【ギタリスト編】ジャズセッション参加の手引き
「ジャズギターを始めて、スタンダード曲もある程度覚えてソロも弾けるようになってきた……」
すると、自宅でカラオケに合わせて弾くだけでは物足りなくなってきて、お店のセッションに参加したくなる人も多いかと思います。
でも、お店のセッションはなんだか怖い感じがするし、参加したくてもなかなか踏み出せないのではないでしょうか?
そんなお悩みをお持ちのあなたに向けて、セッションに参加するために押さえておくべきポイントを紹介しますね。
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注意するべきことは
テーマがちゃんと弾けない
個人的には別に気にはならないですが、中には気にする人もいますので、きちんと練習しておきましょう。
進行を見失う
知らない曲だと起こりがちなので、譜面をきちんと追う練習をしておきましょう。
また、覚えている曲であっても、保険として譜面を開いておいたほうが安全ではあります。
リズムがシャッフルになっている
ロックブルースのような、タッカタッカというリズムで8分音符を弾くのはやめましょう。
これはほかの演奏者から指摘を受ける可能性がけっこう高いです。
ソロが長い
自分が選曲した時はまぁ良いとして、ほかの人が選曲した時は、せいぜい3コーラスくらいでソロを終えましょう。
特に、難しくてロクに弾けない曲だったりした場合などは、いさぎよく1コーラスでソロを終わらせる勇気も必要です。
ピアノがいる場合のバッキング
ピアノと同時にギターでもバッキングをすると響きが濁ったり単純にうるさかったりするので気を付けましょう。
特に、ピアノソロの間はバッキングをしないのが無難です。
セッションで良い演奏をするには
これは結局慣れの部分が大きいところではありますが、セッションにおいて自宅で練習している時と同じクオリティの演奏をすることはそもそも不可能です。
冷静に考えてみると、家で良い演奏ができた時というのは、おそらく十分にウォーミングアップがされた状態で、同じ曲を何回か弾いた時なのではないかと思います。
セッションでは、立った状態で、ほとんど音を鳴らしていないまま曲が始まって、家とは違い周りの音量も大きく自分の音が聞こえにくく、1曲終わったらまた次の曲まで時間が空く……といった環境であるため、自宅の環境と比較するのが間違いであると言えます。
また、慣れの部分については心構えとして「行く気にならなくても行く」というのがけっこう大事になってきます。
前述の通り、セッションはうまく弾けなくて当たり前の環境なので、なかなか行く気になれなくなってしまいがち……。
しかし、例えば初心者セッションを毎月やっている店などがあれば、「行きたくなくても毎月必ず行く」という風にしてしまうのが良いです。
楽しいセッションができるよう、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ライタープロフィール
ギタリスト
Sudo Ryo
会社勤めをする傍ら、東中野にてギターレッスンを行っております。
ウェブサイト:http://srsguitar.blog.fc2.com/
YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UC2ofTDuQ0qKOtVtATlyznKw