KANの極上ポップミュージック&バラード&隠れた名曲
代表曲『愛は勝つ』で知られるシンガーソングライター、KANさん。
aikoさんやMr.Childrenの桜井和寿さんといったアーティストや著名人にも熱く支持されていて、彼の優しい歌声と心に染みわたる歌詞はたくさんのリスナーを勇気づけています。
そんなKANさんの素敵な楽曲を紹介していく記事です。
「いい歌」のイメージも強いKANさんですが、実はコミカルだったりおちゃめで面白い楽曲も多いんですよね。
何より聴いていて心がやすらぎます。
2023年11月に亡くなられましたが、KANさんの素敵な楽曲は僕たちの心に生き続けます。
最高のポップミュージックよ永遠に!
KANの極上ポップミュージック&バラード&隠れた名曲(11〜20)
バイバイバイKAN

15枚目のアルバム『よければ一緒に』に収録されている最高のバラード。
別れの曲はたくさんのアーティストがモチーフとするものですが、KANさんの「バイバイは永遠のさよならを意味する言葉じゃないんだよ」という解釈にはどこかホッとさせられます。
失恋やホームシックなど少し寂しいときに聴いてもいいと思います。
実はこの曲『バイバイバイ』にはスタジオレコーディングバージョンとライブバージョンがあるんですよ。
大きな違い、細かな違いを楽しむように2曲を聴き比べてくださいね。
愛は勝つKAN

50才代の方にはど真ん中の時代を象徴するメガヒット曲。
ご存じ、1990年にリリースされたKANさん8枚目のシングルです。
「愛に勝るものは何もない」とのストレートな歌詞は永遠を思えるもので、ファンならずともに聴き入る1曲。
その後も時代をこえてテレビやCMで流れ、歌われ続けています。
8センチCDシングルやカセットシングルで発売されたと記録も残っていますから時代を感じますよね。
『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』の挿入歌だったのですが、ど真ん中世代の方なら毎週観てました!という人も多い?
Tokyo LifeKAN

ちょっぴり冬の匂いも感じられるはかないナンバーで、1989年にリリースされた5枚目のシングル曲です。
マンガ『ツルモク独身寮』に歌詞がまるごと掲載されていたことがあり、マンガを読んでいた人もなじみがあるのではないでしょうか。
東京での一週間が描かれていて、上京経験があったり地方出身者の方はより感情移入してしまうと思います。
KANさんも福岡から上京して音楽を奏でていますよね。
慣れない毎日やうまくいかないもどかしさ、不安な気持ちに寄りそってくれる1曲です。
50年後もKAN

ピアノの柔らかな音色が耳に優しく響き、『50年後も』が奏でられると、心が穏やかになる感覚に包まれます。
KANさん特有の温もりを感じさせる歌声が、日常の喧騒を忘れさせ、しっとりとした時間を提供してくれます。
シンプルながら深い共感を呼ぶ歌詞は、じっくりと味わいたくなるような美しさです。
恋愛だけではなく人生の様々な場面で心強い存在感を放つこの曲は、聴く者の心の琴線に触れ、いつの日も色あせることのないメッセージを伝えます。
KANさんの音楽が胸に響き、心を豊かにしてくれることでしょう。
1989(A Ballade Of Bobby & Olivia)KAN

『愛は勝つ』と同じく、1990年リリースのアルバム『野球選手が夢だった』に収録された壮大なナンバー。
ゆったりとした序盤からアップテンポへと変わる展開に引きつけられ、心に残る長編の物語とともに描かれる別れた二人のそれぞれの道。
KANさんのていねいな歌と演奏がまた感動的でグッと染みるんですよね……。
まるで人生の波のようです。
きっと年を取れば取るほどこういった曲が染みてくるのでしょうね。
末長く聴き続けたい1曲です。