6月には時の記念日や父の日がありますね。
時計モチーフの製作をして時間について学んだり、大切な人へのプレゼントとして時計を作ったりするのではないでしょうか。
子供たちの年齢によって取り組める作業が異なりますから、アイデア探しは重要。
そこで今回はおおよその対象年齢別に時計の製作アイデアを紹介します。
子供たちが新しい表現方法にチャレンジしたり、時計の仕組みについて理解したりと、製作を通して学べることがたくさんありますよ。
ぜひ製作活動に取り入れてみてくださいね。
子供たちが作ったものは作品として扱うため、文中では「制作」と表記しています。
【年齢別】時計の製作アイデアまとめ|時の記念日や父の日に(1〜10)
【3歳~】あじさいの振り子時計

梅雨の時期に大活躍のてるてる坊主の、振り子時計を作ってみてはいかがですか。
おもに牛乳パックと画用紙を利用して作れますよ。
あらかじめ牛乳パックの形を整え、画用紙を貼る作業は大人がやっておくとよいですね。
アジサイの花や葉っぱを飾る作業や、てるてる坊主を作る作業は子供が楽しみましょう。
一緒に作ることで時計や数字を考えるきっかけにもなり、ゆらゆらと揺れるてるてる坊主がキュートです。
何度も時計を見る習慣ができそうですね!
【4歳~】紙皿で作るくるくる針の時計

針がクルクル回るのが楽しい、紙皿で作る時計です。
時計を立てる土台は牛乳パックで作りましょう。
カッターを使ったり、難しいところは大人が手伝ってくださいね。
ハサミで手足の型を切ったり、好きな画用紙や折り紙をちぎって紙皿に貼ったりしていく作業は子供が楽しんでください。
丸シールに数字を書くのもできるようならチャレンジするといいですね。
ガチャガチャのカプセルとキラキラ折り紙を利用して華やかにしたベルや、モールで作る時計の針がポイントの、愛きょうのある時計くんの出来上がりです!
【0歳~】お花紙で作るカラフル時計

「時の記念日」の話から入り、かわいい花時計にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
用意するものは、紙皿、花紙、両面テープ、クレヨンなど。
紙皿の外側に沿って両面テープを貼ったり、紙皿の中心に穴を開けたりする作業は大人が担当しましょう。
花紙を丸めたり、ちぎったりしながら付けていく作業や、クレヨンで葉っぱに好きな模様を描く作業は子供が楽しんで。
時計を作ることで、「朝」「お昼ごはん」「お昼寝」など、時間の感覚を学ぶこともできそうですね。
【3歳】あじさいモチーフの時計

梅雨の季節にぴったり!あじさいをモチーフにした時計を作ってみましょう。
まずは長方形の画用紙をカットして、あじさいの花びらを作ります。
文字盤の紙を時計の土台に貼り付け、先ほどカットした花びらを文字が隠れないように貼ってください。
画用紙から切り出した大きな葉っぱを時計の裏に貼ったら、子供のおこなう工程はおしまいです。
あとは大人の方が、時計の針とつるす用のリボンをつけて完成させてくださいね。
文字盤は事前に用意しておきましょう。
時計の土台や葉っぱのカットは、時間があるなら子供に任せても良いかもしれませんね。
【3歳~】バブルアートで作るあじさいの時計

絵の具とシャボン玉液でバブルアートを楽しみましょう。
シャボン玉液は市販の物を活用してもよいですが、水5、食器用洗剤4、洗濯のり1の割合で混ぜると手作りできます。
シャボン玉液と絵の具を混ぜて色を作ったらストローで吹いて泡立て、画用紙にのせます。
乾くと泡の模様がきれいなアート作品に仕上がりますよ。
この画用紙をあじさいの花に見立て、うえから数字を書いた丸シールを貼ったり時計の針に仕上げた画用紙を留めたりすればあじさいの時計の完成です。
かわいいのでぜひ作ってみてくださいね。
【3歳~】紙皿を使ったカメの時計

3歳児さんでも気軽にチャレンジできる、紙皿で作る亀の時計です。
用意するものは、紙皿と糸、ボタン、画用紙で作った時計の針、亀のパーツ、数字のパーツ、絵の具、セロハンテープ、のり、穴を開けるキリなど。
数字は丸シールを利用してもいいですね。
穴を開ける作業は大人が担当し、子供には好きな絵の具で自由に色を塗ってもらいましょう。
大きな目のかわいらしい亀が親しみやすく、時計や数に興味を持つきっかけとしても利用できるのがポイントです。
【5歳】カエルとおたまじゃくしの時計

長針と短針がおたまじゃくしになっているのがかわいい、カエルの時計を作ってみましょう。
まずは画用紙をカットして、カエルの土台を作ります。
そこに目と手足を貼り付け、顔を描きましょう。
時計となる数字を書いた丸い紙をカエルのおなかに貼ったら、中心に穴を空けてください。
穴を空ける時は大人に手伝ってもらってくださいね。
折り紙で作ったおたまじゃくしの針を、Tピンで時計に固定したら完成ですよ。
時計の数字は下書きをなぞる形で、子供たちに書いてもらっても良いですね。