関西弁クイズまとめ。由来や例文も紹介!
関西出身のお笑い芸人の方も多いため、テレビを観ていてもよく耳にする関西弁。
「なんでやねん!!」「〇〇やん!!」など、特徴的な語尾やイントネーションはわかるものの、関西以外の方にとっては意味が通じない言葉もたくさんあるんですよね。
そこでこの記事では、関西出身の筆者が選ぶ、関西以外の方には難しい関西弁クイズをご紹介します。
記事は3択のクイズ形式で構成しており、由来や例文も紹介していきますので、ぜひ楽しみながらご覧ください。
中には関西の方でも若い世代ならわからない言葉もあるかもしれませんので、関西出身者の方もご覧くださいね!
関西弁クイズまとめ。由来や例文も紹介!(1〜10)
ほたえる

- ふざけて騒ぐ
- うろたえる
- 酔っ払って暴れる
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ふざけて騒ぐ
関西の方であれば、子供のころによく耳にした方も多いのではないでしょうか?
ふざけて騒いだり暴れたりすることを指す言葉で、関西のほか、西日本で使われている言葉のようです。
例文:「こらアンタ!!こんなところでほたえな!!」
きずし

- しめ鯖
- ちらし寿司
- 生姜
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しめ鯖
酢でしめた鯖のことを指す「きずし」の「き」は、漢字では「生」と書きます。
さらに「きずし」は鯖を発酵させる「なれずし」の手前段階であることから「生なれずし」と呼ばれ、そこから転じて「きずし」と呼ばれるようになったという説があります。
例文:「今日の夜はきずしで握り寿司作ろか」
なおす

- 片付ける
- 修理する
- 置く
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片付ける
なおすというと「治す」をイメージし、修理するという意味だと思った方も多いのではないでしょうか。
しかし、関西弁で片付けるを意味するなおすはもともとは「直す」と書き、元にあった場所に戻すといった意味に由来しています。
例文:「お皿洗っといたから、拭いてからなおしといて」
かしわ

- 鶏肉
- 紫蘇の葉
- イワシ
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鶏肉
関西では鶏肉のことをかしわと言います。
鶏の体色や肉の色が枯れた柏の葉のような茶色であることから、鶏肉のことをかしわと呼ぶようになったという説があります。
例文:「親子丼作るから、かしわ買ってきて」
テレコ

- 隣同士
- 互い違い
- 表裏一体
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互い違い
物流業界の業界用語として「Aに送る荷物をBへ、Bへ送る荷物をAへ送ってしまう」ことを「テレコ出荷」と呼びますが、関西では一般的に使われています。
互い違いという意味のほかにも、「逆」という意味でも使われます。
歌舞伎で2つの脚本を一幕ずつ交互に演じたことが語源とする説のほか、A面とB面を間違ってしまうということでテープレコーダーを省略した言葉という説もあります。
例文:「その置物、右と左をテレコにして」
いちびる

- 馬鹿にして笑う
- 調子に乗る
- 悪口を言う
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調子に乗る
いちびるという文字面だけではなんのことか想像も付きませんが、実はきちんと由来があるんです。
かつて市場での競りを仕切る人のことを「市振り」と言い、そこから転じて調子に乗ることや図に乗ることを「いちびる」というようになりました。
また調子に乗った人のことを「いちびり」と言うこともあります。
例文:「いちびったことばっかりしとったらあかんで!!」
いきしな

- 息継ぎ
- 天国に渡る
- 行く途中
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行く途中
漢字では「行きしな」と書くこの言葉、関西以外の方にはなかなか通じない言葉なんですよね。
「しな」という言葉には「〇〇する折り」「〇〇するついで」という意味があり、「帰る途中」という意味で「帰りしな」という言葉もよく使われます。
例文:「行きしなに飲み物買っていくわ」