工藤静香の名曲・人気曲
独特のハスキーボイスと類まれな歌唱力で、日本の音楽シーンを彩ってきた工藤静香さん。
おニャン子クラブ出身ながら、ソロデビュー以降は「禁断のテレパシー」から始まり、「MUGO・ん…色っぽい」「恋一夜」「黄砂に吹かれて」など、次々と大ヒット曲を生み出してきました。
中島みゆきさんの紡ぎ出す珠玉の詩世界と見事に融合し、情熱的なロックサウンドから心揺さぶるバラードまで、多彩な楽曲で多くのリスナーを魅了し続けています。
工藤静香の名曲・人気曲(21〜40)
ぼやぼやできない工藤静香

1991年1月23日発売。
バラード系が続いた感じがしますが、久しぶりにパンチのきいたアップテンポの曲。
最高2位でしたが、セールスは30万枚を上回り32.4万枚。
「FU-JI-TSU」以降続いていたオリコン週間チャートの1位を逃してしまうのですが、この時の1位はKANの「愛は勝つ」でした。
徐々に90年代メガヒット連発の時代へと向かっていきます。
抱いてくれたらいいのに工藤静香

1988年3月2日発売。
シングル第三弾は前二作とはまったく違う雰囲気でバラード。
タイトルや歌詞にも驚かされましたが、この曲は歌唱力をアピールするに十分でした。
少なくとも他のおニャン子たちとは格段の差を感じさせました。
有線放送で上位にランクされ、単なるアイドルではないことを証明した一曲であるといえます。
最高3位でセールスは18.2万枚。
わたしはナイフ工藤静香

1993年6月2日発売。
「慟哭」路線の二番煎じのような曲。
タイアップがないせいもありますが、パンチが弱いというかインパクトも薄いです。
決して悪い曲ではないですが、カラオケでも歌いにくい感じで、この時代には受け入れられなかったかもしれません。
最高6位で18.7万枚。
メタモルフォーゼ工藤静香

1991年10月23日発売。
「嵐の素顔」や「ぼやぼやできない」のような曲調。
こういうパンチのきいた曲は聴いていて気持ちが良いです。
最高2位でセールスは44.0万枚。
この年の紅白歌合戦でも歌いました。
自身も出演していたフジ系のドラマの主題歌でしたが、音楽番組が消えた90年代はドラマやCMのタイアップが欠かせなくなります。
雪・月・花工藤静香

1998年2月18日発売。
フジテレビの金曜日の2時間ドラマのテーマとしてエンディングに使用されていました。
作詞・作曲は中島みゆきで楽曲の完成度は高いですが、タイアップだけでは売れなくなってきている時期でもありました。
最高23位で8.9万枚。