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【激しさと美しさの共存】日本のスクリーモ・ポストハードコアバンドまとめ

1990年代、エモやハードコアから派生した音楽ジャンルであると言われているスクリーモ。

叫ぶという意味のスクリームと感情的な物事を指すエモが混ざりあった言葉と言われていますね。

つまり、スクリーモを広く説明すれば、感情的でエモいと表現されるようなメロディにシャウトやグロウルなどの叫び声が加えられた音楽のこと。

しかし現在では、メタルコアやポストハードコアとも密接に関わって混ざり合い、その線引きは難しくなっているのが現状。

この記事では、そうした周辺ジャンルの文脈で語られるバンドも含め、かなり広義でスクリーモに分類されるバンドを紹介していきますね!

激しいシャウトが魅力のバンドや、そうした激しさの中に切なく美しいクリーンボーカルが混ざるバンドなど、それぞれのバンドの魅力をじっくりと味わってください。

【激しさと美しさの共存】日本のスクリーモ・ポストハードコアバンドまとめ(21〜30)

DESPERATENOCTURNAL BLOODLUST

NOCTURNAL BLOODLUST – DESPERATE (Music Video)
DESPERATENOCTURNAL BLOODLUST

2009年に東京で結成されたNOCTURNAL BLOODLUSTは、メタルコアとデスコアを基盤とするバンドです。

ビジュアル系の耽美な世界観を融合させた独自のスタイルで知られています。

2011年に二部作シングルで本格的な活動を開始し、アルバム『THE OMNIGOD』のような作品を制作。

ニューメタルやジャズの要素まで取り入れるなど、作品ごとに異なるアプローチを見せるのが魅力です。

2016年にはヨーロッパツアーを敢行し、国際的な評価も獲得。

激しいサウンドの中に光るテクニカルな演奏、美しい旋律をぜひ味わってみてください。

予襲復讐マキシマム ザ ホルモン

マキシマム ザ ホルモン 『予襲復讐』 Music Video
予襲復讐マキシマム ザ ホルモン

彼らの音楽をジャンルで分けることは非常に難しいが、メタル調の音楽とグロウルやスクリーチを取り入れたメロディーラインが、スクリーモシーンに影響を与えたのは確かだろう。

最初は英語のように聴こえるが、歌詞カードを見てみると笑劇を受けるフレーズが並ぶ独特の歌詞は今も健在だ。

THE TIME IS NOWROACH

疾走感あるリフ、効果音のように使うスクリーチ、曲中で変わるトーン。

一曲の中でさまざまな変化を見せられるのは楽曲のアイディアをいくつも持っているからである。

この変幻人材の音楽性こそROACH最大の武器と言えるのではないだろうか。

邦ロック好きなら誰でもハマれるキラーチューン。

KiLLiNG MESiM

SiM – KiLLiNG ME (OFFICIAL VIDEO)
KiLLiNG MESiM

全国のフェスに多数出演しており、今や知らぬ人は居ないトップアーティストSiMのキラーチューン。

メタルやパンク、レゲエにルーツを持つ楽曲で、クールでダンサブルな楽曲に仕上がっている。

この曲のイントロが始まった瞬間にフェス会場のボルテージは一気に最高潮となる。

HypocrisyC-GATE

C-GATE / Hypocrisy 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
HypocrisyC-GATE

東京を拠点に活動するC-GATEは、2012年に長野で結成されたポストメタルコアバンドです。

メンバーはボーカルのNaShunさん、ギター兼ボーカルのRyo Sakuraさん、ベースのJohnnyさん、ドラム兼ボーカルのHirokiさん。

デスメタルやハードコアの要素を獰猛に融合させた、重厚でテクニカルなサウンドが彼らの真骨頂とされています。

2016年に自主制作でアルバム『void』をリリース後、メンバーチェンジを乗り越え活動を本格化。

2022年3月には楽曲『Eat ’em all』が国内メタルトップソングチャートで1位を獲得するなど、確かな実績を積み重ねています。

妥協のない攻撃性と構築美を併せ持つサウンドは、本格的なメタルコアを求めるリスナーの心に深く突き刺さることでしょう。

The RevolutionUNDEAD CORPORATION

男声ボーカルのデスボイス、女性ボーカルのクリーンボイスの二頭立てで攻めるThe Revolution。

テレビ番組の主題歌にも抜てきされそうな安定感ある女性ボーカルの間で走るスクリーチがいいアクセントになって、ラウド系の音楽とうまくかみ合っている。

独特のメイクでビジュアルのインパクトもなかなか大きい。

アイビス午前四時、朝焼けにツキ

午前四時、朝焼けにツキ – アイビス [MV]
アイビス午前四時、朝焼けにツキ

新潟発、KIZUNA RECORDS所属。

このジャンルではバンド名に日本語を使う人が少ない中で、日本語の文章を使っている珍しいアーティスト。

歌詞も日本語を中心にして構成されていて、クリーンボイスとギターのリフで聴かせる耳なじみのいい構成を武器に、日本の音楽シーンに一石を投じる。