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ひとりカラオケと大勢カラオケでは脳に与える影響が違うってほんと?

ひとりカラオケと大勢カラオケでは脳に与える影響が違うってほんと?
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ひとりカラオケと大勢カラオケでは脳に与える影響が違うってほんと?

ひとりカラオケと大勢カラオケでは脳に与える影響が違うってほんと?

ヒトカラという言葉ができるほど、1人でカラオケに行くということが一般化しましたが、ひとりカラオケと大勢カラオケでは脳に与える影響が異なることがわかりました。

今回は脳波の変動に注目してそれぞれどのような影響があるのかをまとめました。

カラオケをする環境による違い

脳波以前は、カラオケは、友達や家族で行って、ワイワイと楽しむものという傾向でしたが、最近は、1人専用カラオケができたこともあり、1人でカラオケに行くのが普通になってきています。

歌うという行為については、どちらも同じですが、大勢でカラオケに行った時と、1人で行った時とでは、脳にどのような影響の違いがあるのか?

面白いデータがありましたので、記事に書かせていただきます。

脳波の種類

ひとりカラオケをしている時

1人でカラオケしている時は、歌う前も歌った後も、α波は、ほぼ変動がなく同じくらいの値。

つまり、歌唱前後ともにとてもリラックスしている状態です。

また、β波は、歌った後に、数値が下がっています。

歌い終わった後は、緊張状態が緩和されているということです。

θ波は、歌う前よりも、歌った後に増加。

これは、ぼんやりして浅い睡眠状態に近くなっている証拠。

歌った後は、リラックスし過ぎてしまうようです。

興奮状態の値が上がらないので、歌い終わった後も、リラックス値との差が、あまり生まれないということだと思います。

大勢でカラオケをしている時

大勢でのカラオケでは、β波が、とてもよく出ていて、適度に緊張&興奮している状態になります。

β波が出ている時は、人は興奮してアドレナリンが出ています。

アドレナリンが出ると心拍数や血圧が上がります。

アドレナリンが多すぎると体に良くありませんが、適度なアドレナリンは、脳を活性化させます!

つまり大勢でカラオケに行った方が、脳の活性化には良いことをしているといえます。

また、α波も、歌い終わった後に増加しているので、発散やリラックス効果も、1人でカラオケに行くよりも、多く感じていることになります。

まとめ

ストレス発散を存分にしたいなら、1人でカラオケに行くよりも、大勢で行く方がよく発散できて、脳にも良い影響を与えることが分かりました。

確かに、1人でカラオケに行った場合、一見、大声を出して発散できているように感じますが、少し眠くなったり、テンションが下がる?ような、逆に落ち着き過ぎてしまう感覚があるような気がします。

やはり歌は人に聴いてもらい、聴いている人の反応が、歌っている人の心を和らげてくれるという効果があるのかもしれませんね。

ストレス発散には、ぜひ、大勢でカラオケに行ってみてくださいね!

ライタープロフィール

KAN

仙台のボイストレーナー

KAN

東京の大手ボーカルスクールや、横浜のR&B専門スクールの講師として生徒を育成。

喉の構造を、科学的視点から専門研究。

喉声を改善し、高音を楽に出す従来のボイストレーニングとは全く違うトレーニング法で多くの悩みを解決し、延べ300人以上の指導に当たる。

現在は、宮城県仙台で指導しています。

LOOSE VOICEでは、随時、体験レッスンを実施しております。

実際に、あなたの声を聞かせて頂き、アドバイスいたします。

また、出張レッスンも対応しておりますので、ご依頼頂ければ、あなたの街にもお伺いいたします。

ぜひ、あなたの夢を応援させてください。

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