果や美肌の効果も持っているといわれる食材です。
七草の仲間が、その名のとおりに草が多いからこそ、この大根が満足感も与えてくれているような印象ですね。






