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【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト

ギブソン社のレスポールは、フェンダー社のストラトキャスターと並び、エレキギターの代表的モデルとして世界中で愛用されています。

元々はその名を冠されたレス・ポールさんというジャズギタリストのアーティストモデルですが、楽器としての構造や搭載されているハムバッカーと呼ばれる高出力のピックアップが、ロック系のオーバードライブサウンドと相性が良く、その魅了から使用するギタリストも少なくありません。

最初の製造は1952年であり、半世紀以上経った2020年代の現代からすれば、少し”古めかしい”ルックスに映るかもしれませんが、同時に”これぞエレキギター”といった風格も感じます。

そんなレスポールを愛用していることで有名なギタリストをピックアップしました。

【王道ギターの風格】レスポールを使用するギタリスト(21〜40)

Matthew Kiichi Heafy

Trivium – The Sin And The Sentence [OFFICIAL VIDEO]
Matthew Kiichi Heafy

山口県出身で、メタルバンドTriviumのギタリストのMatthew Kiichi Heafyさん。

Gibson傘下のEpiphoneから7弦レスポールのシグネイチャーモデルを出しています。

最近はピックアップまで白いレスポールを愛用しているのですが、肩への負担軽減のためにストラップを両肩に掛けています。

Twitchでゲーム実況やギター練習の様子なども配信しており、ファンとの交流を深めている親しみやすいオジサンです。

Neil Westfall

A Day To Remember – All I Want (Official Video)
Neil Westfall

フロリダの大人気ポップ・パンクバンドのA Day to Remember。

ギタリストのNeil Westfallさんは熱心なレスポールファンとして知られています。

ESPから自身のシグネイチャーモデルが出ているのですが、白のボディにゴールドパール、そしてワンハムバッカーにボリュームノブのみという漢の仕様。

00年代から活躍するバンドのギタリストとして、いまのキッズたちに大きな影響を与えています!

Matt Pike

Sleep – Dragonaut [Official Video]
Matt Pike

ストーナーロックのレジェンド、Sleep。

2018年の初頭に久々に来日したことで記憶にも新しいバンドです。

積み上げられたアンプによる、見掛け倒しではない本当の爆音が彼らの特徴。

レスポールのトラディショナルな見た目が似合う男はそうそういません。

Björn Gelotte

COFFEE WITH OLA – Björn Gelotte of In Flames
Björn Gelotte

スウェーデン出身のメタルバンドIn Flames。

メロデスといえば彼らが思い浮かぶ人も多いはず。

ギタリストのビョーンさんはトラディショナルな見た目のレスポールを好んで使い続けていることで有名。

ドロップA#にセッティングされたレスポールから出される分厚いサウンドは最高です!

Uchino

COFFINS – Live at Hellfest 2015 – [PRO – SHOT] – (2015.06.20) HD
Uchino

1996年から活動する東京のドゥームレジェンド、Coffins。

サングラスにレスポールがアイコンのギタリストUchinoさんの、3音下げチューニングのファットなサウンドが特徴です。

海外からの評価もとても高いです。

こちらの映像は、2018年にベルギーの有名なフェスに出演した際のもの。

彼のアーミングプレイは必見!

おわりに

レスポール愛用する代表的なギタリストをピックアップしました。

音の太さ、伸び、甘くもエッジィにもこなせるトーンなどのレスポールの魅力を、自身の演奏スタイルにうまく合致させていますね。

また、楽器としては指板の間隔は短いながら高音部がネックが分厚く弾きづらい点もあり、テクニカル系よりもエモーショナル系のロックギタリストに好まれているようです。

レスポールは「スタンダード」「カスタム」を主流とし、「スペシャル」や「ジュニア」等派生的なモデルもいくつか存在し、ルックスもサウンドもそれぞれの特徴があります。

それぞれの違いに注目してみるのも、ギター好きには面白い見方です。